また一緒に仕事をしたいと思われる俳優になりたい

松山ケンイチ!東京と田舎の二拠点生活を決めた理由

公開日:2022/05/21

更新日:2022/05/28

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映画「大河への道」に出演している松山ケンイチさん。現在、プライベートライフを地方で送りながら、俳優活動をしています。「なぜ地方暮らしを選んだのか?」ライフスタイルについて聞きました。

松山ケンイチ!東京と田舎の二拠点生活を決めた理由

3年前から二拠点生活!家族みんなで地方暮らし

――松山さんは現在、地方暮らしをされていますよね。東京と地方を行ったり来たりする生活だと思いますが、そのきっかけは?

松山ケンイチ!東京と田舎の二拠点生活を決めた理由

松山ケンイチさん(以下、松山ケンイチ)
地方で、畑を耕したりしながら暮らして、大自然の中で得られるものを家族と共有したいと思ったからです。約3年前から暮らしていますが、やはり子どもの存在が大きいですね。

自然の中で暮らして、いろいろな刺激を受けたり、いろいろなことを感じたりしてほしかった。スポンジのように、素直に吸収できる小さなうちにその経験をさせたかったんです。

東京暮らしをベースに成長してから田舎に行くのと、小さなうちから行くのとでは、子どもたちが受ける影響の大きさが違うと思うんですよ。あと、自分自身もどんなふうに変わっていくのか、感性の変化を知りたかったというのも理由の一つとしてあります。

――東京で仕事、地方で家族との生活というライフスタイルにしたことで、松山さんの俳優としての活動や芝居への向き合い方に変化はありましたか?

松山ケンイチ
俳優の仕事をしていると、その世界に引きこもっていく感覚に陥るんです。

自分を深掘りしていく感じですね。どんどん深く深く掘り下げていくんですが、僕は自分の殻の中で掘り下げていくよりもっと視野を広くして、さまざまな視点を持ったり、自分を俯瞰で見たいと思ったんです。

演じるキャラクターをいろいろな角度で見るためには、東京で暮らすよりも、大自然の中に自分を置いた方がいいんじゃないかと。

さまざまなキャラクターを演じるために効果的だと思いましたし、実際にいい状態で芝居と向き合うことが出来ているので良かったと思っています。

また一緒に仕事をしたいと思われる俳優になりたい

松山ケンイチ!東京と田舎の二拠点生活を決めた理由

――出演作が続き、お忙しいと思いますが、家族で決めたルールなどはありますか?

松山ケンイチ
両親が二人とも家にいない状況を作らないことですね。

親にとっても子どもといる時間は勉強になりますし、母親と父親、それぞれにしか教えられないことってあると思うんです。お互いに仕事ばかりの毎日にならないようと思っています。

――公私ともに充実されているようですね。仕事でのポリシーや演じる役を決める基準はありますか?

松山ケンイチ
スタッフと都度相談しながら決めています。僕は、一度仕事をした方から「また松山ケンイチと仕事がしたい」と思ってもらうことを目指しています。そう思っていただけることは、役者として幸福なことです。今回の映画「大河への道」も中井貴一さんから声をかけていただき、本当にうれしかったです。

自分にできることを探し続ける人生

――最後に映画「大河への道」を楽しみにしている読者にメッセージを

松山ケンイチ
人間は、自分の寿命から逆算して人生設計をするようなところがあると思うんです。

でも「大河への道」の伊能忠敬は、50代から大きな仕事をスタートさせた人で、それもゴールが見えない中を突き進んでいった勇気ある人物です。

僕も忠敬さんのように、自分のできることを探し続けたいと思いますし、みなさんもそんな男の人生と彼を全力でサポートし続けた仲間たちの姿を楽しんで観ていただけたらと思います。

松山ケンイチ(まつやま・けんいち)

1985年青森県生まれ。2002年、ドラマ「ごくせん」(日本テレビ)で俳優デビュー。
映画「男たちの大和/YAMATO」(05年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。人気漫画の実写映画化「デスノート」シリーズ(06年)で天才探偵Lを演じてブレイク。以降、映画、ドラマを中心に幅広く活躍。
ドラマではNHK「こもりびと」(20年)、TBS日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(21年)など。
映画では「BLUE/ブルー」(21年)、「ノイズ」(22年)など。「聖の青春」(16年)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。
公開待機作に「川っぺりムコリッタ」(22年9月)、「ロストケア」(23年)がある。

「大河への道」

(2022年5月20日公開)
原作:立川志の輔「伊能忠敬物語−大河への道−」
監督:中西健二
脚本:森下佳子
出演:出演:中井貴一 松山ケンイチ 北川景子 ほか
衣装=ベスト3万6300円、パンツ3万5200円(全て税込み)/ともにマーカ(パーキング)、シャツ参考商品/ジョセフ アブード(オンワード樫山)


取材・文=斎藤香 写真=中村好伸 スタイリスト=五十嵐堂寿 ヘアメイク=勇見勝彦(THYMON Inc.) 編集=鳥居史(ハルメクWEB) 

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ハルメクWEB編集部

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