ミニスカート&ショートカット女王!現在の姿は

ミニスカ伝説のモデル!ツイッギーは今何してる?

公開日:2021.05.17

ツイッギー(Twiggy)は1960~70年代に一世を風靡したモデル。世界中でミニスカートやショートカットブームの火付け役となり、以降のファッショントレンドに大きな影響を与えました。70代になった現在はいかに?意欲的に活動する姿に迫ります。

伝説のモデル「ツイッギー」とは?

伝説のモデル「ツィッギー」とは?

「ツイッギー(Twiggy)」(本名:レズリー・ホーンビー)は、英国人のモデル兼女優。「歴史上で最も影響力を持つモデル」の一人だと言われています。

そんな彼女が日本で旋風を巻き起こしたのは1960年代後半のこと。

英国発のバンド「ビートルズ」人気が過熱していた頃、英国から来日した小枝(twiggy)のように華奢でミニスカートのよく似合う彼女は、日本で大人気に。ミニスカートブームをもたらし、1970年代にかけて日本のファッション業界に影響を与えました。

ツイッギーが初めて来日した10月18日は「ミニスカートの日」となり、かつてのブームの名残をとどめています。

「ハルメク」読者の中にも、ファッション雑誌やニュースを通じてツイッギーのコーディネートに影響を受けた方もいるかもしれませんね。

2019年に「大英帝国勲章」叙勲…純白コーディネートで出席

さて、日本では一過性の「ブーム」のように語られがちなツイッギーですが、英国では50年にわたってファッション業界に多大な影響を与え続け、71歳となった現在も意欲的に活動しています。

ファッション業界や舞台芸術分野における長年の功績に加え、自身のチャリティー活動が評価され、2019年には大英帝国勲章(DBE)を受勲しています。

バッキンガム宮殿でチャールズ皇太子から勲章を受け取った日には、純白のテーラードスーツにシルクのベスト、深紅のネイルとファシネーター(装飾度の高い帽子のようなもの)というシックないでたちで登場。年を重ねた肌にこそ映える全身ホワイトのコーディネートに身を包んだ彼女は、まるで一輪の百合のように内側から輝くようなオーラを放っていました。

ツイッギー公式インスタグラムや音声番組で活躍中!

ツィッギー公式インスタグラム
ツィッギー公式インスタグラムより

2021年現在は、インスタグラムのアカウントに私生活の写真を定期的に投稿しています。テーラードジャケットにパンツ合わせる普段着スタイルを好んでいるようで、カジュアルとトラッドがミックスした雰囲気は洗練されています。

また、自身が司会を務める音声番組『tea with Twiggy(ツイッギーとお茶を)』ではエンターテイメント業界のゲストを招いて、毎回軽快なトークを繰り広げています。自分とは異なる年齢のゲストともすぐに打ち解け、楽しく会話をする様子は、ポッドキャスト(インターネットの音声配信)で配信されています。

『tea with Twiggy』は、日本でも試聴可能。家事をしながらラジオ代わりに聞いてみてもいいかもしれませんね。

プライベートは「孫ラブ」のおばあちゃんの顔も

2019年に「大英帝国勲章」叙勲…ツイギ―

ちなみに、ツイッギーは、孫のいるおばあちゃんでもあります。

英国のウェブメディア『hellomagazine.com』の取材に対して、孫のことを「こんなに愛おしいなんて想像もつかなかった」と語っています。その溺愛ぶりを見て、彼女の夫は冗談で「孫娘を得て、妻を失った」なんて言っていたそう。

娘のカーリー・ウィットニーさんによれば、子育て期に自分のためにたくさんの服を手作りしてきたツイッギーは、孫娘のためにも服を仕立ててくれたとのこと。なんともうらやましいお孫さんです。きっと小さな頃からファッションの感度が磨かれているのでしょうね。

ティーンエイジャーからファンレターが届くことも

ツィッギー

十代の頃は、モデルとしては背が低く成功は難しいと言われていたツイッギー。髪をバッサリと切って自分の個性を確立したことで道が開けたと自身のキャリアを振り返っています。

70代になっても無理な若作りをすることなく、自分が心地よくいられるファッションに身を包み「自分のスタイル」や「心地の良い会話」を発信している彼女のもとには、今でもティーンエイジャーからファンレターが届いているようです。

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■参考サイト■

北川和子

家族・家に関心を持つライター。会社員時代には海外営業・カタログ翻訳を担当。筋トレ記事や美容記事も多く手掛けおり、様々なフィットネス法を試している。東京外国語大学卒。

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