岩田剛典！ソロ活動を望んだ本心と一線を越えたい想い

ハルメク365編集部

公開日：2022.02.15

更新日：2022.02.27

三代目 J SOUL BROTHERSやEXI LEのパフォーマーで、人気俳優でもある岩田剛典さんに、最新出演作Netflix「金魚妻」や、ソロ活動「Be My guest」についてインタビューします。

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三代目やEXILEだけじゃない！ソロ活動の裏側
仕事の失敗は仕事で挽回するのみ
コロナ禍で始めた「新しい趣味」に没頭
年齢を重ねた女性の魅力は「経験の豊富さ他人への優しさ」
自分を成長させてくれたソロアーティスト活動
自分に正直に責任を持って生きていきたい

三代目やEXILEだけじゃない！ソロ活動の裏側

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEやEXI LEのパフォーマーで、人気俳優でもある岩田剛典さん。

最新出演作は、人気コミックを映像化したNetflix配信のオリジナルシリーズ「金魚妻」。篠原涼子さん演じる人妻のさくらが、岩田さん演じる春斗と出会い、一線を超えてしまうという禁断のラブストーリーです。

また、岩田さんは2021年、シングル「korekara」で歌手デビューを果たし、ソロプロジェクト「Be My guest」も開始。今後の活躍に期待がかかる岩田さんの今に迫ります！

仕事の失敗は仕事で挽回するのみ

――篠原涼子さん演じるヒロインのさくらを受けとめる春斗のせりふにキュンキュンしましたが、岩田さんは演じてみていかがでしたか？

岩田剛典さん（以下、岩田剛典）
せりふは全体的にキザですよね（苦笑）。カッコイイけど、僕自身はあそこまではできないかなと。ああいうせりふが自然と言えたらいいなとは思いました。

――さくらは美容師の仕事を諦め、夫のモラハラやDVに苦しんでいましたが、岩田さんご自身は、人生における挫折や仕事での失敗などで、つらい思いをされた時はどんなふうに乗り切りますか？

岩田剛典
自然がもたらしたものや、人の死など、自分でどうすることもできないうつらい出来事は別として、仕事の失敗に関しては悩んでもしょうがないから、反省して改善点を直すことしかないかと。自分で「よし！これで取り返せたぞ」と思えるメンタルになるには、たぶんもう一度同じことに挑戦し、結果を出すしかないと、個人的には思っています。

コロナ禍で始めた「新しい趣味」に没頭

――本作は「一線を超えた妻たち」を描きますが、ご自身が一線を超えてみたいと思うことは？

岩田剛典
いっぱいありますが、ゴルフでしょうか？そろそろ年齢的にもやっておいたほうがいいとみんなに言われますが、なかなかその一線を越えられなくて。朝も早いし、面倒になって重い腰が上がらないから、何かきっかけを作って、今年こそは始めたいとも思っています。

――以前のインタビューで、30代に入ってから趣味を見つけたいと言われてましたが、何か始められましたか？

岩田剛典
見つかりました！今、油絵などいろいろな絵を描いてます。アートは昔から好きでしたが、コロナ禍で家に居る時間ができたことが大きなターニングポイントとなりました。何も考えずに没頭できるところがいいですね。

――コロナ禍では心が沈んでしまうことも多いと思いますが、岩田さんはどんなふうに過ごしていましたか？

岩田剛典
僕はコロナ禍で何回頼んだかわからないほどUber Eatsにお世話になりました。ラーメンとかハンバーガーとかジャンクなものが多かったですが、一番多く頼んだのは実はコーヒーです。食欲が落ちることもなかったですが、家に居る時間が長すぎて少し運動不足になってしまいました。

年齢を重ねた女性の魅力は「経験の豊富さ他人への優しさ」

――岩田さんが憧れている先輩俳優を教えてください。

岩田剛典
今回共演した安藤政信さんは、超カッコいいと思います。どの作品を見ても存在感があるし、優しくて楽しい方で、声も素敵。一匹狼のような雰囲気が特にカッコいいですね。今回、共演シーンがたくさんありましたが、一緒にお芝居するのがとても楽しかったです。

――では、年を重ねた女性の魅力はどんなところに感じますか？

岩田剛典
やはり人生経験が豊富なところじゃないでしょうか。生きてきた時間の分、どんどん人に優しくできるようになるから魅力的だなと思います。

自分を成長させてくれたソロアーティスト活動

――2022年、やってみたいことがあれば教えてください。

岩田剛典
2021年からソロアーティスト活動を始めたので、今年はコロナが落ち着いて全国ツアーという夢を叶えられるようにがんばりたいです。

――ソロアーティスト活動「Be My guest」を始めたきっかけは？

岩田剛典
自然な流れでした。年々、俳優としていろいろな作品に出演させていただく機会が増えていくン中で、作品で僕のことを知ってくださった方が多くなりました。でも全員が全員、グループのライブ会場まで足を運んでくださるわけではなかったので、僕個人がそういったイベント興行をすることで、僕の表現を楽しんでいただける場所というか受け皿が作れたので、そこはすごく良かったと思います。

――「Be My guest」を進めていく上で、怖さなどは感じましたか？

岩田剛典
もちろん怖さはありましたが、それよりも挑戦したいという気持ちのほうが強かったです。何よりも僕を応援してくださる方々がめちゃめちゃ喜んでくれたので、やれて良かったです。おそらく今までの活動の中で一番喜んでくれたんじゃないかと。なぜ今までやらなかったんだろうとも思いましたが、それだけ時間がかかったということです。逆に時間をかけたからこそ実現できたのかなとも思います。

自分に正直に責任を持って生きていきたい

――セルフプロデュースする上で、何か気をつけていることはありますか？

岩田剛典
嘘が好きじゃないので、正直に話すことを心掛けています。

――「Be My guest」をやってみて、ご自身の変化などは感じましたか？

岩田剛典
役者としての影響はなかったですが、人としてはめちゃくちゃ得るものが多かったと思います。プロデューサー的な立ち位置なので、自分が動かないと何も決まらないし、失敗したら責任を負うのも自分。だから、そういう意味で、人として成長できたかなと思います。

プロフィール

岩田剛典（いわた・たかのり）

1989年3月6日生まれ、愛知県出身の俳優、パフォーマー。三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマーとして2010年にデビューし、2014年にEXILEに加入。俳優としても活躍し、2016年映画初主演作「植物図鑑運命の恋、ひろいました」（16）で、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞などを受賞。主な映画出演映画に、「HiGH&LOW」シリーズ（16／17年）、「パーフェクトワールド君といる奇跡」（18年）、「去年の冬、きみと別れ」（18年）、「名も無き世界のエンドロール」（21年）など。今後も「ウェディング・ハイ」が3月12日（金）に公開予定、「死刑にいたる病」が5月6日（金）に公開予定。TVドラマでは「シャーロック」（19年）などに出演し、映画「バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版」が6月17日（金）に公開予定。