「置かれた場所で咲きなさい」の精神で暮らしたい

女優・坂井真紀!50代からポジティブな諦めのススメ

公開日:2022/04/24

更新日:2022/04/29

3

Amazon Originalクッキング・リアリティ番組「ベイクオフ・ジャパン」でホスト役に初挑戦している坂井真紀さん。女優のお仕事や、ライフスタイルについてお話を伺いました。

50代になって知った「ポジティブな諦め方」

―坂井さんは22歳でドラマデビューして以来、現在まで第一線で活躍されていますが、年齢を重ねていき、演じる役の変化や演技の変化など、感じることはありますか?

坂井真紀さん(以下、坂井真紀)
そうですね、50代に入り、役者として求められていることが変わってきましたし、自分の意識も変わったと思います。
 
自分が演じる役にどう向き合うかということばかりでなく、出演する作品の中で、自分の存在が、作品をよりよくする一部分であればいいな思うようになりました。役者としていろいろな経験を積ませていただいてきたからこそ、作品の役に立てる役者でいたい、そうならなければいけないと思うようになりました。
 
あと、必然的にお母さん役を演じることも増えました。でもまだまだ「次はどういう役が来るかな」と、これまで演じたことのない役に挑戦できることはとても楽しいですし、まだまだ成長していかねばという緊張感もありますね。
 

―坂井さんは、とても自然体ですね。ナチュラルに生きている感じがします。

坂井真紀
いい意味で「諦めること」を知りました。それはネガティブな諦めではなく、ポジティブな諦め方です。自分自身を知っているからこそ「これ以上、こだわっても前に進めない」とわかったら諦めて、そこから前に進んでいく。そこが若い頃との違いですね。

寝る前はアロマでリラックス!スマホは禁止!

―健康は意識しますか? 50代は更年期も心配のタネですよね。

坂井真紀
おかげさまで私はすごく丈夫で、更年期の不調も意識したことがないです。ただ、やはり疲れやすくなったので、睡眠を大事にしています。理想の睡眠時間は7時間。リラックスのアイテムはアロマをたくこと。あと寝る前はスマートフォンを見ないようにしています。

日中は、仕事の連絡が入ったりするので見る機会が多いのですが「寝ながらスマホ」とか絶対にしません!

―美容面では何か気を付けていることはありますか?

坂井真紀
保湿をしっかりすることと、水を飲むことです。肌はシートパックで外から保湿して、体は、水分補給をして中から潤すことを意識しています。

やはり年齢とともに代謝も悪くなっているので、水を飲んで代謝を促していくことが大事かなと。子どもがいるので、なかなか自分に手をかけられないのですが、やはり人前に出るお仕事なので、お肌の状態くらいはよくしておきたいですね。

―「ベイクオフ・ジャパン」では、坂井さんのファッションも素敵でした。鮮やかな色の上品な着こなしは参考になります。ファッションの好みは変化しましたか?

坂井真紀
年齢とともに体型も変わってくるので、似合う服も変化していきますね。若い頃みたいに「着たい服を着る」という気持ちはなくなり、デザインなどよく見るようになりました。この襟のあき具合は、今の自分にはマイナスかなと考えたり、あと子どもと一緒に出掛けるとき、あまり奇抜にならないような色やデザインにしようと意識したり、そういうふうに変わっていきました。

「置かれた場所で咲く」ことを大切に

―坂井さんと同世代の50代女性にメッセージを送るとしたら、どんな言葉をかけますか?

坂井真紀
私も自分自身に常に言い聞かせていることなのですが、人と比べずに、自分に起こることをきちんと受け止めることが大切だと思います。「置かれた場所で咲きなさい」(ノートルダム清心女子大学のシスター、渡辺和子氏の言葉)をいつも胸に置いています。

私もみなさんと一緒で、将来のことが不安になることはありますが、そういうときは、自分を褒めてあげたり、楽しいことを考えたりするといいですよ。

「自分はこれができる!」「こんなにラッキーなことがあった」と、幸運を数えながら、自分にとって良いこと、うれしいことを考えながら生活すると、気持ちがどんどん上がっていきます。

―ネガティブにならないことが大切ですね。

坂井真紀
物は考えようで、つらい状況になったとしても、きっとそれは自分にとって意味のあることだと思うんですよね。だから一歩一歩、前を向いてハッピーなことを考えながら、自分を褒めながら生活していく。そうすれば日々の生活が楽しくなっていくのではないでしょうか。

坂井真紀(さかい・まき)

東京都出身。1992年、TVドラマ「90日間・トテナム・パブ」(フジテレビ)主演で女優デビューし、数々のドラマや映画で活躍。映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(2008年)で第18回日本映画批評家大賞助演女優賞、第23回高崎映画祭特別賞を受賞。舞台作品への参加も多く、劇団☆新感線やナイロン100℃の公演に参加。最近の出演作品に映画「痛くない死に方」(2020年)「はるヲうるひと」「鳩の撃退法」「燃えよ剣」(2021年)など。現在放送中のNHK BSプレミアム「コズミックフロント」ではナレーションを担当。

「ベイクオフ・ジャパン」シーズン1

 配信開始日:2022年4月22日(金)、29日(金・祝)に4話ずつ配信、全8話
出演:鎧塚俊彦/石川芳美/坂井真紀/工藤阿須加
(C)2022 Amazon Content Services LLC All Rights Reserved

取材・文=斎藤香 写真=泉三郎 編集=鳥居史(ハルメクWEB) 

■もっと知りたい■

坂井真紀!ベイクオフジャパン涙の理由

平野レミ、最愛の夫との死別…

篠原涼子!年下男性の魅力と「禁断の愛」

氷川きよし!自分に正直に生きる理由

  1. YOUに聞く!人生後半を楽しむには?
  2. 黒木瞳!老化は怖がってもいい!
  3. 中山美穂のキレイの秘密は
  4. 松嶋菜々子!女優業と母親業を両立する秘訣
  5. 安田成美!外見ではなく内面を育てた
  6. 高畑淳子!大人こそ恋愛や人生を楽しんで
  7. 戸田恵子!アンパンマンから吹替まで声の誇り
  8. 大沢たかお!俳優人生を見直す2年の休業
  9. 板谷由夏!焦りを経て気づいた自分らしさ
  10. 熊谷真実!18歳年下夫との幸せライフの秘密
  11. 元・宝塚トップ真飛聖!遅咲きの女性を楽しむ
  12. 松雪泰子!運動とグルテンフリーを続ける
  13. 永作博美!ストレス解消術は〇〇?
  14. 室井滋!大人になって知った故郷の魅力
  15. 夏木マリの暮らし!格好良いスタイルの源
  16. 富司純子!女優業のこだわりと暮らし
  17. 国生さゆり!乃木坂46遠藤さくらの母に
  18. ミニスカ伝説!ツイッギーは今何してる?
  19. 松下由樹!葬儀社の役作りで気付いた終活
  20. 寺島しのぶ!息子の歌舞伎界デビュー
  21. 風吹ジュン!人生は飽きてもいい
  22. 鈴木保奈美!女優史上一番のダメ女を演じ
  23. 高岡早紀!魔性の女の素顔は……かなり
  24. 高島礼子!看護師&娼婦のキリスト教徒を演じ
  25. 沢口靖子!実は体育会系でおっちょこちょい

ハルメクWEB編集部

雑誌「ハルメク」の公式サイト。50代からも輝く女性の毎日を応援する、暮らしや美容に役立つ記事をお届けします。 無料会員登録をすれば、会員限定記事へのアクセスや豪華プレゼント応募などの特典も!

この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ