
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
更新日:2022年05月19日 公開日:2022年05月15日
演技・料理・カメラ・体づくり…すべてに全力投球
映画「おいしい給食 卒業」の主演・市原隼人さん。給食に情熱を注ぐ教師役を熱演していますが、プライベートでは料理にハマっているそう。一度ハマると本格的に追及していくという市原さんの趣味、そして俳優としてのキャリアについてお話を伺いました。
――市原さんは映画「おいしい給食 卒業」の中の給食のように、情熱を傾ける世界はありますか?
市原隼人さん(以下、市原隼人)
僕はやはり芝居です。11歳でスカウトされ、13~14歳くらいで俳優デビューしたので、役を演じている時間が長いんです。役者は感情が商売道具なので、役をいただいたら、もうそのことしか考えられなくなる。人生の3分の2くらい、私生活でも役のことを考えているので、少し寂しいと感じることもあります(笑)。
芝居は好きとか嫌いの領域を超えて、とりつかれていると言ってもいいかもしれません。応援してくださる方から「演技を見て、元気もらいました」などのお声をいただくと、本当にうれしいですし、演じ続けることが応援してくださる方への恩返しだと思っています。
――10代の頃から、ずっと役者道を貫かれているので、もはや天職なのでは?
市原隼人
天職かどうかわからないのですが、若い頃は、この仕事に反発していた時期もあります。撮影現場に行きたくなくて、マネージャーが車から出た途端にドアを閉めて、車中に引きこもって「現場に行きたくない」と反抗したりして(笑)。
当時はまだ子どもだったので、友達はみんな遊びに行っているのに「自分だけ、なんで朝から仕事しなくちゃいけないんだ」と思ったり。そんなヤンチャな自分でしたが、素敵な現場やスタッフさんに恵まれたので、今も役者の仕事ができているんだと思います。
――今30代ですが、年齢を重ねて演じたい役やオファーされる役が変わってきたなど、変化を感じることはありますか?
市原隼人
年齢によって役に変化があるというより、役には期限があると思います。体を使った技術を要するアクションは、年を重ねていくと体力もなくなっていくので厳しくなります。本格的なアクション作品に出演したいので、そろそろ年齢的にギリギリだと少し焦りを感じています。
スタントなしで、誤魔化しのない限界アクションに挑戦したいとずっと思っているのですが、なかなか、そういう作品にご縁がなくて……。やるとなったら、中途半端はイヤなので、しっかりとトレーニングを積んで、自分の力が尽きるまでフルに出し切り、演じたいです。
――映画「おいしい給食 卒業」では、給食をおいしそうに食べるシーンが印象的ですが、自分でも料理はされるのですか?
市原隼人
料理は大好きです。マイ包丁を8本持っていまして、朝、築地に行って魚を仕入れて捌いて、なめろうやお刺身を作ったり、お吸い物を作ったりしています。料理をすることで、人間は栄養を吸収して、寿命も延びていくと思うので、料理は素晴らしい。料理しないなんてもったいないと思うくらいです。
――すごい!料理は和食を中心に作られるんですか?
市原隼人
中華も洋食もなんでも作りますよ。本格的な鉄の中華鍋も持っています。ステーキを焼くときはステーキ専用のフライパンを使用していますし、そういうキッチンアイテムが家にはたくさんありますね。お酒もカクテルなどは自分で作ります。フルーツを使って、添加物も保存料もないフレッシュなカクテルをシェイカーで作ったり、ミキサーを使って作ったりしています。
――いつから料理をするようになったんですか?
市原隼人
母が言うには、小さい頃から僕はキッチンを遊び場のように使っていたそうです(笑)。母が自由にさせてくれたので、見様見真似で料理していたんだと思います。基本的に好きになると、とことんのめり込むタイプだし、何かを作るのが好きなんだと思います。
――インスタグラムではご自身が撮影した素敵な写真をアップされていますが、写真もハマっている趣味の一つですか?
市原隼人
そうです。キャノンの新商品の企画で約1週間ニューヨークへ行き、建造物、ポートレイト、スナップなどの写真を撮らせていただいたり、アーティストのライブやリリース用の写真を撮らせていただいたり、写真も完全に沼にはまった感があります(笑)。
――健康面はいかがでしょうか? 本格的なアクション作品への出演を熱望されているということは、トレーニングにも取り組んでいるとか?
市原隼人
家にベンチプレスとダンベルと懸垂マシンがあるので、毎朝、1時間30分はトレーニングしてから、仕事に出ます。僕は幼少時から、器械体操と水泳をやっていたので体を動かすのは好きなんです。
もちろん、忙しいときはすごく眠くなったりもしますが(笑)、「もうダメだ!」と思ったときから、どうやって自分のポテンシャルを上げていくかというのが大事。芝居は感情が大切なので、自分の感情を落ちたところから上げていく力をトレーニングから学んでいます。
自分がはまっている料理も健康につながっているし、いつも撮影される側の自分が撮影する側にまわることで、写真からも得るものはありますし、よく考えてみると、すべて芝居につながっていると思います。役者をやっているおかげで、いろんなことを楽しめるようになりました。
(2022年5月13日公開)
監督:綾部真哉 出演:市原隼人、土方芳、佐藤大志、勇翔、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也、 山﨑玲奈、田村侑久、登坂淳一
取材・文=斎藤香 写真=岡田直記 編集=鳥居史(ハルメクWEB)
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