人一倍考える…ポジティブウーマンの原動力は?

女優・板谷由夏!焦りを経て気づいた自分らしい生き方

ハルメクWEB編集部

福山雅治さんと石田ゆり子さん共演作『マチネの終わりに』(2019年11月1日公開)で、主役の二人を好サポートする名バイプレイヤーな演技を見せている、女優・板谷由夏さん。暮らしのこだわりや美の秘密を聞きました。

女優・板谷由夏
【目次】
  1. オシャレなインスタが話題に!朝は5時起きで朝活が日課
  2. 40歳手前の焦りを経て、ブランド立ち上げや映画番組司会など多方面で活躍
  3. 見た目の老いは歯向かっても仕方がない、ポジティブにとらえていく
  4. 板谷由夏(いたや・ゆか)プロフィール

オシャレなインスタが話題に!朝は5時起きで朝活が日課

板谷由夏さん

――女優という仕事柄、板谷さんは美容や健康のために独自でしていることや習慣にしていることはありますか?

板谷由夏(以下、板谷)

旬の食材を選んで食べるとか、ケミカルなものは避けるとかは、日常で行っています。やはり人前に出る仕事ですから、体型がコロコロ変わってはいけないし、肌の調子も維持していないといけないので、無意識のうちに体にいい食材を摂取するようになりました。

あとは、体の声を聞くことも大事ですね。30代で子供を産んでから、体力がガクッと落ちたと感じるようになりましたね。若い頃は気力で押し切れたこともできなくなってきたので、トレーナ―に相談をし、家でもできる筋トレやストレッチをやって、健康的な体を維持するようにしています。

板谷由夏

――日常、ルーティーンにしていることはありますか?

板谷

だいたい毎朝5時すぎに起きて、自分のしたいことをするという毎日。家族が起きてくるまでの朝活ですね。

おいしいコーヒーをいれて、ボーとしたり、台本読んだり、ストレッチしたり、その日によってやることは違います。

夜は、子供たちが寝るときに一緒に寝ちゃいたいくらい眠いので(笑)、朝しか自由にできる時間がないんです。

―Instagramで私生活の様子も綺麗な写真とともに発信されていますが、暮らしのこだわりはありますか?

板谷

家族が楽しく気持ちよく生活するために必要なことをやっていくことでしょうか。部屋が散らかっていたら嫌な気持ちになるから片付けようとか、みんな美味しいご飯が食べたいだろうから、旬の食材でお料理しようとか、花を飾ったら部屋の華やかになるから飾ろうとか、そんな風に家族が気持ちよく過ごせる毎日を考えていますね。

板谷由夏さんのインスタグラムはこちら

40歳手前の焦りを経て、ブランド立ち上げや映画番組司会など多方面で活躍

ファッションブランドSINME(シンメ)

――板谷さんは女優のお仕事のほか、ご自身のファッションブランドを展開されていたり、映画情報番組の司会をされていたり、以前は報道番組でキャスターのお仕事もしていましたよね。

板谷

はい。ファッションブランドは「SINME(シンメ)」というブランドで、オンライン通販と全国のセレクトショップで販売しています。ブランドを立ち上げたのは、自分の人生について考えたとき、女優だけでいいのかと疑問に思ったことがきっかけです。

女優の仕事は「依頼を受けて成立する仕事」。準備が整った現場で役に肉付けをして一人の人物として作り上げるのが私の役割なんですね。

でも、30代後半になったとき、「私は何もゼロから発信することをしたことがない」と焦ったんです。

それで自分の好きなこと、ファッションを形にしようとブランドを立ち上げました。実現までの苦労はありましたが、とにかく前に進んでいたのでワクワクする気持ちでいっぱいでしたね。とにかく長く続けていくことを目標にしています。

板谷さん

――かつて取り組んでいた報道番組のキャスターや、現在も継続している映画番組の司会の仕事から、どのような影響を受けましたか? 

板谷

報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ)でキャスターの仕事を始めたのは32歳のとき。それまでは自分のことで精いっぱいだったけど、この仕事をきっかけに社会全体に目を向けられる視点を持つようになりました。

一緒にお仕事をした当時メインキャスターだった村尾信尚さんには物の考え方や伝え方をいろいろ教えていただいたし、生放送の報道番組に挑戦できたことは勉強になりました。11年間、本当にいい経験をさせていただきました。

「映画工房」(WOWOW)は、映画がもともと好きなので楽しくやっています。この番組に出演するようになり、ウンチクを語るようになりました(笑)。

あと映画に対する固定観念がなくなり、好き嫌いで選ばず「何でも観る!」というスタンスに変わりましたね。「映画工房」のおかげでホラー映画の魅力に目覚め、抵抗なく観られるようにもなりましたよ!

見た目の老いは歯向かっても仕方がない、ポジティブにとらえていく

板谷由夏さん

――年齢を重ねることに悩む女性も多いのですが、板谷さんはいかがでしょうか?
 

板谷
もちろん「こんなところにシミが~」と見つけて落ち込むことはありますけど、時間には逆らえないので、受け入れて、元気なおばあちゃんを目指しています(笑)。

 

日本の女性は老いることに抵抗がある方が多いようですが、世界的に見てももっとポジティブに考えてもいいのでは?と思います。

たぶん日本の社会が、女性が年を取ることに対してネガティブな捉え方をするから、みなさん苦しまれているのではないかと。

年齢を重ねることを否定しなくてもいい、見た目の老いは歯向かっても仕方がないので、年齢を受け入れて、自分が気持ちよく明るくなれる方法を探す方がいいのではないでしょうか。

―板谷さんは、いろんな物事を前向きに考えて楽しくしようとされていますが、明るい気持ちになるために心掛けていることや、ストレスの発散法があったら教えてください。

板谷

私は「こうすれば○○になる」と、先々のことを考えて準備万端に物事を整えてしまうと、逆にうまくいかなくなったときに自分が苦しくなるから、あまり決め事はしないようにしています。もともとテンションが高く(笑)、人が好き、仕事が好き、いろんな現場も好きという、好きなことしかやっていないので、ストレスもあまりたまらないし、仕事と家庭で毎日てんやわんやなので、ストレス抱えて悩む時間がないんです。

ちょっと落ち込んでいても子供たちに「お腹すいた~」と言われたら「ご飯作らなくちゃ」と、料理している間にモヤモヤした気持ちが消えていく……という毎日です。

でも40代になり、少し心の変化も感じています。心身ともに疲れて「気持ちが落ちていきそう」というとき、落ちる前に気づくことができるようになりました。

そんなときは、すぐに楽しいことを考えたりして、明るい気を引き寄せるようにしています。物事を深く考えたりするのは好きなんですけど、私の人生において、今はその時期じゃない。だから人生をポジティブに楽しんでいます。

 

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板谷由夏(いたや・ゆか)プロフィール

1975年(昭和50年)福岡生まれ。99年「avec mon mari」で映画デビュー。同年「パーフェクト・ラブ!」でドラマデビューも果たす。主な出演作は『tokyo sora』(2002年)『運命じゃない人』(02年)『欲望』(05年)『サッド ヴァケイション』『クローズド・ノート』(07年)『ガール』(12年)『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18年)など。女優業の一方、自身のファッションブランド「SINME」も手掛けている。

取材・文=斎藤香 スタイリスト=古田ひろひこ ヘアメイク=結城春香  写真=山下コウ太 構成=鳥居史(ハルメクWEB)

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