加齢・ストレス・乾燥…爪トラブルの治し方は?

爪がボコボコになる原因・病気って?縦・横の溝を改善

豊田雅彦(うるおい皮ふ科クリニック 院長)
監修者
うるおい皮ふ科クリニック 院長
豊田雅彦

公開日:2023.07.28

更新日:2024.09.28

爪がボコボコ、ガタガタなのはなぜ?縦溝や横溝、へこみなど爪の変形が起こる原因や爪がボコボコすることがある病気について医師監修のもと詳しく解説します。爪は健康のバロメーターともいわれる部分。放置せず早めにケアしましょう。

爪がボコボコになる原因

爪がボコボコになる原因

健康な爪は、薄く透き通ったピンク色をしており、硬くて表面が滑らかな状態になっています。

爪がボコボコ、ポコポコ、でこぼこ(凸凹)、ガタガタする、波打っている、歪みがある、段々になっている、へこみがあるなどの症状が見られる場合、いくつかの原因が考えられるでしょう。

ここからは、爪がボコボコになる原因を6つご紹介します。

加齢

爪に縦線のボコボコができている場合は、加齢が原因となっていることが多いでしょう。20代の頃は目立ちにくいものの、40代頃から爪の縦線がはっきりしてきます。

これは「爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)」という症状で、病気ではないためそのままでも問題はないことがほとんどです。爪の下の皮膚(爪床部)の皮膚の凹凸が縦に平行に走っているのを反映したものです。爪でわかる唯一の老化現象と言えますが、気になる場合は爪の保湿ケアなどを行うことで改善することもあるため、対策するといいでしょう。

乾燥

爪は硬い組織であるため、乾燥を気にする機会はなかなかないものです。しかし、実は爪は皮膚の一部であり、皮膚の角質層がケラチン(タンパク質)に変化したもの。

爪は爪床部から水分を補給していますが、乾燥が起こると爪がボコボコになったり、表面が脆くなったりします。

爪の水分含量が低下すると、でこぼこの他にも爪甲層状分裂症(二枚爪)が起こりやすくなるため、乾燥が思い当たる場合は保湿ケアを行うといいでしょう...

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