成就するだけが恋愛じゃない!相手の幸せを願ってこそ

女優・板谷由夏が語る「大人ならではの恋愛論」

ハルメクWEB編集部

女優・ニュースキャスター・司会など、マルチに活躍する板谷由夏さん。福山雅治さんと石田ゆり子さん共演作である映画『マチネの終わりに』への出演の裏話に加え、板谷さんが考える「大人ならではの恋愛論」について語ります。

女優・板谷由夏
【目次】
  1. 予想外の展開が……世界を舞台にした大人のラブストーリーとは?
  2. なんと20年ぶり!福山雅治さんとデビュー作以来の再共演
  3. 石田ゆり子さんとはプライベートでも大の仲良し
  4. 本当の恋愛を経験した「大人の男女」に見てほしいラブストーリー
  5. 継続は力なり!目標は、ずっと長く女優を続けていくこと

予想外の展開が……世界を舞台にした大人のラブストーリーとは?

福山雅治さんと石田ゆり子さんが主演している映画「マチネの終わりに」(2019年11月1日公開)は、秋冬にピッタリの大人の恋愛映画。
福山雅治さんと石田ゆり子さんが主演している映画「マチネの終わりに」(2019年11月1日公開)は、秋冬にピッタリの大人の恋愛映画。

世界的に有名なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は、コンサートの後、レコード会社の担当者・是永慶子(板谷由夏)の紹介で、ジャーナリストの小峰洋子(石田ゆり子)と出会います。心惹かれ合った二人ですが、洋子には婚約者(伊勢谷友介)がいました。

それでも気持ちを抑えきれず、蒔野は洋子に告白。二人の仲が良い方向へと進み始めたかに見えたとき、思いがけないことが起こってしまうのです……。

蒔野と洋子の恋物語のきっかけを作るキューピッドであり、洋子の友達でもある慶子を演じているのが板谷由夏さん(44歳)。

今回は板谷さんに「マチネの終わりに」の裏側と魅力、そして板谷さんの女優業・恋愛論についての考え方を伺いました。

なんと20年ぶり!福山雅治さんとデビュー作以来の再共演

板谷由夏さん

――平野啓一郎さんの原作小説『マチネの終わりに』の映画化ですが、美しい大人のラブトーリーに仕上がりましたね。出演を依頼されたときのことを教えてください。

板谷由夏さん(以下、板谷)
もともと原作者の平野啓一郎さんとは福岡出身で同郷ということもあり、私のラジオ番組にゲストで来ていただくなど、交流があったんです。だから原作も読んでいましたし、ドラマでお世話になった西谷弘監督作品ということもあり、ぜひ出演したいと思いました。

福山雅治さん

―板谷さんは福山雅治さんとはデビュー作以来の共演になりましたが、久々の共演はいかがでしたか?

板谷
連続ドラマ「パーフェクト・ラブ!」(1999年)以来、20年ぶりの共演です。自分が芸能界に入ったばかりの頃に出演した作品で、つたない私の演技にお付き合いしていただいたという苦い思いが強いです。それが時を経て、再共演するチャンスをいただけるなんてうれしいし、励みになりますね! 「がんばって続ければ、また会えるし、当時のことを懐かしくお話する機会もできるよ」って、20年前の私に教えてあげたいです(笑)。

石田ゆり子さんとはプライベートでも大の仲良し

石田ゆり子さん

―石田ゆり子さんとはプライベートでも親友でしたよね。今回の共演はいかがでしたか?

板谷

石田さんとはドラマ「医師たちの恋愛事情」(2015年)の共演がきっかけでとても仲良くなりました。実は「2人でお芝居なんてできるかなあ」とお互い心配していたほど(笑)。

でも、いざ撮影現場に入れば、二人とも女優なので、やりにくさは皆無。撮影はとてもスムーズでしたね。

―板谷さん演じた是永慶子は、福山さん演じる薪野担当のレコード会社社員という役ですが、どのように考えて臨まれたんですか?

板谷
物語上、石田さん演じる洋子の友人でもありますが、どちらかといえば福山さん演じる蒔野さんとの関わりが多い役なので、私は担当者として彼の心の中の葛藤をくみ取ってあげられる存在でいたいと考えながら演じました。

福山さんは蒔野として心が揺れるお芝居をしていたので、私はそれをきちんと受け入れていくというお芝居を心掛けましたね。

本当の恋愛を経験した「大人の男女」に見てほしいラブストーリー

女優・板谷由夏

――完成した映画を見て、どんな感想を持たれましたか?

板谷

大人になるって切ないなぁと思いました。西谷監督の描く世界は、ストーリーも映像もとても美しかったです。

今、映画撮影はデジタル全盛の時代ですが、この映画はフィルムで撮影しているので、その独特の美しさがスクリーンに映えている点も見てほしいです。

私はインディーズ映画出身で、フィルムで撮影した映画には人一倍思い入れがあります。今回の撮影現場でも照明部とカメラマンとのやりとりなど、フィルム撮影ならではの雰囲気があり、そういう景色を「懐かしい」と感じながら眺めていました。

―年齢を重ねると恋愛観も変化していくものでしょうか?

板谷

若いときは、好きな人にずっと会えなくて、何年もたってから再会……なんて想像すらできないと思うんです。「好きならずっと一緒に居るものでしょ!」というのが若い恋愛だと思うので。

でも大人の恋愛は、この映画の蒔野と洋子のように、すでにそれぞれ背負っているものがあり、自分本位で動けないことも多いから「好きだけど会えない」という状況もあるんです。

若いときは長く感じるかもしれないけど、大人になってからの2,3年は、あっという間。再会できるかどうかなんて誰にもわからないけど、離れていても相手の幸せを願うような恋もある。私も40代になって、成就するだけが恋愛じゃないことがわかった気がします。

しみじみ相手を思う恋。そういう酸いも甘いも噛み分けた恋愛がわかる世代の人に見てほしい映画です。

継続は力なり!目標は、ずっと長く女優を続けていくこと

板谷由夏

―今回は、助演として印象的な演技をされていますが、女優として将来、こうなっていたいという目標はありますか?

板谷

私、そういう目標とか将来への展望とかないんですよねえ(笑)。自分から「こういう役をやりたい」というより、私と仕事をしたいと言ってもらえたり、この役をやってほしいと依頼してもらえたりということが続くといいなと思います。

そのためにも健康で女優をずっと続けていくことが目標といえるかもしれません。元気にハッピーに周りの人と気持ちよく仕事をしていければ、それが一番の幸せですね。

映画データ

マチネの終わりに

「マチネの終わりに」(2019年11月1日公開)
監督:西谷弘 原作:平野啓一郎『マチネの終わりに』 
出演:福山雅治、石田ゆり子、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行
https://matinee-movie.jp/
(C)2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク

取材・文=斎藤香 スタイリスト=古田ひろひこ ヘアメイク=結城春香 写真=山下コウ太 構成=鳥居史(ハルメクWEB編集部)

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