
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
更新日:2024年08月19日 公開日:2022年07月06日
専門医が解説!下肢静脈瘤を予防&改善する方法
下肢静脈瘤は、足の血管がコブのようにふくらむ病気です。軽症なら治療をしなくても問題ありませんが、放っておいて自然に治癒することもありません。大切なのは初期症状に気付いて予防・改善すること。セルフチェックのポイントを専門医に聞きました。
ひろかわ・まさゆき お茶の水血管外科クリニック院長。1987年、高知医科大学卒業。ジョンズホプキンズ大学留学、東京医科歯科大学血管外科助手などを経て、2005年から現職。東京医科歯科大学血管外科講師、日本静脈学会理事も務める。著書に『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』(KADOKAWA刊)など。
下肢静脈瘤とは、脚の静脈に血液がたまり、コブや模様のように浮き出てくる病気です。
静脈の中にある血液の逆流を防止するための「弁」が壊れることで起こりますが、この弁は一度壊れると再生されません。そのため、年齢とともにこの病気のリスクが高くなり、50歳以上の約6割がかかっているという報告もあります。
命に関わる病気ではないため、軽度な下肢静脈瘤であれば、しばらく様子を見ていても構いませんが、症状が進むと、見た目の変化の他にも、足のむくみや痛み、だるさ、皮膚の変色やかゆみなど、さまざまな症状があらわれてきます。
長年放置して症状が悪化すると、病院での治療が必要になる可能性もあります。
下肢静脈瘤の治療法は、静脈内レーザー治療(血管内レーザー治療)やストリッピング手術などが一般的です。しかし、こうした治療は、合併症のリスクがあったり局所麻酔をする必要があったりと、術後の体への負担が課題でした。
この10年ほどで治療法が大きく進歩した結果、静脈に細い管(カテーテル)を入れて医療用接着剤を注入する新しい治療法「グルー治療」が登場して、患者さんの負担は大きく減っているそう。所要時間は約30分、保険適用で治療費も5万円程度で済むとのこと。
ただ、できることなら手術になる前に、セルフケアで症状の悪化を食い止めるのがベター。症状の下肢静脈瘤の初期症状をチェックして、もし気になる症状があれば毎日のセルフケアで予防・改善することが大切です。
早めに対処すれば、悪化する前に症状を改善することができます。まずは、下肢静脈瘤の症状が出ていないか、チェックしてみましょう。
下肢静脈瘤の予防や症状改善には、脚の血流をよくすることが大切です。体操やマッサージで血流をアップさせると同時に、食事や入浴などの生活習慣の見直しを心掛けましょう。
ここでは、むくみやだるさを改善するのに効果的な「脚マッサージ」のやり方を紹介します。1日2回(昼・夜)、下から上へ、心臓方向に優しくなでるようにマッサージしましょう。
その他、「ゴキブリ体操」や、伸びと深呼吸と足首の動きを合わせた「足首パタパタ体操」など2つの体操も、下肢静脈瘤の予防・改善におすすめの体操です。
下肢静脈瘤の症状セルフチェックで気になる症状があった人は、記事や動画でやり方を紹介しているので、ぜひ実践してみてくださいね!
「下肢静脈瘤」の症状について、血管外科医の広川雅之さんが詳しく解説。下肢静脈瘤の原因と治療法をはじめ、自宅でできるセルフケアもご紹介します(全4回)。
>>動画一覧はコチラ
■もっと知りたい■
驚きの軽さ&使いやすさ!
1本で7つの効果ハルメクが厳選した選りすぐりの商品