- ハルメク365トップ
- 美と健康
- 健康
- 医師が解説!「下肢静脈瘤」保険適用の2種類の治療法
50代以上の約6割の人が発症するという下肢静脈瘤のセルフケア方法や予防法を医師の広川雅之さんに伺う企画。最終回は、治療方法についてです。保険適応でできる2種類の治療について、費用も含めて詳しく教えてもらいます。
教えてくれたのは、広川雅之(ひろかわ・まさゆき)さん
お茶の水血管外科クリニック院長。1987年、高知医科大学卒業。ジョンズホプキンス大学留学、東京医科歯科大学血管外科助手などを経て、2005年から現職。東京医科歯科大学血管外科講師、日本静脈学会理事も務める。著書に『血管の名医が教える 下肢静脈瘤の治し方』(KADOKAWA刊)など。
血管内治療で改善!保険適用なので費用も安心
むくみなどの症状がつらい、進行して皮膚炎を起こしている、セルフケアで改善しない、見た目が気になる……そんな場合の下肢静脈瘤は、治療を検討します。
「下肢静脈瘤の治療はこの10年ほどで大きく進歩しました。『血管内治療』『硬化療法』『手術』に大別されますが、主流は血管内治療。細い管を静脈に入れるだけなので体への負担が小さく、局所麻酔をするので痛みもありません。日帰り治療ができます」とお茶の水血管外科クリニック院長の広川雅之(ひろかわ・まさゆき)さん。
血管内治療は、伏在型静脈瘤が対象。現在最も多いのはレーザーや高周波電流でコブのある静脈を焼いて固める「血管内焼灼(しょうしゃく)術」ですが、2019年には「グルー治療」という新しい方法も健康保険で受けられるようになりました。...
![](https://halmek.co.jp/media/account/d8e381e5cb0b9ed8eca7d614d86af39f.jpg)
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!