保護猫兄弟!日々ねこたま

スコ座りの兄猫!もしやスコティッシュ?

公開日:2021.04.25

動物好きの友達が、兄猫しろたまのオッサン座りを「スコ座り」と呼ぶと教えてくれた。そう言えば養老孟司先生の愛猫だった“まる”も、スコティッシュ。この姿勢は別名「どスコい座り」とも言うらしい。

弟猫は兄猫の秘密に気付いてしまった……

「ある日、僕は気付いてしまった……。兄ちゃんの座り方がオッサンみたいニャんだ」

「それに……いつもお腹出して寝るし」

 

「もしかしたら、兄ちゃんは『スコティッシュ』ニャの……?」

スコティッシュフォールドとは、折れ曲がった猫耳で有名なスコットランドのネコ種。骨格の特徴でスコ座りとも言われるオッサン座りが特徴なのである。

「えっ!?ボクがあのスコティッシュフォールドなの?」

「でも……僕たち2匹は尻尾の柄までそっくりで間違いニャく兄弟猫」

「兄ちゃんの耳は、スコティッシュフォールドみたいに折れ曲がってもいニャいし……」

見よ!これが「スコ座り」なのだ

でも兄ちゃんは、とりあえず日々「どスコい座り」なのだ。

また、どスコいと……なんともふてぶてしさ漂うスコ座りだが、兄ちゃんは生まれつきの足の骨格異常で手術した経緯もあり、この姿勢が楽なんだろうなあと推察。

でも、最近は元通りスーパーボールでニャーニャと遊んでるから、問題ニャし。

 仲良し兄弟猫でも、成長に従って違いをみせる、なんとも個性的な2匹なのであった。

 

2021年の春も相変わらず新型コロナ禍真っ最中、なんとも大変な時代を一緒に過ごす、保護猫のしろたま・ちゃたま兄弟。この一年で見違えるように成長した彼ら。ちゃたまは長い手足であちこち飛び回り、しろたまは大きな体格で堂々たるオッサン座りを見せる。個性的な彼らなのである。

■しろたま&ちゃたま情報ニャ

  • 住まい:うじいえさん家
  • 召使いたち:人間の男1人と女2人
  •  男の本業はアートディレクターとかいうらしい。それと毎週日曜日には、子どもや大人たちが絵を描きに、集まって来る画塾を催している。

撮影&文章=氏家啓雄 撮影=遠藤真佑 イラスト=氏家ゆかり 構成=鳥居史(ハルメクWEB)

■もっと知りたい■

 

 

氏家 啓雄

猫とジャズを愛するアートディレクター。週末には、アート好きな子どもや大人たちが絵を描きに集う画塾を主催中。

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