増えていくパスワード等デジタル情報の管理、大丈夫?

【PR】個人情報の上手な管理・整理術とは

公開日:2024.12.09

デジタル環境が整備され、銀行口座や投資用口座、保険、住宅ローン、さらにはクレジットカードやサブスクリプションといった契約もデジタル形式で管理できるようになりました。便利な一方、こうしたデジタル情報には「見えにくさ」から起こる危険もあります。

見えにくいデジタル情報こそ、しっかり管理

デジタル情報の管理
mayucolor / PIXTA

デジタル情報とは、パソコンやスマートフォンで作成したり保存したりしている情報の総称で、写真、文章、音楽や映像などをさします。

そのなかには、ショッピングサイトやサブスクリプションといったサービスにログインするためのパスワードも含まれます。

デジタル情報は、雑誌や書類のように、目に見える形をしていません。

また、自分のパソコンやスマートフォンのほかクラウドなど、さまざまな場所に情報が保存されるため、何をどこに保存したかがわかりにくくなりがちです。

現在は、生体認証等を利用することで、インターネット上にあるサービスにも問題なくログインできるため、不自由を感じることも少ないでしょう。

こういった現実もあり、積極的に情報を管理しようとする意識も薄くなっている傾向が見られます。

パソコンやスマートフォンが本人に代わって、ある程度デジタル情報を管理してくれているともいえる現状ですが、トラブルは起こっています。

デジタル情報の厄介な点は、情報がもれたり不正利用されたりした場合でも、見た目には何も変化がないところにあります。

盗まれたデータは本人の手元にも残っていて、本格的に乗っ取られるまで普段どおりサービスを使えるため、問題に気づきづらいのです。

「見えにくい」情報だからこそ、しっかりと管理する必要があります。

知らないうちに、無駄が生まれている可能性も

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「何をどこに保存したか」、わかりにくくなりがちなデジタル情報。

「限定商品が欲しい」「競争率の高いライブのチケットを取りたい」といった理由で、普段は使わないサービスを利用した時などは、要注意です。

欲しいものが手に入った瞬間から、そのサービスの必要性は薄れ、記憶からも消えてしまうかもしれません。

そのサービスが無料で利用できるものであればまだよいのですが、クレジットカードで月額利用料を支払うタイプのサブスクリプションであれば、問題です。

忘れがちなサブスクリプションを確認するには、毎月のクレジットカードの利用明細にきちんと目を通すこと、またApple ID や Google Playのサブスクリプション管理ページを確認することが必要です。

但し、その明細が届く頃には、次の月の月額利用料が発生している状況。

「サービスを使うかもしれないから、今月いっぱいは様子を見て、それから解約しよう」と考えて、うっかり解約を忘れて同じことをくり返す可能性も考えられます。

500円未満、500円~1,000円未満など個人によって差はありますが、サブスクリプションを利用している方の8割近くが、月に約3,000円を支払っているといいます。

大きい額ではないかもしれませんが、積み重なれば年に3万円を超える出費です。

登録してから時間が経っているサービスがあるのなら、この機会に「いまの自分に必要かどうか」を考えてみるのもよいかと思います。

「必要かどうか」を判断する基準としては、サブスクリプションの利用頻度があります。

例えば最近3か月で一度も利用していないのなら、解約を検討してもよいでしょう。

動画や音楽を配信するサブスクリプションを2つ以上登録している場合、メインで使うサービスを決めて、ほかのサービスを解約することも一つです。

こうした基準も参考にして、サブスクリプションの契約の見直しをしてみてください。

クレジットカードを複数枚保有している場合の落とし穴

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izumousagi / PIXTA

サービスを利用するためのアカウントのほか、「増えやすい」傾向にあるのがクレジットカードです。

以前はお店や銀行などへ行って手続きをする必要がありましたが、今ではオンライン申請・短期間でのカード発行が当たり前となり、手軽にカードを作れる環境が整っています。

キャッシュレス化の広がりやショッピングサイトの普及と、クレジットカード会社独自のサービス(入会特典やポイント還元率の高さ)もあり、複数カードの使い分けも一般的になっています。

クレジットカードを複数枚持っていると、カード会社ごとの得点やポイント還元率を受けられるほか、トラブル時にも別のカードで対応できます。

その一方で注意すべき点に挙げられるのが、管理と年会費です。

管理とは、クレジットカードごとの利用金額やポイント管理のこと。オンラインで申請した場合は、そのアカウントの管理も必須です。

「つい使いすぎてしまった」「引き落とし日を勘違いしていて、支払いができていなかった」などのトラブルがないように、アプリやWebサイトでしっかり管理する必要があります。

年会費にも要注意です。「年会費無料」は、ずっと無料なのか、カードを作った初年度だけ無料で2年目からは有料、どちらでしょうか。

カードの年間利用金額が一定額を超えた場合は年会費無料、といった条件設定もあります。

クレジットカードのお得さと年会費の金額のバランスも定期的に見直して、「年会費の負担のほうが大きい」ということがないようにしましょう。

もしもに備えて、デジタル情報を伝える準備

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サブスクリプションやクレジットカードに加え、銀行口座、投資用の口座、保険、住宅ローンなど、重要な契約の多くがデジタル形式で管理できるようになりました。

便利な一方で工夫が必要になるのが、こうした重要な契約を主に管理している人の急な病気や事故の際の情報共有です。

都市銀行・地方銀行の口座の存在は予想できますが、紙通帳や証書のないオンラインの証券口座や仮想通貨ウォレットまでは予想がしにくいものです。

こうした情報を家族が知らなければ、せっかくの資産にアクセスできないまま、凍結されてしまうこともありえます。

サブスクリプションやクレジットカード、保険、ローンについては、解約または継続手続きの遅れから、必要なお金の請求や重要な返済を見逃してしまう可能性もゼロではありません。

SNSやメールのアカウントも放置していると、プライバシー侵害や乗っ取りといった危険が考えられます。

もしもに備えて、デジタル情報のほか、手続きが必要な契約一覧をリストにしておくと、家族も対応しやすくなります。

デジタル情報の整理は、終活にも役立つ

三井住友銀行
ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA

デジタル情報のリスト化は終活の一環でもあります。もう少し踏み込んで、入院や介護が必要になったケースも想定して、自分の意思をまとめておきましょう。

入院治療を想定する場合は延命治療を希望するかどうか、最期をどう過ごしたいか、介護についてははじめから施設へ入居したい、できるならば家族の支援を受けたい、といった希望を書いておきます。

不意のご逝去に関しても、訃報を知らせてほしい友人・知人、棺に入れてほしい品物などをまとめておくと、お別れを伝えたい人すべてに連絡できたり、ご家族がスムーズに準備ができるようになるかもしれません。

重要な契約をはじめ、入院・介護・葬儀に関する自分の意思も登録しておけるのが、三井住友銀行が提供しているSMBCデジタルセーフティボックスというサービスです。

Web版エンディングノートともいえるSMBCデジタルセーフティボックスには、資産・契約、もしもの際の意思を登録できます。

登録の方法も簡単です。金融機関にある資産を登録したい場合は、「預貯金」項目を選び、画面の指示に従って操作をするだけ。

登録した情報は何度でも編集できるので、いつでも最新の情報を反映できます。

登録した情報をいつ・誰に届けるかを指定できるのもSMBCデジタルセーフティボックスの便利な点で、3親等内の親族から最大10名に情報を届けられます。

また、資産のことだけでなく、入院・介護・葬儀については、ご自身の希望を叶えるためにも、あらかじめ家族へ想いを伝える準備が必要です。

経済的な支援を望む場合は、情報をまとめるだけではなく、必ず家族と話し合っておくようにしましょう。


【SMBCデジタルセーフティボックス商品概要】
●ご利用可能な方
以下のすべてを満たす個人のお客さま(未成年の方はご利用いただけません)
・日本国内に居住していること
・三井住友銀行で口座を保有していること(屋号付や事業用の口座でのお取引を除く)

●申込受付
・三井住友銀行の国内本支店窓口
・三井住友銀行所定のホームページからのお申込(SMBCダイレクトの利用が必要です)
※三井住友銀行本支店ATM等によるお申込はできません

●利用料
月額330円 ※お申込にあたっての初期費用はかかりません

●その他
本サービスのお申込には、三井住友銀行所定の審査がございます。
本サービスのお申込には、お客さまのPC・タブレット・スマートフォン等で利用可能なメールアドレスが必要となります。
本サービスについて、くわしくは「SMBCデジタルセーフティボックス利用規定」および商品説明書をご覧ください。いずれも、三井住友銀行ホームページまたは店頭にご用意しています。

提供:三井住友銀行 

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