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- 「珠玉のインタビュー」人選&あらすじ|一覧
50代は人生の折り返し地点。特に女性は更年期や子どもの独立、会社での立場の変化など、“人生の変化”が訪れる時期です。これまで雑誌ハルメクで掲載したインタビューの中から、特に「生きるヒント」が詰まったインタビューを厳選してお届けします。
目次
- 中村久子さん:四肢なくとも、人生に絶望なし…72年の生涯
- 金澤翔子・泰子さん:つらく苦しいことは、いつかは翻るもの
- 佐々木常夫さん:うつ、自閉症、自殺…家族再生の歩み
- 樹木希林さん:自分を使い切る!希林さんの生き方流儀
- 瀬戸内寂聴さん:99歳まで命を燃やし続けた生涯を振り返る
- 玉置妙憂さん:50代からの変化を乗り越えるヒント
- 内多勝康さん:52歳で見つけた使命「医療ケア児のために」
- 寮美千子さん:少年刑務所の少年たちを変えた「音に出す言葉の力」
- 本郷由美子さん:娘を奪われた喪失感を「人を支える力」に
- 内藤いづみさん:大切な人の死を受容する難しさ
- 桑田ミサオさん:人生の滋味を見る“ミサオおばあちゃんの笹餅”
中村久子さん:四肢なくとも、人生に絶望なし…72年の生涯
中村久子(なかむら・ひさこ)さん(1897年-1968年)をご存じでしょうか。3歳で病気のために両手足を失うも、すさまじい努力と強い精神で、家事も仕事も自分で切り開いて生き抜いた女性です。
苦しみを引き受け「人間として、どう生きるか」を求め続けた久子さんの生涯を紹介します。
■シリーズ「手足なくとも光あり・中村久子」(全5回)
- 手足を失い、結婚、離婚、出産…中村久子72年の生涯
- 3歳で手足切断。9歳で失明。それでも自立を求めた母
- 20歳、自ら見世物小屋へ。一人で働き、生きる覚悟を
- 結婚、出産、そして娘の死…心を救った同士との出会い
- 4番目の夫と穏やかな晩年、手足なくても「ある」幸せ
【音声コンテンツで聞く】
両手足を失った中村久子さんが見出した「生きる喜び」
金澤翔子・泰子さん:つらく苦しいことは、いつかは翻るもの
世界で活躍する書家・金澤翔子(かなざわ・しょうこ)さん。ダウン症の翔子さんと二人三脚で「書」の道を歩み、「書家・金澤翔子」を育て上げてきた母・金澤泰子(かなざわ・やすこ)さん。
「30歳になったら一人暮らしをする」という長年の誓いを果たした翔子さんをほほえましく見つめながら、いずれは自分がいなくなったときのことへも思いを至らせる泰子さん。これまでの苦悩とこれからの「大仕事」について語ります。
■シリーズ「ダウン症の書家・金澤翔子さん、泰子さん母娘の歩み」(全5回)
- ダウン症の書家・金澤翔子さん・泰子さん母娘の歩み
- 金澤泰子|自分が死んだ後、娘は一人でどうなるか?
- ダウン症の書家・金澤翔子さんの念願のひとり暮らし
- 金澤泰子|ダウン症の書家・翔子の母が語る親の使命
- 金澤泰子|人間は生きているだけで大成功なんです
佐々木常夫さん:うつ、自閉症、自殺…家族再生の歩み
息子の自閉症やうつ病の妻、娘の自殺未遂……。会社の激務をこなしながら、崩壊寸前の家族を再生させた体験をつづったベストセラー『ビッグツリー』(WAVE出版)の著者、佐々木常夫(ささき・つねお)さんのインタビュー。
これでもか、というつらい運命を引き受けてきた佐々木さんの家族の物語から、逆境を乗り越える方法を教えてもらいます。
樹木希林さん:自分を使い切る!希林さんの生き方流儀
2018年9月に75歳で亡くなった樹木希林(きき・きりん)さん。生前の言葉や行動、暮らしぶりには、たくさんの示唆がありました。
希林さんのインタビューや、親しくしていた人の証言からは、「老いゆく姿も美しい」と考えていた希林さんの“人間の品格”、自分や人との“付き合い方”をうかがい知ることができます。
瀬戸内寂聴さん:99歳まで命を燃やし続けた生涯を振り返る
2021年11月9日、99歳で永眠された瀬戸内寂聴さん。亡くなる7か月前、数え年で100歳を迎えた際は「だって100だものね。仕方がない」と朗らかに笑いながら、生きることの意味や人間の幸福について語ってくれました。
かつて90歳になった年には、人生を振り返りつつ「50代60代こそ女の花盛り」と語りました。変化の多い50代60代を生きるために、必要なのは「自分の改革」なのだと。
人間として、女性として「生きる」とは――ハルメクで語っていただいたインタビューから振り返ります。
- 瀬戸内寂聴さんが語る、50代60代が持つべき矜持
- 瀬戸内寂聴さんが語る、生きることの意味と人間の幸福
>>寂聴さんの記事一覧はこちらから
玉置妙憂さん:50代からの変化を乗り越えるヒント
病気や人間関係……50代で訪れる“人生の変化”を乗り切る方法を、現役の看護師であり、僧侶の玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんが語ります。
がんと診断され治療を拒否した夫を、葛藤を抱えつつ支え看取った玉置さん。多くの人に生きる力を与えてくれる玉置さんの「言葉の力」の背景には、こうした“壮絶”な体験があり、深みがあるのです。
内多勝康さん:52歳で見つけた使命「医療ケア児のために」
元NHKアナウンサーの内多勝康(うちだ・かつやす)さんは勤続30年となる2016年にNHKを退職し、国立成育医療研究センター「もみじの家」のハウスマネージャーに転職。
転職したのは52歳、順調で安定した定年までの仕事人生が見えていました。そのNHKを辞め、医療的なケアが必要な子どもが集まる施設のハウスマネージャーに転身した内多さん。「一度の人生で、何を求め生きるか」転身のきっかけや現在の仕事について伺います。
寮美千子さん:少年刑務所の少年たちを変えた「音に出す言葉の力」
2007年から9年間、奈良少年刑務所の少年たち186人に「絵本と詩の教室」を行っていた作家の寮 美千子(りょう・みちこ)さん。
教育者でもなく刑務所関係者でもない寮さんが、少年刑務所の講師に抜擢された背景、罪を犯した少年たちが「教室」を通してピュアな心を取り戻していく様は、涙なくしては読めません。
本郷由美子さん:娘を奪われた喪失感を「人を支える力」に
2001年、児童8人の命が奪われ、15人が重軽傷を負った大阪教育大学付属池田小学校事件。この事件で長女を亡くした本郷由美子(ほんごう・ゆみこ)さんは、自らの深い喪失感と向き合いながら、「人を支える」活動を続けています。
事件現場の教室を訪れた本郷さんは、事件当時の娘さんのある行動を知り、その事実に「再び生きる」ことを決意します。その事実とは……。
内藤いづみさん:大切な人の死を受容する難しさ
終末期医療に取り組む在宅ホスピス医・内藤いづみ(ないとう・いづみ)さんは、お父様との突然の別れを経験し、大切な人の死を受け入れる難しさを痛感。
自分にとっても家族にとっても幸せなエンディングのためには、どんな最期を迎えたいかを緩やかにイメージしておくことが重要だと言います。死を「暗い話」にしないために、死とつながった生を、説いてくれます。
- 医師・内藤いづみ「父との突然の別れから学んだこと」
- 医師・内藤いづみ 「人は必ず死にその命は紡がれる」
- 在宅ホスピス医内藤いづみ「私にとっての命の意味は」
- 【特別対談】永六輔×内藤いづみ 理想の大往生とは
桑田ミサオさん:人生の滋味を見る“ミサオおばあちゃんの笹餅”
津軽半島の中ほどにある五所川原(ごしょがわら)市で、とびきりおいしい笹餅を作ると話題の桑田ミサオ(くわた・みさお/93歳・取材当時)さん。
全国にファンのいる“ミサオおばあちゃんの笹餅”の誕生秘話や、ミサオおばあちゃんの元気の秘訣を教えてもらいます。なぜ、ミサオさんの笹餅が人をひきつけるのか、読めばきっとわかるはずです。
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