- ハルメク365トップ
- 暮らし
- 生きるヒント
- ダウン症の書家・金澤翔子さん・泰子さん母娘の歩み
ダウン症の書家・金澤翔子を娘に持ち、二人三脚で「書」の道を歩み育て上げた母・金澤泰子さん(取材当時66歳)。NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いたことで注目が集まった2012年当時のインタビュー【前編】をご紹介します。
2012年に放映されたNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いたダウン症の書家・金澤翔子さん(取材当時27歳)をご存じですか?その書と存在は多くの人に感動を与え、一気に世間の注目を集めました。
「一緒に死のうと苦しんだ日々を経て、気がつけば、いつも私は娘に救われています」そう振り返るのは、母親であり、書家として娘を指導してきた金澤泰子さん(取材当時66歳)。雑誌いきいき(現ハルメク)でインタビューした、母娘のこれまでの道のり、そして当時の思いです。
金澤泰子(かなざわ・やすこ)さんのプロフィール
1943(昭和18)年、千葉県生まれ。5歳で書道を始める。明治大学在学中に歌人馬場あき子に師事。その後、能楽「喜多流」の喜多節世、書道「学書院」の柳田泰雲、書道「泰書會」の柳田泰山に師事。現在、東京都大田区の自宅で「久が原書道教室」を開いている。2023年6月より、初のドキュメンタリー映画「共に生きる 書家・金澤翔子」が上映中。金澤翔子 公式ホームページ:https://k-shoko.org/
金澤さん母娘のこれまでの歩み
1985年
泰子さん42歳のとき、娘の翔子さん誕生
1990年
自宅で書道教室を開き、翔子さん(5歳)に書道を教え始める
1995年
翔子さん10歳のとき、「般若心経」を書く
1999年
夫・裕さんが心臓発作で急死
2005年
銀座書廊で初の個展「翔子・その書の世界」を開催
2006年
神奈川県鎌倉市の建長寺に翔子さんの書を奉納
2009年
5月に建長寺、10月に京都の建仁寺で翔子さんの個展を開催。建仁寺に「風神雷神」を奉納
2010年
5月に再び建長寺、建仁寺で個展を開催。以来、毎年5月に両寺で個展を開催
2011年
東日本大震災後、避難所で習字教室を開くなど被災地を支援。12月、奈良東大寺で個展および席上揮毫(きごう)を行い、書を奉納
2012年
翔子さんが題字を書いたNHK大河ドラマ「平清盛」の放映が始まる
3度の流産を経て待望の出産
金澤泰子さんがひとり娘の翔子さんを産んだのは、42歳のとき。3度の流産を経ての待望の出産でした。...
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
-
人生で1度は訪れたい場所
熊本・宮崎・鹿児島の3県には温泉、グルメ、絶景など、心もからだも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所がいっぱいです! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
東京から2時間!家族・友だちと行きたい富士山を一望できる絶景ワイナリーでワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
年金生活…まさかの大出費
年金に頼った生活は、突然の出費によって耐えられなくなる恐れが。退職後も、老後資金を確保する3つの方法とは? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
自分に似合う「眼鏡」は?
見た目の印象が若返る♥「自分に似合う眼鏡」を知って、ワンランク上のおしゃれを!