50代女性におすすめの資格・定年のない仕事を紹介!
2023.04.032024年02月09日
「もうこんな年だし」はNG!50歳から伸びるには?
50歳から伸びる人とは?人生を充実させるコツ4つ!
50歳から伸びる人とはどんな人なのか、その特徴を詳しく解説!50代や60代から新たに学びを始めたり起業したりする人も少なくない一方、気力・体力ともに衰えてしぼんでしまう人も。毎日を意欲的に生きる、50歳からの人生を充実させるコツもご紹介!
50歳から伸びる人とは?
人生100年時代といわれる昨今。少し前までは50歳というと「おじさん・おばさん」というイメージがありましたが、現代の50代は若々しい人が多く、これまで以上の輝きを放つ人も少なくありません。
しかしその一方で、50歳を過ぎて守りに入ってしまい、老け込んでしまう人も。
両者の差はどこにあるのでしょうか。ここでは、50歳から伸びる人の特徴をご紹介します。
楽観的な人
50歳から伸びる人は、物事を明るく単純に考え、楽観的に捉えます。すべてがうまくいくとは最初から思っておらず、多少の困難はすでに折り込み済みです。
何か新しいことを始めるとき、うまくいかないことばかりを考えて悲観的になりがちですが、最終的になんとかなればよいと考えれば、その経験がちょっとのことではめげない心を育ててくれます。
50歳頃というと、女性は結婚や出産・子育て・仕事のキャリアなど、忙しかったライフイベントがひと段落する時期。
伸びる人の多くは、「50歳はまだまだ体の自由も効くし、今からだってなんでもできる時期」と考えていて、とりあえずやってみようと新しいことにも気楽に取り組んでいます。
柔軟性がある人
50歳から伸びる人は、柔軟性がある人が多い傾向にあります。
従来、人は年齢を重ねるといつしか保守性を大事にするようになり、体力をはじめ記憶力や集中力、新しいことへの適応力や柔軟性などが衰えていきます。
しかし中には、新しいことを素直に受け入れられる柔軟性を持つ人も。
保守性を大事にする人は、あらかじめ決められている事柄にとらわれてどんどん動けなくなりますが、柔軟性がある人は機転や融通を利かせて物事に取り組めるため、どんどん新しいことを吸収できます。
また、50歳を超えていることをネガティブ要素と捉えることが多い一方、柔軟性がある人は年齢を強みとして前向きに捉えているのが特徴です。
私生活だけでなく、仕事でもこれまでの経験を次に活かしつつ柔軟に対応することで、さまざまな場面でまわりの人に求められ、活躍できます。
経験に頼り過ぎない人
50歳から伸びる人は、経験を活かすことはあっても頼り過ぎることはしません。
年齢を重ねると、人に何かを説明したりアドバイスをしたりするときに、どうしてもこれまでの自分の経験から語ることが多くなります。
確かに経験を積んでいるからこそ言えることはあるかもしれませんが、言われる側は「昔の話でしょう」「すべてが違うわけじゃないけれど、時代に合ってないな」と思っている可能性も。
面と向かって反論されないからといってそれを続けていると、相手はこちらの話をきちんと聞いてくれなくなってしまう恐れもあります。
50歳から伸びる人の説明やアドバイスは、自分の経験に頼り過ぎるのではなく客観的な裏付けがもとになっているため、相手も押し付けられていると感じません。
常にチャレンジする人
50歳から伸びる人は、常にチャレンジする心を持っています。
50歳になると若い頃に持っていた夢や目標を諦め、今ある小さな幸せを守ることばかりを考えてしまいがちですが、伸びる人は年齢を理由にチャレンジすることをやめたりしません。
反対に、自分が得意なことや苦手なことを理解している年齢だからこそ、若い頃のように手当たり次第やってみるなど遠回りをせず、これまで培ったスキルを活かすことで近道して目標を達成できると考えます。
また、50歳から伸びる人は、得意を伸ばすのが上手です。
転職や起業に年齢は関係ないと考える人も多く、「自分のやりたいこと」と「市場に求められていること」が重なる部分を見極め、新しいことにも臆さず挑戦します。
趣味を持っている人
株式会社第一生命経済研究所が2021年に行った「第11回ライフデザインに関する調査」によると、「なぜ趣味・ライフワークを持っていないのか?」という問いに対して、20代から60代までの女性の多くが「持ちたいけれど見つからない」と回答しています。
割合としては30代の女性が45.3%ともっとも多く、50代の女性も41.7%と比較的高いことから、子育てがひと段落して時間的な余裕はある程度できるものの、目の前のことに精一杯で趣味を持つほどの余裕がないという人が多いと考えられます。
50歳頃は、ライフステージの中でも子どもの教育費や住宅ローン・冠婚葬祭などお付き合いの費用で特にお金がかかる時期。それに加えて、老後の貯蓄や親の介護問題など、将来に向けての課題も山積みです。
特に女性は更年期に差し掛かり、心と体が変化していく時期でもあるため、「これからどうなるのだろう」という不安を感じ、閉じこもりがちになってしまうこともあるかもしれません。
しかし伸びる人は、心身ともに忙しい時期でも夢中になれる趣味を持っていて、上手に気分転換を行っています。趣味があると仲間もできて情報交換もできるため、これまで自分になかった新しい考えを取り入れるきっかけにもなります。
50歳からの人生を充実させるコツ
厚生労働省の「令和4年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳です。
50歳は人生の晩年に差し掛かっている年齢だといえますが、自分のための人生の始まりだと考えることができます。ここから伸びるか伸びずにしぼむかは、これからの過ごし方にかかっているといっても過言ではありません。
ここでは、50歳から伸びる人になるための、人生を充実させるコツをご紹介します。
生きがいを見つける
50歳から伸びる人になるためには、自分が活躍できるような生きがいを見つけることが大切です。
何かやってみたいことがあるにもかかわらず踏み出せずにいる場合、自分で勝手に「できるわけない」と決めつけている可能性があります。
年齢を理由にできないと思い込むのは、非常にもったいないことです。まずは、以下のように今後の人生でやってみたいことを書き出してみましょう。
- カフェを経営したい
- 資格を取りたい
- キャリアを活かした転職、起業がしたい
- フラダンスを習いたい
- 海外旅行に行きたい
- バイクに乗りたい など
上記のようにやりたいことを書き出してみると、目標が具体的になります。
まずは自分にもできそうだなと思えることを単発で始めていき、そこから自分に合っているものを選んでいくのがおすすめです。
これまでのキャリアを活かして転職や起業をしたいという場合も、実現するために必要なスキルはあるのか、資金はどのくらいかかるのかなど、細分化して考えてみましょう。
やるべきことがわかると、気持ちが前向きになってやる気が出るため、目標や夢にグッと近づきます。
生活習慣を見直す
仕事でも趣味でも、何をするにも体が資本です。
50歳から伸びる人になるには、糖尿病や肥満、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病にならないよう、これまでの生活習慣を見直す必要があります。
特に50歳頃の女性は、女性ホルモンの減少によってさまざまな症状が現れるため、食生活や運動習慣、睡眠など、自分の日々の暮らしぶりを確認し、悪いところは改善しましょう。
【食事】
- カロリーや糖質・脂質を取り過ぎないようにする
- オリーブオイルや青魚など良質の脂質を積極的に取る
- タンパク質は肉だけでなく魚からも取り、大豆やブロッコリーなどの植物性タンパク質も積極的に取る
- 不足しがちな栄養素はサプリメントを上手に利用する
【体】
- ストレッチと有酸素運動・筋トレをまんべんなく行う
- 長過ぎず短過ぎない適切な睡眠時間を確保する
- 感染予防をして風邪をひかないよう注意する
【その他】
- 飲酒はほどほどに
- 禁煙する
ポジティブでいられる習慣を実践する
ポジティブでいられる習慣を実践すると、日々の考えや行動が変わって自分が望む方向へと自然に進んでいく可能性があります。
【自分で自分を褒める】
普段はやらない場所の掃除をした、料理がおいしくできたなど、日常の中の小さなことでもできたことを素直に喜び、心の中で自分を褒めてあげましょう。
小さな成功体験は、自分を信頼できるようになる第一歩です。徐々に大きなことにチャレンジできるようになるでしょう。
【天気が悪い日でもご機嫌でいる】
雨の日を憂鬱だと感じる人も多いですが、お気に入りの傘やレインコートなどを用意して、ウキウキする日に変えることが大切です。
どんなことでも、少しの工夫や見方を変えるだけで、ポジティブに捉えられ、それと同時に気分も明るくなるため、やる気も出てきます。
【ネガティブな気持ちはその日のうちに発散する】
誰にでも悲しい日や怒りを感じる日はありますが、いつまでもその感情を抱え込むのはよくないため、ネガティブな気持ちはその日のうちに発散します。
例えば、ノートに感じたことを書き出したり人に聞いてもらったり、運動をして汗を流したりなど、自分がスッキリする方法を見つけておきましょう。
人付き合いを大切にする
50歳から伸びるためには、人付き合いも大切です。
何か夢や目標がある場合は、同じように夢を持った人と付き合うようにすると「素敵ね!」「こうしたらもっとよくなるんじゃない?」など、明るい言葉で返してくれたり新たなアイデアをくれたりするため、さらに前向きに行動できるようになります。
特に転職や起業を考えている場合は、人付き合いが非常に重要です。
社内外の人と密に付き合うことで、自分の仕事に役立つ情報が聞けたり、自分にはない視点ややり方を学べたりする可能性があるため、共通点のある人とは積極的に付き合うとよいでしょう。
とはいえ、闇雲に人付き合いをすればよいというわけではありません。
「でも」「どうせ」などネガティブな発言が多い人や、ありのままの自分でいられない人と付き合っていると、気持ちが後ろ向きになってしまいます。そのため、関わる人数だけにこだわるのではなく、質を重視することが大切です。
限りある時間を有効に使うためにも、一緒に過ごす人は選ぶようにしましょう。
夢や目標を見つけて人生を楽しもう!
50歳を「もう年だし」と思うか「まだまだこれから輝ける」と思うのかはその人次第です。
50歳から伸びる人になるには、自分から運をつかみにいくこと。仕事や趣味など夢中になれることを見つけ、生活習慣を見直して年齢に負けない体を作ったり、自分と同じように夢や目標を持つ人と情報交換をしたりすることで、人生を思い通りに進めていきましょう。
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