医師監修・放置は危険「肺の機能低下」チェックリスト
2024.10.082024年04月01日
医師が教える!最新肺トレ「超肺活」4
弱った肺を修復する「肺活トレーニング」のやり方5つ
心の状態をコントロールすることは誰にだって難しいもの。だからこそ、どこでも簡単にできる「肺活トレーニング」を、と自律神経研究の第一人者・小林弘幸さん(順天堂大学医学部教授)。呼吸筋を鍛えて、ゆっくりと深い呼吸できると心は安心感に包まれます。
肺活トレーニングで深い呼吸を!効果とやり方
「肺活トレーニング」とは、肺のまわりの呼吸筋群を鍛え、深い呼吸をできるようにするためのエクササイズです。呼吸筋はゆっくり深い呼吸をするときに使われる筋肉です。肺の機能が衰えて浅い呼吸になっている人は、間違いなく呼吸筋がガチガチに硬くなるなど劣化しています。
肺活トレーニングは、さまざまな呼吸筋の柔軟性を高めることで、胸郭がスムーズに拡張できるようにしていき、ゆっくりと深い呼吸をできるようにします。
呼吸器研究、循環器研究、運動生理学、機能解剖学、自律神経学をベースに、長年の臨床経験やトップアスリートへの指導経験から生まれた、まったく新しい肺機能改善法です。
それぞれのトレーニングに確固たる「肺機能を高めるエビデンス」があるため、血液に酸素を取り込む量を増やし、血中の酸素濃度をアップさせます。
行う時間帯に決まりはありませんので、好きな時間帯に(できれば食後30分は避ける)実施しましょう。無理のない範囲で、毎日1~3セットを行うのがよいでしょう。まずは基本の呼吸法を紹介します。...