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更新日:2024年03月29日 公開日:2022年01月04日
更年期障害の症状と対処法
女性が閉経を迎える45歳くらいから55歳くらいまでの約10年間は「更年期」。女性ホルモンが減少し、日常生活に支障が出るような重い症状を「更年期障害」と言います。だるさやホットフラッシュなどの身体的症状10に対し、対処法を医師が解説します。
更年期とは、閉経の前後5年間を指し、一般的にはだいたい45歳から55歳までの約10年間を指します。女性ホルモンの減少により、ホルモンバランスが乱れ、体だけでなく自律神経や心の状態にも不調が起こります。
この更年期に見られる不調を「更年期症状」と言い、症状によって仕事や家事、日常生活に支障が出るような重い症状のことを「更年期障害」と言います。
もっとも大きな更年期障害の原因は、卵巣の働きが衰えエストロゲンの分泌が急激に減少することですが、加齢に伴う身体的変化、精神・心理的な要因、社会文化的な環境因子なども複合的に影響して症状がでると考えられています。
生理が長引く、周期が短い、大量出血、鮮血が出るなど、更年期の月経不順がある人も。また、30代後半あたりから「プレ更年期」がある人もいて、更年期症状に似た心と体の不調や、月経不順、経血量の減少が起こります。
更年期障害の対処法には、自分でできるセルフケアと、病院で行う治療の大きく2種類があります。
更年期障害の予防・つらい症状の緩和におすすめのセルフケアが「食生活の見直し」です。食事の時間が不規則、好きなものばかり食べている、食べたり食べなかったりしている、という人は食生活を見直しましょう。
また、食事で更年期障害の予防に有効な食材を積極的に取り入れるのも大切です。
更年期障害にならない人が食べていたものを参考に、女性ホルモンを補うための最強食材・大豆製品(豆腐・厚揚げ・納豆・きなこ・おから・豆乳など)や、ビタミン豊富な緑黄色野菜、骨を強くする小魚・海藻・牛乳などを摂取しましょう。
その他、適度な運動や趣味などでリフレッシュする、十分な休養と睡眠を心がけるなど、生活習慣を整えることも、更年期障害の予防・改善に効果的です。最近では、更年期向けのサプリメントや更年期対応市販薬を使う人も多いようです。
更年期障害の症状には、他の病気が原因で起こる症状と似ているものが多いため、セルフケアで改善しない場合には、早めに医師の診断を受けることが大切です。
日本産科婦人科学会が作成している「日本人女性の更年期症状評価表」など、更年期障害のセルフチェックリストを確認して、当てはまる項目が場合には、婦人科、更年期外来や女性外来の受診を検討しましょう。
更年期障害と診断されたら、症状に応じて治療を開始します。更年期障害の治療法は主に以下の3つがあります。
更年期障害の症状には自律神経が関わっているため、動悸・息切れ・めまい・頭痛・冷えといった「自律神経失調症状」が表れます。種類や症状の重さは人によって個人差がありますが、主な症状と医師おすすめの対処法は次の通りです。
更年期障害の治療は、心と体をトータルで診る必要があるため、かかりつけ医がいると安心です。
中でも、「女性外来」や「更年期外来」といった専門外来を設けている病院がおすすめ。更年期障害について相談・受診できる病院をチェックしておきましょう。
日本女性医学学会のホームページでは、全国の更年期治療の専門医がいる医療機関を検索できます。また、友人や知り合いの口コミも頼りになる情報源です。
※この記事は2022年1月の記事を再編集して掲載しています。
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