“ずく”を出そう

老い、緩やかな気持ちで認める?

公開日:2022.10.18

シニア大学での最初の講義は『高齢者福祉の原点』というテーマでした。介護人材の不足、総人口に占める高齢者の割合、出生率などのお話がありました。誰もがいつかは同じ道。私たちは、どう生きるかが問題です。

老い、緩やかな気持ちで認める?
純白の開花から 姿を変える酔芙蓉

社会福祉の原初は宗教である

社会福祉の原初は宗教である
ヒガンバナが咲きました

『817年、最澄が神坂(東山道の難所)に無料宿泊所を作ったのが福祉の初め』というお話でした。

天台宗・最澄の「悪事を己に向かえ、好事を他に与え、己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」という言葉『忘己利他』は理想です。

社会福祉の原初は宗教である
幸福の兆

人のためにした事は、いつか戻ってくると思います。世の中は、原因と結果でできているのですから。

幸せはお金で買うことができない。

経済優先・金集めが目的では、“慈悲の心”などあろうはずがありません。

社会福祉の原初は宗教である
考え中?

人の命を奪ってでも欲しい物を手に入れようとする、そんなニュースを聞く度に悲しく愚かだと感じます。

何を目指すの? 私たちは、どうしたら良いのか

何を目指すの? 私たちは、どうしたら良いのか
すべては老いる 人もまた
  • 老いを緩やかな気持ちで認める(老いる過程にある)
  • 欲張らず自分でできる事は自分でする(生活の自立)
  • 誰もが、やがて介護を受ける立場になる
  • 年を重ねるに従って、周りに心を配る
  • 終末医療について考え、自分で決めて、人に伝える 
  • 特に男性は、料理も含め家事全般をできるようにしておく事     

などが気になる講師の言葉です。

長寿者になるには、年齢を重ねてからの就労・食べる野菜の量・食塩の摂取量・喫煙や飲酒の習慣・歩行数などが関係あるようです。

現在は健康や体力づくりについて、さまざまな情報があふれています。知っているだけでは、どうにもなりませんね。

以前、きくち体操のページ(雑誌ハルメク)に、『読んでいるだけでは、変わりませんよ』のようなことが書いてあり、ドキッとしたのを思い出しました。

身近な幸寿者

長女の嫁ぎ先の、ひい御祖父さん(~満105歳)は姿勢が良く、いつもお洒落でした。漬物が上手でおいしく、何回も分けて頂きました。

義父は、ピンピンコロリ(~満94歳)でした(家族は大慌て)。手作業での畑は草もなく、定規で測ったかのように真っすぐで、畝の角度も揃っていました。肥やしを運んでいる天秤棒が、しなっていました。

二人とも良く働いた人生でした。

健康で自立し、活動的に暮らせる期間を長くしたいと誰もが思う、それが幸せということだと思います。元気で自立している高齢者が増えれば、医療費や介護に関わる負担も減ります。

なにより、自分が一番うれしいことです。ずくを出さなくては!
※ずくとは、根気・根性・やる気・面倒がらない気持ち……を表す長野県の方言です。

 

■もっと知りたい■

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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