芸事・芸能にご利益がある神社「3選」
2021.12.31下栗芋の収穫とソバの種まき
長野県飯田市にある下栗の里は、自宅から1時間20分ほどの道のりです。岩肌の木々の緑も濃くなり、目を楽しませてくれます。
今年(2021年)は、気の毒なことに全量でわずかしか採れません。やっと芽吹いたのに遅霜で被害にあったようです。そのようなときに、再び植え直し、収穫ができるのが二度芋という事のようですが、いつも様子を見ていないので、それもできないのです。
芋堀の後は草取り、そして畑を耕しています。そのあと、ソバの種(実)をまいていました。昔は、そば殻の入った枕がありましたね。
「たくさんの収穫を目的に、高密度で種をまいても、成長が悪くなり、結局収量は多くない。ソバの木を大きくし、たくさんの脇芽が出た方が結局はたくさん採れる」と話していました。
正一位稲荷神社
下栗の里はこの日、曇りがちで聖岳(ひじりだけ)や兎岳は見えません。行きは時間的余裕がなく、立ち寄れなかった場所がいくつかあります。帰り道、正一位稲荷神社近くの日陰でおにぎりを食べました。
ここは、国の重要無形民俗文化財霜月祭りが行われる、神社の一つです。霜月祭りの事を冗談交じりに、「寒い、眠たい、煙たい」などと、いう人もあります。
一本木 命水
下栗の里では良く知られる、“一本木 命水”です。下栗の里への道路沿いです。朝は21度の温度表示が道中で見えて、うれしいくらい楽でしたが、もう暑くなってきていました。空いた水筒に命水をいただきました。
飲んでみると、スッキリしたお水でした。冷蔵庫で冷やしたお茶よりずっと冷えています。暑い中なのに不思議です。命水をいただいたので、コロナにも負けません。
岩が語る悠久のロマン
中郷流宮岩(なかごう ながれみや の いわ)といいます。「石・石造文化にふれる」で、この春紹介したおちん岩・中郷蛇岩の近くにありました。
この岩にも気が付かず、ずーっと素通りしていました。飯田市天然記念物に指定されています。近寄ってみると、スゴイ! 縞模様が目に入ります。
説明によると、赤石山脈全体の中で最も古い地層の岩の標本だというのです。縞模様は、石灰岩とチャートの層で、約2億1千万年以上前の地層でできているそうです。とても想像ができないです。
見えている部分の高さが3m、周囲は20mですが、国道152線建設時の嵩上げで、3分の2は埋没しているらしいというので、全体では大きな岩です。
Ⅴ字模様は、プレートの運動による圧縮で、折り曲げられたから……、この場所に来るまでの事が、詳しく説明されています。
星空や、足元にもロマンが転がっているかもしれませんよ!! 楽しい、美しい出会いを求めていきましょう‼
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