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- できた!きもので、ダボッとパンツ
時代を経たきもので作った、超簡単ベストや・上着・チュニック・バック・ポーチなどを紹介してきました。今回は、大島紬のきものから、ダボッとパンツを作りました。
大島紬でリメイク
個性的な柄の【大島紬のきもの】は京都で手に入れました。
大島紬は、ピシッとするので、着やすくて大好きです。着付けの練習を風呂上がりにしていました。「とらねこ大島」と名前を付けて何年か着てはいましたが、今回リメイクしました。
私には、ちょっぴり幅も丈も大きかったからです。
下準備・私のやり方
- 一番先に襟(えり)、次に袖を外します。ほどいていると、縫い目が丁寧だったり、大きな針目だったり、縫った人の事を想像するのも面白いです。
- ほどいたら、洗います。漬けておくタイプの洗剤や、おしゃれ着洗いの洗剤で大丈夫です。もちろん手洗いです。すすぎが済んだら、バスタオルなどで包んで脱水します(1分くらい)。
- 脱水後は日陰に干します。まだ、水分が残っているうちにアイロンをかけると、使える状態になります。
- 端からアイロンをかけて、小さな穴や、キズを確認します。
- 保存は、ラップなどの芯が便利です。巻きつけておけば、畳みジワはつきません。
水洗いについて、あれこれ
紅(赤)・紫色・黒色などは色が出るかもしれません。色移りがないように、何枚ほどいても、洗うときは一種類にします。縮緬(ちりめん)は縮むと思うので、やめた方がいいと思います。高級なきものも、やめた方がいいと思います。後で後悔しても困ります。
水洗いは、心配があるかもしれませんが、使うことを考えれば、少々引っ張ったり、軽く洗ったりしてダメになるようでは、もともと再利用は無理です。
銘仙や、平織り、紬、江戸小紋で失敗はありませんでした。母親の付け下げや、喪服も大丈夫でした。祖母が機織りした生地も、大丈夫でした。
祖母の織ったきもの生地で、スカートとチュニックを作ったときのことを『きものリフォームにはまっていく』でご紹介しています。
できた!ダボッとパンツ
個性的な柄を活かしたいと、工夫しました。思い通りに柄合わせができて、満足です。
年月を経て、柔らかくなった紬でも、別のパターンで作ってみました。とらねこ大島で作ったパンツより少し細身です。残り布で、ベスト、タンクトップとしてお揃いで着られるように、作りました。前見頃の中央で布はつながず、つなぎ目は両脇にしました。
とらねこ大島は、まだ残りがあるので、次は何を作ろうかと、思案中です。あ~ 楽しい!!
そうそう、白い裏地は四角に縫い合わせて、ゼラニウムの掛け布団(寒さから守る)になりました。
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