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- 100%の達成感〈古着deワクチン〉私の場合
“もう使えないのに持っていても、何にもならないし、少しでも人様の役に立てたらそんな良いことはない”と思いつつも執着心が……。まだ迷うものもありましたが、気持ちの良い片付けができました。
片付け開始 ・ 候補を集める
【古着deワクチン】は、開発途上国へ古着を送ることにより再利用されるだけでなく、 ポリオワクチンも届けることができます。気持ちの良い片付けと、社会貢献ができるサービスです。
2階の長男が使っていた5.5畳の部屋は、趣味の部屋。リメイクの材料、これから使う布地、糸や針、毛糸や編み棒、ミシンなどを置いています。そこに【古着deワクチン】に送る物を集める事にしました。
着物や羽織・帯、ニットのワンピース、スパンコールを自分でデザインして縫い付けたスポーツ少年団のバレエ衣装、ダウンジャンパー、礼服、夏のスーツ、などを出しました。
頑丈そうな袋は意外と大きく、隙間ができたらもったいないので、子どもたちにも声をかけました。孫娘の使っていたランドセルや、使用しなかった登山靴、不要となった子ども服が集まりました。
執着心のため迷ったり
エドウィンのジージャンは、20歳頃から着ていたもので、当時7号サイズの私がLサイズを着ていたほど、元々細身にできていました。体が入れば着たいのです! 大切にしていたので綺麗です。
あーもはや着ることはできないという、現実。11号の私、やっと諦めました。
着用可能な古着という事なので、確認し、アイロンがけができる物はアイロンをかけました。
『今現在、着ることができる服は世界中で、今後の6世代分以上ある』と、情報番組で最近知りました。衣類に限らず、大量に生産して消費しきれず、処分に手間暇をかけている、断捨離でゴミの量が増えた……など聞くことがあります。
アベノマスクの失策を思い出しました。未来のために、自分たちで、今できる事を考えた方が良さそうです。
1階で、詰め始める
ランドセルが新品と間違えそうなくらい綺麗なため、形を崩さず入れるにはどうしたら良いかと考えました。
やたらな詰め物を入れたら良くないと思いました。「古着を入れたらどうかしら」と考え、メールで問い合わせると「中に、古着を入れても良い」という返事が、すぐに届きました。
それで、子ども服を詰め、さらにダウンジャンパーで包んで、底の方に入れました。
入れた物は、子供服59、大人用服36、きもの類9、その他5個でした。準備した物は全部うまく入りました。掃き出し窓からデッキに滑らせておき、そこから運送屋さんに運んでもらいました。
映画【最高の人生の見つけ方】に学ぶ幸せな人生とは?
この映画は、がん闘病中の2人の男性が残りの人生でやりたい事100を一つ、また一つと経験していく物語です。人と人の結びつきが大切ですね。映画の中でのセリフが心に残りました。
『自分の人生に喜びを見いだせたか? 他者の人生に喜びをもたらしたか?』
この問いに『はい』と答えられました。【古着deワクチン】の体験を通し、ささやかでも誰かのために何かすることが、結局自分にかえってくるのでしょう。爽やかな気分でいっぱいです。
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