- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 文化部
- きものリフォームにはまっていく
趣味はきものリフォームという渡来夢さん。着て、使って普段の暮らしの中で楽めるリフォームを心がけているそうです。今回は、お母さまのきもので作ったチュニックとスカートのエピソードについて。リフォーム後にちょっとしたハプニングがあったようで……
何枚も作った銘仙の上着
京都で手に入れた銘仙で作った上着は、背中心が直線でなく少し絞ってあり、体に馴染むので着やすく、何枚も作りました。始めは単衣で作っていたものを、前回のリバーシブルのベストの作り方を参考に上着もリバーシブルにしてみました。
袖口をつなぎ合わせるのに苦労しました。方向を間違えるとねじれてしまうのです。黒い方の袖口にちょっと裏側の色を付けてみました。
菊の模様の上着は、それならば裏地も付けられるのではないかと、手持ちの服を参考に、見よう見まねで何とか作りました。着用できればいいわけです。裏地の方にもポケットを付け、中身が落ちないように工夫しました。着ているうちに袖口は擦れてくることがわかりましたので、接着芯を貼るようになりました。
普段の生活で大切に使いたい
「きもので作りました。アンティークよ」と主張するのでなく、普段の暮らしの中で普通に使いたいと私は思います。着て、使って、楽しみたいと思うのです。使い果たしてから、感謝の気持ちを持って「ありがとう!お世話になりました」と言って始末。それならもったいないことはないと思いました。
母や祖母のきものを大事にただたんすにしまっておくことが「本当に大切にしていることなのか?」と疑問を持つようにもなりました。道は2つ。母たちのきものをそのまま着るか、リフォームして活用するかです。
思い切って、母のきもの2点からチュニックを3枚とスカートを1枚作りました。足りない部分は八掛を利用しました。
チュニックを母に見せたところ、大変な返事が返ってきました。「嫁に来るときお母さんが、織ってくれたきものだよ」と。よく確かめずにやってしまいました。当時はすごくショックでした。母の実家にいろいろな道具があったことも思い出され、悪いことをしてしまったと心は沈んでしまいました。どうしよう……と。
3枚のチュニックのうち1枚は母に着てもらい、おそろいがいいなと思っていましたが、無理なことでした。その時はきもののまま着ようという考えはまったく無かったので仕方ありません。和服の着装は自分でできないのですから。その後、繰り返し着た一枚とは、さよならしました。
きものを着る、リフォームする
娘の結婚、自分の退職、母を亡くすことが続き、そのまま着用できたらいいなという思いが少しずつ強くなりました。美しいきもの姿にも興味が出てきました。そこで、着付けを習いました。63の手習いです。母は身長が160センチはありましたので、裄だけ直してもらい、母のきものを自分で着ることができるようになりました。
そのまま着たいと思うきものはこれで大丈夫。服にした方がいいと思うきものはリフォームにと、それぞれ活(い)かせるようになり、気持ちが楽になりました。
美味しい偶然
玄米に小豆を混ぜて一緒に炊く方法を友人に教えてもらって、何回か炊いていました。「また炊きましょう!」と玄米を洗い、さて小豆をと思ったら……小豆が無いではありませんか。仕方なく大豆があったので、炒って一緒に炊きました。思いがけず、香ばしく美味しいご飯が炊けました。
-
上質な美酒がずらり!
希少で高価な「貴腐ワイン」を美味しく飲める場所をご存知ですか?何年も工夫を重ねて作られた美酒を、家族やお友だちとご一緒に!ギフトにもおすすめです。 -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
ボクと一緒に歩こう!
日々の歩数を記録して、かわいい「うごくま」がカロリー消費を応援してくれる!独自の歩数計アプリを搭載した便利スマホって? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって? -
自分に似合う「眼鏡」は?
見た目の印象が若返る♥「自分に似合う眼鏡」を知って、ワンランク上のおしゃれを!