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- 20歳の自分に出会う旅 (2)
1971年の全日本フォークジャンボリーに集まった仲間で、【椛の湖】(はなのこ)から長野県の蓼科(たてしな)高原へ向かったのを、久しぶりに開いた古いアルバムの写真が教えてくれました。景色や、ファッションも面白く見入ってしまいます。
思い出のフォークシンガー・加川良(かがわりょう)
今回は「20歳の自分に出会う旅」の続編です。
【教訓1】は、コロナ禍のさなか、女優の杏さんが弾き語りをしていました。それで、知った人も多いかもしれません。杏さんは歌詞を替えて歌っていました。
戦後の教育を受けていても、世の中そう変わる訳もなく、男尊女卑の風潮は根強く残っています。いまだに「何を言っているの」と思うこともありますね。
私には気にかかる一節があるのです。
♪~そうよ、わたしゃ、女で結構、女のくさったので かまいませんよ~♪ の歌詞です。
当時も「何なんだ! 失礼な」と思っていました。ですが、それでも、許したい気持ちになっていたのは、『戦争はダメだ。してはいけない』『国のためと言われても、戦争に行ってはいけない』『命をすてるな』という強いメッセージを感じられたからです。
思い出のフォークシンガー・遠藤賢司(えんどうけんじ)
遠藤賢司もこの世を去ったと知り、驚き、息が止まりそうでした。遠藤賢司の【カレーライス】の歌が、以前CMで流れていた事がありました。可愛らしく、懐かしかったです。
遠藤賢司は【夜汽車のブルース】という曲も、歌っていました。エネルギーが満ち溢れるスゴイ演奏です。ハーモニカを吹き、ギターをかきならし、歌う、迫力満点です。
魅力的なアルトの藤原秀子も、【遠い世界に】行ってしまったのですね。時の流れも感じますが、皆さんちょっと早すぎます。
吉田拓郎の【人間なんて】の絶叫を思い出します。レコードからも、若者の苦悩が伝わってきます。♪人間なんて やめてしまいたい♪ の、つぶやきが忘れられません。
拓郎の声、良い響きです!
50年ぶりの椛の湖(はなのこ)……岐阜県中津川市
2021年10月のある日、パンと野菜ジュース、お茶やコーヒーを持ち、用心深く出かけました。外食はしません。思い出の【椛の湖】です。
新型コロナウイルスも、少し落ち着きかけて、近くの県外も久しぶりです。
バイクに乗った若者や、釣りを楽しむ人たちも、少し明るい雰囲気でした。
夫と50年ぶりに、椛の湖の周りを少し歩きました。
近くには、全日本フォークジャンボリーの50周年を記念した“碑”がありました。
フォークジャンボリー記念館があるらしいと訪ねましたが、残念! 見学は完全予約制でした。
今度は予約して、行こう!
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