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更新日:2022年06月29日 公開日:2022年06月26日
映画「太陽とボレロ」初主演!コロナ禍の撮影も楽しむ
水谷豊監督作「太陽とボレロ」に映画初主演した檀れいさん。楽しかった撮影の裏話と毎日続けている美容健康法について、お話しを伺いました。
――檀さんは、ご自身の撮影シーンがない日でも、「太陽とボレロ」の現場に行かれたそうですね。
檀れいさん(以下、檀れい)
はい。とにかく撮影現場は和気あいあいとしていて、楽しくて、スタッフや共演者と離れたくなかったんです。本当に素敵な現場でした。クランクアップが近づくにつれて「もっとみんなと一緒にいたい」という気持ちが高まりました。
弥生交響楽団員を演じた俳優の皆さんは実際に楽器に挑戦しているので、コンサートのシーンは大イベントです。理子は楽団の主宰者なので、私が舞台で演奏することはありませんが「共演者みんなの演奏を見守りたい」と思い、差し入れをもって現場に行きました。パンやスイーツ、お煎餅など、かなり大量! パン屋さんの焼きたてのパンをすべて買い占めちゃったんじゃないかと思うくらいの量でした(笑)。
――檀さんが撮影を楽しまれていたのがよくわかるエピソードですね。座長としての務めもしっかり果たされて……。
檀れい
この映画の撮影は、新型コロナ感染拡大の影響で、撮影が1年延期になったのです。不安でしたけど、2021年春に撮影を行うことになり、スタッフ、キャスト全員、感染対策を徹底して注意深く撮影しました。大変なこともありましたから、余計に思い入れがあるのかもしれません。
――檀さんの女優としてのライフスタイルも伺いたいです。健康でいることを意識していらっしゃるとは思いますが、健康のためにしていることはありますか?
檀れい
私は宝塚歌劇団に在籍していたときから、健康を第一に考えていました。今もそれは変わりません。宝塚時代は毎日舞台に立っていたので、体調を崩したり、ケガをしたりという状況は絶対にNG。舞台に穴をあけたら、スタッフやお客様にも申し訳がありませんから。
とにかく健康を何より最優先して、小さな風邪ひとつもひきたくない!という気持ちで毎日過ごしています。健康を維持するために大切にしているのは、睡眠と食生活です。私はたっぷり睡眠をとりたい方なんです。理想は7時間30分~8時間くらいですね。
――食生活の基本メニューを教えていただけますか?
檀れい
宝塚歌劇団を退団して、女優活動をスタートしてから、いろいろと試行錯誤をしました。宝塚時代とは運動量が全く違うので、同じ量を食べていては太ってしまうと思ったのです。今は朝食はしっかりいただくようにしています。やはり和食が一番。おいしい出汁と野菜がいっぱい入ったお味噌汁は最高です。あと私は梅干しが好きで、日に1~2個は必ずいただきます。
――定番の和食メニューですね。
檀れい
読者の皆さんの中には、女優はナイフとフォークを使ってお食事しているというイメージを持たれている方もいるかもしれません(笑)。でも私の家は和食が中心だったので、小さな頃から、ごはんとお味噌汁と梅干、それからお漬物、ひじきの煮物などを毎日食べていました。やはり昔ながらの和食が好きだし、体調も維持できますね。
東京で撮影があるときは、お味噌汁を作ってスープジャーに入れて、梅干しを入れた酵素玄米のおにぎりとちょっとしたおかずをお弁当箱につめて、ドラマや映画の現場に行っています。
――50代女性の中には、子育てや仕事もひと段落して、この先の人生、何をしたらいいのかと日々悩んでいる方も多いのですが、そんな方に檀さんからメッセージをいただけますか?
檀れい
とにかくお洒落をしてください。女の人は、結婚すると、家族のことを最優先して、自分のことは後回しにしてがんばる人が多いと思います。40代、50代は、体の変化もありますし、心が不安定になったりするかもしれません。でもだからこそ、女性であることを楽しんでほしいですね。
新しい口紅1本買うだけでも気分が上がりませんか? やはり目に見える部分がキレイだとテンションが上がると思うんです。爪のお手入れをして素敵な色のネイルをしてみたらいいかがでしょう。お手入れされたキレイな手を見ると「私、今日、キレイにしている!」と気持ちが明るくなりますし、自信に繋がります。
今までがんばってきたんですから、自分に優しくしてください。思い切りお洒落して、楽しい毎日を手に入れてほしいですね。
――素敵なメッセージ、ありがとうございます。では最後に「太陽とボレロ」を
楽しみにしている皆さんにおすすめのポイントを教えてください。
檀れい
見どころ満載の映画だと思います、クスっと笑ったり、感動で胸がジーンとしたり。映画が好きな方だけでなく、クラシック音楽ファンの方にもぜひ観ていただきたい。幅広い年代の方に楽しんでいただける、エンタテインメント性の高い作品です。ぜひ劇場でご覧ください。
1992年、宝塚歌劇団に入団し、99年より月組トップ娘役。2003年からは星組トップ娘役を務め、05年に退団。
06年、山田洋次監督作品「武士の一分」のヒロイン三村加世役でスクリーンデビュー。第30回日本アカデミー賞優秀主演女優賞及び新人俳優賞・第44回ゴールデンアロー賞ほか、数々の賞を受賞。その後もドラマ、映画など数々の作品で活躍。
(2022年6月3日公開)
監督・脚本:水谷豊
出演:檀れい、石丸幹二、森マリア、町田啓太 ほか
取材・文=斎藤香 写真=泉三郎 ヘアメイク=黒田啓蔵 スタイリング=髙橋正史(OTL) 編集=鳥居史(ハルメクWEB)
衣装協力=LANVIN COLLECTION ジュエリー=NATURALI JEWELRY
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