老けにくい顔は作れる?老け顔にならないための習慣!

老けにくい顔の特徴&顔以外の共通点!やるべき習慣も

公開日:2024.01.12

「特別なお手入れをしていないのに、いつも若々しい人にはどんな秘密があるの?」老けにくい顔には、いくつかの特徴があります。なぜか老けにくい人の特徴や顔以外で共通するポイント、老け顔にならないための習慣を詳しく紹介!若見えを叶えましょう。

同じ年齢なのになぜ?老けにくい顔の特徴とは

同じ年齢なのになぜ?老けにくい顔の特徴とは

同窓会に行くと、自分と同い年のはずなのに昔と変わらず若く見える友人もいますが、その理由を知りたい人も多いのではないでしょうか。

顔が老けにくい理由の一つに、もともとの顔の作りがあります。

ここでは、老けにくい顔の特徴を5つご紹介します。

顔の縦幅が短い

老けない顔のもっとも大きな特徴は、顔の縦幅が短いこと。

赤ちゃんのように顔の輪郭が丸いと幼く見え、縦幅が長いと老けて見えることからもわかる通り、顔の縦幅は若見えに重要です。

赤ちゃんや幼児は咀嚼器官が未発達であるため、顔の下半分が短くあごが小さいのが特徴です。しかし成長するにつれて咀嚼器官が発達して歯が生えそろい、あごもしっかりしてきます。

さらに年齢を重ねて中高年になると、加齢によって筋肉のたるみが生じて頬やあごのラインが徐々に四角くなってきます。

そのため、年齢が上がっても顔が短い人は、頬やあごのたるみが目立ちにくく老けにくい顔だといえるのです。

なお、標準的な顔の長さは「顔の横幅を1としたときに縦幅が1.4」となります。これよりも短い場合は顔が短く、長い場合は顔が長いと判断できるため、一度チェックしてみるのがおすすめです。

あごの骨がしっかりしている

張り出したあごの骨やエラは、若い頃はコンプレックスになりがちですが、年齢を重ねるにつれて骨がストッパーのような役割をしてくれるため、フェイスラインにたるみが出にくく老けにくくなります。

実は、年齢とともに骨が作られる「骨形成」と、骨を壊される「骨吸収」のバランスが崩れ、骨吸収が優位となって徐々に骨が小さくなります。あごの骨が減って小さくなると、今までシュッとシャープだったあごの形が崩れ、四角くなってしまうのです。

さらに骨が減ると、皮膚が余ってあごがしゃくれたようになってしまったり、前方へのあごの張り出しが減ってたるみが増えたり、横顔が二重顎のように見えることも。

特に女性は、女性ホルモンが減少することで顔の骨も萎縮するため、骨に乗っている筋肉や脂肪がたるみやすいため、老け顔が進行してしまいます。

頬の位置が高い

頬の位置の高さは、老けにくさに大きく関係しています。

若い頃は肌に弾力があるため、頬の脂肪や皮膚が垂れ下がることはありませんが、年齢とともに少しずつ頬の位置が下がってきます。

それとともに「ゴルゴライン」と呼ばれる、目頭のあたりから頬にかけて斜めに伸びる線が入りやすくなり、肌全体が衰えたように見えてしまうのです。

しかし頬にハリがあり位置の高さもキープできていると、それだけで顔全体の印象が変わり、若々しく見えます。

肌にハリとツヤがある

肌のハリとツヤは、若々しく老けにくい顔に欠かせない要素です。

シワやたるみは骨格によるところが大きく、くすみやシミは乾燥肌やアトピーなど肌質に左右されることもあるため、防ぎきれない部分もありますが、稀に特別なお手入れをしていなくても遺伝によってモチモチしたハリのある肌をしている人もいます。

同じ年齢でも肌にシワやたるみ、くすみやシミがある場合と、みずみずしくハリのある肌をキープいる場合では、見た目年齢に大きな差が出てしまうのです。

ただし、肌の美しさは日頃のスキンケアや生活習慣など、後天的な要素も大きく影響します。

女性は年齢を重ねると女性ホルモンの減少により、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの機能が低下したり皮脂分泌が減少したりして肌が乾燥しやすくなるなど、遺伝だけで決まるものではないため、老けにくい人は実はきちんとケアをしているのかもしれません。

派手な顔立ちをしていない

老けにくいのは、一重や奥二重でもともとのパーツの主張が激しくないシンプルな顔立ちの人です。そのような人は、余計な凹凸が少ない分、年齢を重ねても若々しく見えます。

若い頃は目が大きく鼻が高い立体感のある顔に憧れますが、目が大きくぱっちり二重の人は二重幅にシワやくすみが出やすく、目がくぼんで影になりやすくなります。

若々しさはもとの顔立ちだけで決まるわけではない

若々しさはもとの顔立ちだけで決まるわけではない

顔は会ってすぐに目に入るため、若々しく見られるためにもっとも重要な部分だといえますが、老けにくい人は他の部分でも若々しさをキープしています。

ここでは、老けにくい人に共通する顔以外の特徴をご紹介します。

姿勢のよさ

老けにくい人は、姿勢のよさを重要視しています。

おばあさんを想像したとき、腰が曲がっている姿を思い浮かべる人が多いことからも、背筋が伸びた綺麗な立ち姿は若々しい印象を与えることがわかるのではないでしょうか。

姿勢が悪いと、筋肉や関節への負担が増える他、肩こり腰痛関節痛を引き起こしやすくなるなど、健康面でのデメリットも多いです。

また、姿勢の悪さは自律神経の乱れにもつながり、脳内神経伝達物質の活動を抑制してしまうため、気分が落ち込みやすくなったりうつ状態に陥ったりなど、精神的にも不安定になる可能性があります。

体だけでなく心への影響を考えても、正しい姿勢は重要だといえるでしょう。

髪のツヤとボリューム

老けにくい人は、髪のツヤボリュームをキープしています。

しっかりと手入れされた髪は若々しい印象を与えますが、反対にパサパサしていてボリュームがない髪は老けて見えてしまいます。

また、老けにくい人は白髪染めやヘアカラーをした後のお手入れも欠かしません。

髪色や髪の長さを整えるだけでなく、髪質を美しく保つよう日々しっかりとケアをしています。

心の若々しさ

老けにくい人は、心も若々しい人が多いです。

ポイントは、日頃から若い人と接すること。自分より年上の人と話すと勉強になりますが、若い人と積極的に話して最近の流行などを知ることで心の若さをキープしているのです。

また、常に新しいことにチャレンジし続けるのも、心の若々しさを保つ秘訣だといえます。

年齢を重ねると外出すらおっくうになりがちですが、趣味に打ち込んだり転職や起業をしたりなど、老けにくい人は自分が夢中になれることを持っているため、顔がイキイキとして老けにくくなります。

老け顔にならないための習慣とは

老け顔にならないための習慣とは

顔の老けにくさには骨格やもともとの体質なども関係してきますが、実は日々見た目の若々しさを保つ努力をしている場合も多いです。

ここでは、老け顔にならないための6つの習慣をご紹介します。

水をこまめに飲む

水をこまめに飲むことは、老け顔にならないために重要な習慣です。

赤ちゃんの体は約80%が水分、それに対して高齢者は約50%が水分だといわれていることからもわかるように、体内に十分な水分があるかどうかで肌のハリやうるおいに差が出ます。

翌朝の顔のむくみを気にして水をあまり飲まない人もいますが、水の飲み方に注意すればむくみを気にすることはありません。

ポイントは、一度に水をたくさん飲むのではなくこまめに飲むこと。具体的には1〜2時間ごとにコップ1杯程度のペースで少しずつ飲みましょう。

仕事や家事などで忙しい場合は寝起きや運動後、お風呂の前後、寝る前など、1日の中で水分が不足しがちなポイントを押さえて水を飲むことをおすすめします。

低GIの食べ物を積極的に取る

老化を早める原因の一つに「糖化」があります。

糖化はメイラード反応と呼ばれ、取り過ぎた糖とタンパク質が結びつくことで硬く褐色に変性し、老化を促進する「AGEs(蛋白糖化最終生成物)」という物質を作り出します。

これが、皮膚のシミやくすみの原因となるため、できるだけ糖化が起こらないように注意しましょう。

糖化が起こりやすいのは、血糖値が上昇する食後1時間程度です。

食後の血糖値を急激に上昇させないためにも、以下のような「GI値」が低い食品を積極的に取るようにしましょう。

  • そば、玄米、全粒粉のパン
  • 葉物野菜、ブロッコリー、ピーマン、玉ねぎ、きのこ類
  • 大豆やナッツ類
  • リンゴ、イチゴなどの果物
  • 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
  • 高カカオチョコレート など

糖化のリスクを考えると、できるだけ低GIの食品を取ることが望ましいですが、それだけでは栄養バランスが悪くなってしまう恐れもあるため、普段の食事と組み合わせながら無理なく取り入れてください。

肌のケアを徹底する

老け顔にならないためには、以下のポイントを守り、肌を乾燥から守ることが大切です。

  • 洗顔料は弱酸性で保湿成分入りのものをよく泡立ててから使う
  • すすぎは念入りに行い、タオルで優しく押さえるように水分をオフする
  • 朝起きて乾燥が気になるときはぬるま湯で洗顔する
  • ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合された化粧水を使う
  • 美容液はたっぷりと使う
  • 乳液は一度手のひらで温めてから塗布し、ハンドプレスで浸透させる

年齢を重ねた肌は、皮脂量や水分量の低下により乾燥しやすくシミやシワができやすいため、正しい方法でスキンケアを行いましょう。

基礎化粧品は保湿成分の他にエイジングケア成分が含まれているものがおすすめです。気になる肌悩みに合わせて選んでください。

また、外出時には日焼け止めはもちろん、帽子やサングラスなどでの紫外線対策を徹底し、シミができないように心がけましょう。

顔の運動をする

頬の高さをキープして、顔のたるみやほうれい線を予防するために「ニコニコ体操」で大頬骨筋を鍛えましょう。

1日1回、5分のニコニコ体操を1週間試してみると、頬が上がりやすくなります。

  1. 目を大きく開き、口角を上げて頬をぎゅっと持ち上げる
  2. 上の歯を8本見せるようにしっかりと頬を持ち上げて笑い、そのままキープ
  3. 口まわりの筋肉を使うことを意識しながら「コー」と口をすぼめる
  4. 頬を持ち上げて口角を上げる「ニー」という動作と、口をすぼめる「コー」という動作を交互に行う
  5. これを「ニーコーニーココニーニー」と歌に合わせて5回繰り返す

頬を上げるときは、Vの形をイメージするのがポイントです。頬が上がらない人は、手で頬を持ち上げて筋肉の動きをサポートしましょう。

骨の萎縮を予防する

骨を丈夫にする栄養素を積極的に取ると、骨の萎縮を予防して老け顔になるのを予防できます。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • ビタミンD
  • ビタミンK
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • 葉酸
  • タンパク質
  • ビタミンC
  • 鉄分
  • イソフラボン

若い頃に無理なダイエットをした経験のある人や運動習慣のない人は、骨密度が低下しやすく骨粗鬆症のリスクも高いため、食事に気をつけるだけでなく骨の強度を維持する運動を行うのがおすすめです。

ウォーキングやサイクリング、ジョギング、体操など自分が続けやすい運動を積極的に取り入れましょう。

老けにくい顔は日頃の心がけで作れる!

老けにくい顔の特徴は、顔の縦幅が短くあごの骨がしっかりしているなど、もともとの骨格によるところも大きいですが、見た目の若々しさを保つ努力を怠らないことも大切です。

顔の老けにくさなど、見た目の若さを保つことで気持ちも若くポジティブになり、毎日を楽しめるようになるため、まずは日頃の生活習慣の見直しから始めてみましょう。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

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ハルメク365編集部

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