目立たせない・生かす・明るく!自由に楽しむ白髪染め

白髪染めとヘアカラーの違いは?希望別おすすめ髪色も

公開日:2021/11/29

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白髪染め・ヘアカラー・グレイカラーの違いやそれぞれの特徴、希望別のおすすめ白髪染めカラーについて美容師監修のもと詳しく解説します。また、ハルメクWEB編集部おすすめの白髪染めアイテムもご紹介!ぜひ自分にぴったりの髪色を見つけてみてください。

白髪染めとヘアカラーの違いは?希望別おすすめ髪色も

白髪染め・グレイカラー・ヘアカラーの違いは?

白髪染め・グレイカラー・ヘアカラーの違い

白髪染め、ヘアカラー、おしゃれ染め、ファッションカラー、グレイカラーなど髪の毛のカラーにはいろいろな呼び方がありますが、一体どんな違いがあるのでしょうか?

ここからは、それぞれの違いについて解説していきます。

ヘアカラー(おしゃれ染め・ファッションカラー)

ヘアカラーはおしゃれ染めやファッションカラーとも呼ばれ、ファッション感覚で髪の色を変えるときに使われるものを指します。

アルカリ剤によってキューティクルを開くと、その隙間から酸化染料と過酸化水素が髪の内部へ浸透。過酸化水素が脱色し、同時に酸化染料の分子が結合することで髪が染まるという仕組みです。

ヘアカラーには幅広い色があり、明るさも豊富ですが、白髪染めに比べると白髪は染まりづらくなります。

白髪染め

白髪染めもヘアカラーも、髪を染める仕組みとしては同じです。では何が違うのかというと、「脱色作用」と「染色作用」のどちらが強いか、という点が異なります。

ヘアカラーの場合、「脱色作用」の方が強いです。髪の毛にメラニン色素が残っているときれいに発色しないため、脱色作用を強くしています。明るい色に脱色することで、少ない染料でも色がきれいに発色しやすくなるのです。

一方、白髪染めは「染色作用」のほうが強く、カラーも明るい色よりも暗い色が多くなっています。これは、白髪は黒髪に比べて染まりにくいためです。

一度白髪染めで染めた髪の毛は明るくするのが難しいので、色選びは慎重に行うのがおすすめです。

グレイカラー

グレイカラーとは一般的に「美容院で行う白髪染め」のことを指します。白髪染めと同じく、濃いブラウンなどをベースにしていることが多いです。

グレイカラーは、市販品の白髪染めに比べると1〜2か月ほどは長持ちするとされています。また、アルカリ剤も肌への刺激を考慮しているため市販品に比べると肌に優しいことが特徴です。

さらに、美容院で行うグレイカラーには豊富な明るさやカラーのバリエーションがあります。市販品の色展開はおよそ8種類前後であるのに対し、美容院は明度と色味で約50種類あります。

美容院では、一人ひとりの白髪の量や生え方などに合わせてプロが最適な薬剤を使って染めてくれるので、望んだ仕上がりを追求しやすいというメリットもあります。

白髪染めとヘアカラー、どっちがいい?

白髪染めとヘアカラーのどちらを選ぶかは「白髪の多さ」「白髪が生えている場所」「希望の髪色・明るさ」などによっても変わってきます。

白髪がかなり多くて気になる、目立つ場所に生えているという場合は、「白髪染め」を選べば全体的にカバーできるでしょう。

一方、白髪が少ない、目立たない場所に生えているという場合は「ヘアカラー」でカバーできることも。

近年では白髪染めのバリエーションも豊富になってきているため「白髪染めとヘアカラーのどちらがいいか?」というよりも「どんな仕上がりにしたいか?」を考えるといいですよ。

自分での判断が難しい場合は、美容院で美容師に相談してみるといいでしょう。

希望別!おすすめの白髪染めカラー

希望別のおすすめ白髪染めカラー

ここからは、希望に合わせたおすすめの白髪染めカラーをご紹介します。これから白髪染めをしたい、ヘアカラーを楽しみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

白髪が目立たないカラーにしたい

まずは、白髪が目立たないようにしたい場合におすすめのカラーをご紹介します。

地毛に自然に馴染む「ブラウン系」白髪染め

白髪染めの定番のブラウンは、アッシュを混ぜればツヤも出せます。ブラウンでも明るさを調節することで、ナチュラル感を出したり、明るい雰囲気にしたりとコントロール可能です。

髪型やなりたい雰囲気に合わせて色を選ぶのもおすすめ。地毛に自然に馴染むカラーなので、普段あまりカラーをしない人も挑戦しやすいですよ。

ツヤのある髪を演出「パープル系」白髪染め

パープルの入ったカラーは髪の赤みや黄みを抑え、透明感やツヤのある髪に演出できます。フェミニンなヘアスタイルにもおすすめのカラーです。

上品な髪色で大人の品格「ベージュ系」白髪染め

肌にふんわり馴染むベージュ系のカラーも、ナチュラルな仕上がりになります。「白髪染めで染めました」という不自然な感じを避けたい人や、おしゃれな髪色を楽しみたい人、上品な雰囲気にしたい人に。

白髪染めで明るい色にしたい

これまでは白髪染めというと黒など暗く濃い色がほとんどでしたが、近年では白髪染めでも明るい色に染められるようになってきています。

ハイライト・インナーカラー

今人気が出てきていると言われているのが、髪の毛を部分的に明るくするハイライトやインナーカラー。

ハイライトでは、髪の一部分を線状に染めます。立体感が出るため、トップのボリュームダウンに悩んでいる人にもおすすめです。

インナーカラーは髪の内側だけを染めるヘアカラーのこと。染める場所によっても印象が変わり、遊び心あるおしゃれを楽しめるでしょう。

ハイライト・インナーカラーではブリーチ剤を使うこともありますが、今は刺激を抑えたケアブリーチなども登場しているため、髪の毛や頭皮へのダメージを抑えながらカラーを楽しめますよ。

全体を明るい色にする

「白髪染めをしてもすぐに伸びて根元が気になる……」という人は、全体を明るい色にするのもおすすめです。

黒く染めて白髪が生えてくると、コントラストの差によって白髪が目立ち、老けて見えることがあります。明るめの色に染めるとコントラストの差が少なくなり、白髪が目立ちにくくなります。

ただし、一度白髪染めで染めた髪は明るくするのが難しいため、美容院に相談してみるといいでしょう。

白髪を生かしたカラーリングにしたい

近年注目されているのが、白髪をあえて染めないというグレイヘア。生えている白髪を生かしたカラーリングやヘアスタイルにすれば、素敵なグレイヘアにできます。

白髪にカラーを入れる

ある程度白髪が多い方の場合、淡い寒色系や暖色系のヘアカラーや酸性カラー(ヘアマニキュア)を入れると、白髪部分のみが染まって個性的なカラーを楽しめます。

白髪にカラーやメッシュをプラスして、おしゃれを楽しむヘアスタイル「ネオグレイヘア」もおすすめです。

白髪率に合わせて「ぼかす・生かす・効かす」

白髪の生え方や多さは一人によってまったく違う部分。白髪率によって「ぼかす・生かす・効かす」などアプローチを変えることで、自分に合ったグレイヘアになれます。

自分の白髪がどんなふうに生えているのか、後頭部やサイド部分まで自分で把握するのは難しいため、美容院で相談するのがおすすめです。

部分的にハイライトを入れて白髪をあえて残す方法や、白髪を馴染ませるように明るい色で染めてぼかす方法などスタイルはさまざま。

染める頻度を減らすことで、髪や頭皮へのダメージも軽減できます。

市販の白髪染めヘアカラー剤の選び方のコツ

市販の白髪染めヘアカラー剤の選び方のコツ

美容院でのグレイカラーではなく、市販の白髪染めヘアカラー剤を購入してセルフカラーをしようとしている方は、「目的」や「髪色のキープ期間(染め直しまでの期間)」などを考えて選ぶといいでしょう。

白髪染めに使われるものとしては、以下があります。

  • 白髪染めヘアカラー
    一度でしっかり染めたい方におすすめ。これまでは白髪染めで明るめの色にするのは難しかったが、近年ではヘアカラー商品を発売するメーカーの努力もあり、白髪染めでもある程度明るく染めることができるようになってきた
  • ヘアマニキュア
    ヘアマニキュアは髪の表面を着色するもので、髪へのダメージがほぼなく、むしろハリやコシを与えてくれる。肌への色移りに注意が必要
  • 白髪染めトリートメント
    毎日シャンプーをした後などに使用することで少しずつ白髪染めが可能。キープ力が弱く、ある程度長期間続けて使用する必要があるが、自然に染まるため毎日お手入れしたい人におすすめ
  • 白髪隠し・ヘアマスカラ・ヘアファンデーション
    気になる白髪を部分的に隠したい場合は、白髪隠しなどもおすすめ。ただし、シャンプーで落ちるのでキープできるのは1日のみ。広範囲の白髪をカバーしたい場合には向いていない

編集部おすすめ!白髪染めヘアカラー3選

ここからは、ハルメクWEB編集部おすすめの白髪染めヘアカラーアイテムをご紹介します。

セリジエ つや髪 プラチナグレイカラー

セリジエ つや髪 プラチナグレイカラー
「セリジエ つや髪 プラチナグレイカラー」 2970円(税込)

セリジエ つや髪 プラチナグレイカラー」は、グレイヘア移行用の白髪染めで、自宅で染めてもムラになりにくいことがポイント。黄色に傾きがちな日本人の白髪を、淡い色づきで洗練されたグレイ色に染め上げます。トリートメントベースで作られているため、染めるたびに髪につやを与える効果も。

ウエラトーン 2+1 ダークピュアブラウン

ウエラトーン 2+1 ダークピュアブラウン
「ウエラトーン 2+1 ダークピュアブラウン」1382円(税込)

ウエラトーン 2+1 ダークピュアブラウン」は、ミクロの色素が髪の芯までしっかり染め上げることで、6週間ほどカラーが持続します。取り置き可能なので、複数回に分けて白髪が気になる部分だけの部分染めも可能。植物由来の3つのトリートメント成分配合で、なめらかな仕上がりに。

サイオス カラージェニック ヌーディアッシュ

サイオス カラージェニック ヌーディアッシュ
「サイオス カラージェニック ヌーディアッシュ」 726円(税込)

サイオス カラージェニック ヌーディアッシュ」は、プロのスタイリストが開発とテストを行ったサロン品質の白髪向けヘアカラー。髪をかき上げたときに気になる「チラッと白髪」も、黒髪も芯からムラなく染めあげます。アフターカラーヘアパック付きで、カラー後の髪の毛もしっかりケアできるのがうれしいポイント。

白髪染めカラーで髪色・ヘアスタイルをもっと楽しんで

白髪染めというと、黒など暗く濃い色にしかできないというイメージがあったかもしれませんが、近年では白髪染めでも明るいカラーにできるようになってきています。

どんな仕上がりにしたいか、希望する染め直しの頻度などによっても選ぶべき商品や染め方は変わってくるため、ぴったりのものを選んでみてください。

自分の白髪を生かして染めたい場合や、グレイヘアへの移行を考えている場合は、美容院で担当の美容師に相談するのがおすすめ。記事を参考に、ぜひ素敵な髪色やヘアスタイルを楽しんでみてくださいね。

※記事内の価格は2021年11月8日時点のもので、すべて税込です。

監修者プロフィール:テルイタカヒロさん(美容師)

えがお美容室・テルイタカヒロさん


「えがお美容室」創業メンバーの一人。年齢を重ねた人の髪の悩みをわかってくれると評判。グレイのヘアカラーとスタイリングにも定評があり、顧客満足度の高い技術を提供している。えがお美容室は、東京・巣鴨の地蔵通り商店街にある、シニア世代専門の美容室。特にグレイヘアのカラーとスタイリングに定評があり、日本全国から予約が入るほどの人気。ハルメクWEBで「イメチェン・ビフォーアフター」連載も掲載中。

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ハルメクWEB編集部

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