大人の個性派ヘア7選!白髪もグレイヘアも魅力的に
2022.10.132024年01月05日
ハルメクが見つけた!おしゃれなグレイヘア女性(1)
かっこいいグレイヘアスタイルカタログ
新年、新しい自分になりたい! その第一歩として、「グレイヘア」を楽しんでみませんか?白髪染めをやめて、白髪を生かした髪型や髪色である「グレイヘア」は、大人の女性ならではの魅力を引き出してくれます。そんな決断をした女性8人のスナップをどうぞ!
50代から楽しもう!まだらな白髪の色を生かして自分らしく
グレイヘアへの移行期は、髪の毛がまだ黒い部分と白髪が生える部分でまだらになりやすいものです。白髪が多いブロックを生かした髪型にするといいでしょう。
「若いときより今の方が、美しいと褒められます」
文化学園大学 非常勤講師
熊野和子さん(66歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――完全にやめたのは50歳になってからだと思います。
グレイヘアにした理由は?
――アレルギー性肺炎で入院して以来、薬品など化学的なものは避けることにしました。その後元気になってから、一度黒染めをしたことがあるんです。でも染めていないときの方が、人とのコミュニケーションが良好だったと感じて、それ以来染めるのはやめました。
この髪型にしてよかったことは?
――60代を過ぎてからの方が、「キレイ!」「美しいですね」と褒められることが増えました。若いときはそんなことは一度もありませんでしたよ。髪を見ているとしか思えません(笑)。きっと、グレイヘアは美しく見えるのでしょうね。
「カラーリングの負担がなくなり、気持ちが楽に」
主婦
岡村恭子さん(56歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――ヘアカラーをやめたのが40歳です。白髪染めはしたことがありません。
グレイヘアにした理由は?
――30代のときにひと月ごとにパーマとヘアカラーを繰り返していたので、頭皮が荒れてしまって。それ以来カラー剤をやめてしまいました。また母と叔母も白髪だったので、違和感はありませんでしたね。友人を見ていても、痛い思いをしながらも染め続ける必要はあるのだろうか……と思います。
この髪型にしてよかったことは?
――カラーリングの負担がないことです。ヘアカラーをしに行くタイミングも気にしなくてよいですし、気持ちが楽になると思います。確かに年齢よりも老けて見られますが、紫色のお洋服を着ることが増えるなど、この髪型なりのおしゃれの楽しさがあります。
「今の自分を認めれば、新しい扉が開ける」
シニアモデル
鴨野みゆきさん(62歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――白髪染めはしたことがありません。10年ほど前にヘナで髪を染めて、白髪部分がオレンジ色のメッシュカラーになるのを楽しんでいた時期もありましたが、基本的にはそのままです。
グレイヘアにした理由は?
――地肌が弱く、カラー剤のにおいも苦手。50代に入ってから、ようやく白髪が目立つようになったのですが、生え際が白く目立つというよりは毛束で白髪が生えてくるので、あまり白髪が気にならなかったので、そのままなんです。
この髪型にしてよかったことは?
―― 一番は、髪の毛が傷まないことですね。おしゃれは無理をしない、がんばりすぎないことが大事だと思います。年を取れば顔にシワが増えるのは当然だし、それなのに髪だけ黒く染めて若作りするのは、無理をしているし、アンバランス。今の自分を認めた方が、素敵な世界への新しい扉が開けると思います。
ヘアカラーで白髪を生かした髪色にアレンジ
グレイヘアといえど、白髪そのままの色にする必要はありません。染めることで美しい髪色にすることもできます。金髪やアッシュカラーなど、思い切った髪色に染めてみるとファッションの幅も広がりますよ。また、白髪をグレーに染めることで美しいグレイヘアに整えることもできます。
「この髪色に変えたら、おしゃれの幅が広がりました」
主婦
石井眞弓さん(64歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――59歳のときです。
グレイヘアにした理由は?
――30代のときから白髪染めるのをやめたいと思っていました。腕のいい美容師に出会えたので、60歳を目前に控えたタイミングで決断しました。今は、ベージュに染めることで色合いを出しています。
この髪型にしてよかったことは?
――美容院が2か月に1回の頻度に減りました。1か月間入院しても、生え際が気にならなかったですね。きれいな色に変化していくので、色が抜けていく過程も楽しめます。しかも髪色のおかげか、パーソナルカラーが「オール」になったんです! ゴールドでもシルバーでも寒色系も暖色も楽しめるので、おしゃれの幅が広がりました。
「今の髪色の方が、私らしくいられます」
主婦
新井雅枝さん(68歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――1年前、67歳のときです。
グレイヘアにした理由は?
――茶や黒に染めた髪型が自分に似合わないと違和感を抱くようになったんです。一色に染めると、どうしても重い印象になってしまって似合わないので染めるのをやめてみました。
この髪型にしてよかったことは?
――茶や黒よりも、今の髪の色の方が肌色と合っていて、自然で私らしいと思います。しかも、もともと好きだった色の洋服がもっと着やすくなりました。白髪だから年をとった感じがする、ということではなく、似合う髪色でいるほうが落ち着きますし若々しくいられるようです。
「この髪型が、私の自信につながっています」
創作作家
櫻井みどりさん(70歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
――2015年夏。
グレイヘアにした理由は?
――全体的に白髪が生えてくるようになり、すぐに生え際が白くなって目立つのが嫌でした。ちょうどヘアスタイル自体を変えたいと思っていたので、この機会にと白髪染めもやめました。今は、髪型はツーブロックで、シルバーとゴールドに少しブルーを足したヘアカラーで染めています。
この髪型にしてよかったことは?
――明るい色が似合うようになって、洋服やつけるアクセサリーも変わりましたね。生え際を気にするストレスから解放され、自然体でいられるので、気持ちよく日々を過ごせています。知らない人からヘアスタイルのことで声を掛けられることが増えたことも、私の自信につながっています。
豊かなロングヘアで、ゴージャスに
「自然な、美しい自分でいたい」
主婦
髙橋敦子さん(67)
白髪染めをやめたのはいつ?
――白髪染めは未経験。ヘアカラーをやめたのは3年前です。
グレイヘアにした理由は?
――87歳の現役モデル・カルメン・デロリフィチェさんに憧れて、白髪の方が黒髪よりも多くなってきたタイミングでヘアカラーをやめました。
この髪型にしてよかったことは?
――お洋服の色に悩まなくなったこと。地味でおばあちゃんっぽくなりがちな黒色の洋服も着こなしやすくなりました。ロングヘアだと髪形を自由にアレンジできるので、便利ですよ。自然な美しい自分でいたいので、お手入れには力を入れています。
白髪×まとめ髪が、トレードマークに
「Be more! あるがままで」
小学校の英語ボランティア講師
別宮吉子さん(73歳)
白髪染めをやめたのはいつ?
―――2015年から。
グレイヘアにした理由は?
―――頚椎を痛めてしまい、首に負担のかかる体勢を取れなくなりました。美容院での白髪染めもできないので、染めるのをやめました。
この髪型にして、よかったことは?
――73歳の顔に合った、自分らしい髪型だと思っています。また、小学校でのボランティア活動で、子どもたちに親しんでもらえることです。子どもたちはとっても素直なので、『吉子先生は、どうして髪の毛を塗らないの?』と聞かれたことがありました。自分のおばあちゃんと、私が違うことが不思議みたいです(笑)。
撮影=中村彰男 ヘアメイク=杉山えみ 取材・文=竹上久恵(ハルメクWEB編集部)
※この記事は2018年12月の記事を再編集して掲載しています。
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