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- 白髪染めから脱却。半年間のグレーヘア移行を密着取材
無理に白髪を染めるより、自分らしいグレーヘアに憧れる……。今回はグレーヘアの移行に挑戦したい4名の方を半年間密着取材! グレーヘア移行用の白髪染めを使いながら、美しいグレーヘアを目指します。リアルなグレーヘア変身、気になるアフターは!?
【石井仁美さん 58歳】年齢の変化をいいじゃんと思える自分に
「大宅映子さんや川邉サチコさんのように凛とした、白髪を生かすかっこいいグレイヘアに憧れます」という石井さん。
50歳を過ぎた頃から、白髪が増えてきたのだそう。「そうめんの中に入っている『色そうめん』のように、白髪の筋がどんどん増えて……。
特に顔周りは白い範囲が多く、ヘアマニュキアで茶色く筋染めしてごまかしてきました」
「精神的には30、40代の頃と変わらないのに、見た目の自分はどんどん変わっていく。そのギャップを埋めきれずに、鏡を見るのが憂うつだったときもありました。
今回の『グレーヘア挑戦企画』をきっかけに、白髪が増えてきた自分も『いいじゃん!』と思えるようになりたいです」
【地原由利子さん 66歳】目標はムラのない美しいグレーヘア
「夫の病気や父母の介護が大変で落ち込んでいた時期があり、その頃から白髪の範囲がどんどん多くなってしまって……。どうしたものかなぁ、と悩んでいました」という地原さん。
気持ちを切り替えるため、もともと別荘があった八丈島への完全移住を決めたそう。今は大好きな海や、人情豊かな島の人々に囲まれてのびのびと暮らしていると言います。
「ある日、島で知り合った年上の方に『あなた、髪は染めなくてもそのままで素敵よ』って言われたんです。白髪でもいいんだと思えて、それから一切白髪染めをせずに過ごしてきました」
しかし、白髪が増えるにつれて白髪が多い部分と黒髪が多い部分の差が気になるようになったのだそう。
「横から見ると、前髪の白髪と後ろの方のグレイの髪が筆でぬったかのようにパックリ分かれて見えるのが気になっています。グレイ部分が白髪になってくれたらいいんですけどね。まだ時間がかかりそうなので、まずは白髪部分を淡く色づけて段差をなくし、ムラのないグレイヘアを目指したいです」
【森紀子さん 68歳】ロマンスグレーという言葉に憧れて
今まで、一度も白髪染めをしたことがないという森さん。
「白髪染めをして、髪だけ若返っても顔が追いつかない『ちぐはぐ状態』に違和感を感じて、染めないという選択をしました」
そんな森さんは、1954年に飯沢匡さんの小説をきっかけとして流行した「ロマンスグレー」という言葉に憧れているそう。
「女性の白髪も『ロマンスグレー』と呼ばれたらいいですよね。でも、かっこいいロマンスグレーって難しい。私の場合、頭全体の白髪はポツリポツリとあるだけなのに、前髪はやけに白髪が多くて……。白髪と黒髪の段差が気になるし、前髪の白髪のせいで髪全体がパサついて見えるのが悩みです」
「白髪混じりの『ごましお頭』ではなく、雰囲気のあるすてきなグレイヘアになれるように楽しみながらがんばります!」
【佐々木美子さん 61歳】白髪とのイタチごっこを卒業!
「私の白髪は、多いか少ないかで言えば少ない方だと思います」という佐々木さん。髪全体はまだ黒く、おでこ周りの生え際とモミアゲだけに白髪が多くあるのだそう。
「美容院で白髪染めをすればビシッと染まるけれど、2週間くらいで数ミリの白髪がくっきり出てきて目立つんですよね。染めて、伸びて、また染めて……というイタチごっこに耐えられなくなって、『もう毛染めを卒業したい!』と強く思いました」
まだ白髪が少ないため、完全なグレーヘアへの移行には数年はかかりそうな様子。だからこそ、その途中の期間を「なるべく自然に、きれいに過ごしたい」と佐々木さんは言います。
「美容師さんに相談したら『いっそのこと全部白くします?』って言われたけれど、そしたら今度は黒髪が生えてくる部分が気になるじゃないですか(笑)!
だから、白髪だけ自然に色づける『プラチナグレイカラー』は試してみたかったアイテム。半年間の挑戦で、できる限り白と黒の差をなくしていけたらいいなと思います」
さあ、4名の方がどのようなグレーヘア姿に変わったのでしょうか!
半年間のグレーヘアチャレンジの結果は……?
石井仁美さん
「白髪が色そうめんのように生えている」とお悩みだった石井さん。半年後はどうなったのでしょうか。
「両耳の上部分、かなり白髪が増えました。でも白髪を『プラチナグレイカラー』で色づけているから、白髪と黒髪の段差は気にならないです。半年続けているうちに徐々に色が定着してきたのか、筋のような白髪もきれいなグレイに染まり目立たなくなりました。移行中はもっとストレスを感じるかと思っていましたが、手入れをすることで気持ちも前向きでいられますね」(石井さん)
地原由利子さん
続いては「真っ白な髪とグレーな髪の段差を無くしていきたい」と語っていた地原さんの半年後の姿です。
「もともと白髪が多いので、この半年では白髪の割合はあまり増えませんでした。でも『プラチナグレイカラー』で全体を色づけたので、白髪とグレーの髪のムラは目立たなくなったと感じています。今回の挑戦で学んだのは『ちゃんとケアをすれば白髪でもつやが出る』ということ。周りの方にもつやをほめてもらう機会が増えて嬉しいです。これからも少しずつ変わっていく自分の白髪や、髪質を楽しみたいです」(地原さん)
最後に、森さんと佐々木さんにも、半年間でどのように変わったか伺いました。
森紀子さん
「全体の白髪が増えたので本当は『もっとごま塩頭』状態なのですが、あまり気にならないでしょう。生まれてから一度も髪を染めたことがなかったので、半年間『プラチナグレイカラー』を使っての移行は私にとって挑戦でした。でも、やってみたら意外と簡単&ラクちん。白髪が黒い髪に自然になじんだ今の髪を気に入っています。グレイの分量が増えたせいか、最近『雰囲気がやわらかくなったね』と言われて嬉しいです」(森さん)
佐々木美子さん
「白髪の量はほぼ変わらずでした。でも、嬉しい変化が!悩みだった『染めてもすぐ目立つ生え際1cm』が、『プラチナグレイカラー』を使ってから目立ちにくくなったことです。白髪をグレイに色づけているからですね。そして、自宅でできるので美容院へ染めに行く時間が節約できたのも助かりました。グレーヘアへの道はまだまだ遠いですが、同じくがんばって移行している方が他にもいるということを思いながら、勇気をもらっています」(佐々木さん)
グレイヘアへの移行にかかる時間は人それぞれ。中途半端な状態で過ごすことを辛く感じるときもありますが、手入れをして移行中の変化も楽しむことで前向きに乗り越えることは可能です。
半年後に集まった4人は、初めてお会いしたときよりも晴れ晴れとした表情でした。
※この記事は2019年9月の記事を再編集して掲載しています。
4人が使った白髪染めは「プラチナグレイカラー」
4名のグレーヘアへの移行をサポートしたのが、「プラチナグレイカラー」。グレイヘア移行期のために作られたトリートメントタイプの白髪染めです。
日本人の白髪にありがちな黄ばみを抑えながら、白髪の部分だけ淡いプラチナグレイに色づけられるのが「プラチナグレイカラー」の特長。グレーヘア移行中に悩ましい「白髪と黒髪の段差」も目立ちにくくなります。さらに、髪と頭皮へのやさしい美容液成分83%配合で、白髪のパサつきを抑えて髪につやを与える効果も。
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