移行期の白髪をごまかすコツも紹介

“断染”したショートのグレイヘア で自信がついた

ハルメクWEB編集部

ステキなグレイヘアスタイルの女性に白髪との付き合い方を聞くインタビュー連載。20代から白髪に悩まされていたという山本ゆかりさん。染めることをやめる”断染”に挑戦するも何度も挫折していた山本さんが、白髪染めをやめられたきっかけとは?

ショートカットのグレイヘアスタイル
【目次】
  1. 【山本ゆかりさん 51歳】ショートカットのグレイヘアスタイル
  2. 3カ月の山を乗り切った移行アイデア
  3. 白髪染めの苦しさから解放されて
  4. グレイヘアに移行できた理由

【山本ゆかりさん 51歳】ショートカットのグレイヘアスタイル

山本ゆかりさん

さわやかなショートカットのグレイヘア

さわやかなショートカットのグレイヘア

「撮影なんて初めて」と、緊張した面持ちでカメラの前に立つ山本ゆかりさん。鮮やかなファッションアイテムとのコントラストが、さわやかなショートカットのグレイヘアを引き立てます。山本さんは、ハルメクWEBで募集したグレイヘアスタイルの読者モデルに応募してくれた方の一人です。

「今までの自分なら、自分から手を挙げるなんてことは考えられない行動でした。私、今まで自分のことにも、美容のことにも全然興味がなかったんです。でもグレイヘアにしてからは、元気に、清潔に、気分よく過ごせるように、もっと自分にも手をかけようと思えるようになりました。これまで躊躇していたようなことにも、前向きに取り組めるようになりましたね」

グレイヘアとともに自分に自信がついたと話す山本さんが白髪に悩み始めたのは、なんと19歳の時!

「父親が白髪家系だからか、私も19歳から白髪が目立つようになりました。白髪を見つけるたびに抜いていたのですが、毛を抜く自分の姿はまるでサルが毛づくろいをしているみたいだなと思っていました(笑)」

断染前の山本ゆかりさん
”断染”直前の12月頃

20歳から3~4か月に1回は美容院で、普段は薬局で購入したヘアカラーを使いつつ、1カ月に2回は染めることを繰り返してきた山本さん。40代後半に差し掛かり、頭皮にピリピリとした違和感が出てくるようになったそう。
 
「“断染”をするぞ! と意気込んでは、伸びた白髪を見ては挫折してまた染める、ということを4、5年繰り返してきました。でも、懲りずに今度こそはと染めるのをやめました」

3カ月の山を乗り切った移行アイデア

2018年12月に白髪染めを断った山本さんは、外出時に帽子を被ったり、お出かけ前にさっと塗ってカバーするシエロの「コーミングカバー」を使うことで、伸びかけの白髪を隠してきました。これで、ようやく3か月。

根元が3~4cm伸びて限界を感じ、とうとう我慢できず美容院に行くことに。隠しきれない白髪を染めて何とかしたいと、カラーメニューが豊富な美容院を新たに探し出しました。そこで言われたのが、「染めると時間が経つほど染めた色が抜けていくため、きれいな状態での移行は難しい」ということでした。

「色白な方や元の髪が茶系の方なら、ブリーチしてカラーを入れて移行する案もあるそうですが、私の場合は黒髪と白髪の量を見て、白髪染めをしていた茶色い部分をカットしたほうがいいと提案されました。そして、ばっさりとベリーショートにしました。ごまかしながら3カ月我慢したかいあって、白髪がスクスクと伸びていたので移行しやすかった気がします」と山本さん。

ベリーショートにカットして移行中の山本さん。髪は三毛猫のように、茶、白、黒が混ざっています
ベリーショートにカットして移行中の山本さん。髪は三毛猫のように、茶、白、黒が混ざっています

白髪染めの苦しさから解放されて

山本さんにとって自宅染めをしていた当時の苦難。それは、洗面所が汚れることでした。

「細心の注意を払って染めたはずが、鏡、床、シンク、浴室にヘアカラーの溶剤がこぼれた跡を発見したときに落ち込むんですよ。汚れよ、落ちてー!と祈りながら掃除することがないと思うと、本当にグレイヘアにしてよかったと思いますね」

30年以上染め続けてきたためか、髪を染めていない今も頭皮にピリピリとした痛みを感じることもあるそう。シャンプーとお湯洗いを1日置きに、コンディショナーは洗い流さないタイプにすることで頭皮に負担がかからないように意識しています。

ヘアケアには、食用のアルガンオイルを使用
ヘアケアには、食用のアルガンオイルを使用

洗髪後には、抗酸化作用など美容にうれしい成分が豊富とされているピュアアルガンオイルを髪、顔や体にまとめてつけています。

グレイヘアに移行できた理由

山本ゆかりさん

グレイヘアというと年齢よりも老けて見られたり、みっともないと思われたりしないか、人の目が不安になって、決断できない人が多いものです。しかし、何度も何年も“断染”ができず、挫折を繰り返していた山本さんが、今回強い意志を持って移行に取り組めた理由は「人の目」でした。

「グレイヘアに移行し始めて少したったときに、スポーツジムに出かけました。髪はぼさぼさで、ノーメイクでまゆげも描いていない有様のときに、知人の男性にばったり鉢合わせてしまったんです。そしたら『お願いですから、きれいにしてください』と懇願されるように言われました。

『今は、わざと白髪染めをやめているんです』と言いたいぐらいでしたが、きれいでないのは自分で十分わかっているだけに辛くて悲しかったです。それでも、言いづらいことを正直に言ってくださったやさしさが、グレイヘアできれいになろう! と気持ちを後押ししてくれました。もう、ここまで恥をかくことはないだろうと覚悟もつきましたね」

山本さんは現在51歳。周りの友人も染めるのをやめたいと思いながらも、染め続けているといいます。

「お勤めをしていたら厳しいでしょうし、女性は白髪染めをやめる時期を決めるのが難しい。ウィッグを被ってごまかせたらいいですけれど、ウィッグも高いですしね(笑)。無理をせず、もうやめよう! 今ならできそう! と思ったときがそのタイミングなのかもしれません。だから、そのときまでは、染めた色を存分に楽しむのがいいと思います!」

ご夫婦で撮影にいらっしゃいました。夫の〇〇さんも「妻は自分から前に出ていくような性格ではなかったのですが、グレイヘアにしてから変わった気がします」とうれしそうなご様子でした
ご夫婦で撮影にいらっしゃいました。夫の雅禎さんは「妻は自分から前に出ていくような性格ではなかったのですが、グレイヘアにしてから変わった気がします」とうれしそうにお話を聞かせてくれました。

 

取材・文=竹上久恵(ハルメクWEB編集部)、撮影=中村彰男、ヘアメイク=木村三喜


引き続き、すてきなグレイヘアのスタイルの女性に、移行期の乗り切り方や白髪との付き合い方などを聞くインタビューをハルメクWEBで掲載します。記事の更新についてはハルメクWEBメールマガジンおよび、ハルメクWEB BEAUTYメールマガジンでお伝えします。購読を希望される方は、ページ下部からご登録をお願いします。

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