【PR】“兆し”なら間に合う!認知症予防のカギは「見る」「聞く」チカラ

【PR】“兆し”なら間に合う!認知症予防のカギは「見る」「聞く」チカラ

公開日:2026年02月24日

【PR】“兆し”なら間に合う!認知症予防のカギは「見る」「聞く」チカラ

認知症と聞くと「まだ先のこと」と捉えてしまいがち。しかし近年、その兆しは発症の約20年前から現れていることが分かってきました。「兆しの段階であれば、脳の老化は回復できる」と語る医師・関口剛先生に、今から取り組むべき対策について伺いました。

脳の老化の始まり、早い人は40代から!?

■お話を伺ったのは…

丹沢病院 院長、認知症サポート医 関口剛(せきぐち・ごう)先生

精神科・心療内科・内科を専門とし、特に認知症への取り組みに注力する「医療法人丹沢病院」理事長・院長。香川医科大学卒業後、2006年聖マリアンナ医科大学にて医学博士号取得。医療法人丹沢病院にて副院長、院長を経て、2022年に理事長に就任。

認知症と一言で言っても、その種類はさまざまで、血管が詰まって起こるものや幻視を伴うものなどがあります。なかでも多くの方が最も気にされる、「夕食を食べたことを忘れる」「近い時期の記憶から徐々になくなっていく」といった症状を特徴とするものが、アルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー型は、いわゆる「脳のゴミ」とも呼ばれるアミロイドβ(たんぱく質)が脳にたまり、神経細胞を壊して脳が萎縮することで起こります。アミロイドβは、個人差こそ大きいものの、早い人では40代頃から蓄積が始まり、知らないうちに脳の老化への道のりを歩み始めていると言われています。

“兆し”の段階なら脳の老化は回復できます!

一方で、アルツハイマー型認知症は、ある日突然発症するわけではありません。はじめは「同じことを何度もたずねる」「約束を忘れる」といったことが時々見られる程度ですが、それが徐々に頻繁になり、「慣れた場所で道に迷う」「活気や意欲の低下」といった変化が現れてきます。アルツハイマー型は、このように非常に緩やかに、時間をかけて進行していくのが特徴です。

アルツハイマー型は進行の程度によって、「軽度・中度・重度」に分類されますが、近年では、健常者と軽度認知症の間に位置する「MCI(軽度認知障害)」という段階が注目されています。

MCIはいわば、認知症の兆しのような状態です。認知症は一度発症すると、進行を遅らせることはできても、正常な状態に戻すことはできません。しかし、MCIの段階で適切な治療を行えば、約14~44%の方が回復できることが分かってきています。

「健常者の物忘れ」「MCI」「認知症」の特徴

●健常者の物忘れの特徴
  ・体験の一部を忘れる
   (食事したことは覚えているが内容を思い出せないなど)
  ・物忘れをしている自覚はある
  ・物忘れをしていても、ヒントがあれば思い出せる
 ●MCI(軽度認知障害)の特徴
  ・体験したことは覚えているが、詳細をよく(すぐ)忘れる
  ・物忘れをしている自覚はあるが、同年代に比べてもの忘れの頻度が高い
  ・失敗が増えるなど日常生活で困ることはあるが、独立して生活はできる
 ●アルツハイマー型認知症の特徴
  ・体験そのものを忘れる
   (食事したことを覚えていないなど)
  ・自分の物忘れについて自覚がない
  ・記憶力に加え判断力や計算力の低下がみられ、日常生活に支障をきたしている

私としては、まだ回復の見込みがあるMCIの段階で専門の医療機関を受診することをおすすめしています。しかし残念ながら、初めて受診される方の多くは、すでに軽度~中度の段階にあります。この段階では、回復は非常に困難です。肝要なのは「普段の物忘れと何か違う」と感じた時点で、できるだけ早く専門の医療機関を受診することです。

人との「会話」が脳の老化を遠ざける

しかしMCIと認知症の違いは、専門の医療機関を受診して初めてわかる微妙なものです。そのため、ご自身で「MCIかもしれない」と疑って受診するのは、なかなか難しいかもしれません。そこでおすすめしたいのが、そもそも脳の老化を予防する対策です。

1つ目は運動です。一般的には週3回・30分程度の有酸素運動を推奨されていますが、何より大切なのは継続することです。少し息切れするぐらいの早歩きを、週に1回でも構いませんので、無理なく続けていきましょう。

2つ目はバランスの良い食事です。テレビで「脳に良い食材」が紹介されると、そればかりを食べてしまう方もいますが、特定の食材に偏るよりも、野菜・果物・魚・穀物を多く取り入れた、いわゆる地中海食のような食事が望ましいでしょう。

そして3つ目が、頭を使うことです。なかでも「会話」は、脳を最もフルに使う活動です。脳トレとして数独やクロスワードなどのパズルに取り組むのも良い方法ですが、一人で行うものは脳への刺激が単調になりがち。

その点2人以上で行う会話では、相手の表情を見て喜怒哀楽を読み取り、言葉を聞いて内容を理解し、さらに自分の考えを言葉にして返します。「見る」「聞く」を同時に行う会話は非常に複雑で、脳を大きく活性化してくれるのです。

手放してはいけない「見る」「聞く」チカラ!

そもそも視覚と聴覚は、五感の中でも外部から脳に入る刺激の8割近くを占めると言われるほど、非常に重要な二大感覚器官です。年齢を重ねれば誰でも体のあちこちが衰えてきますが、なかでも視力や聴力に障害があると、脳の老化のリスクが高まることが指摘されています。

目や耳が悪くなると、人との会話は格段に減ってしまいます。その結果、たとえMCI(軽度認知障害)の段階であっても、症状は徐々に進行し、認知症に至ってしまう可能性があります。さらに、人との関わりが減って内に引きこもることで、メンタルにも不調をきたし、うつ病などさまざまな疾患につながることも考えられるでしょう。

「見る力」と「聞く力」は、脳の老化予防のためだけでなく、落ち着いたメンタルで日々を過ごすためにも、決して手放してはいけない大切な能力なのです。

人生100年時代、「会話」で元気な毎日を

2022年の厚生労働省の推計値によると、65歳以上で認知症の方は約443万人、MCI(軽度認知障害)の方は約559万人いるとされています。これは、65歳以上の約28%、およそ4人に1人が、自覚の有無に関わらず何らかの脳の老化に関わる症状を抱えている計算になります。

そしてこの割合は、年齢を重ねるほど当然高くなっていきます。今や人生100年時代。認知症は、たとえ重度にまで至らなくても、MCIまで含めれば、誰にとっても起こりうる身近なものと言えるでしょう。

だからこそ、「目や耳が少し衰えてきたかな」と感じたら、早めにメガネや補聴器などで対策をして視力・聴力をできるだけ維持することが大切です。特に聞こえの変化は自身では気づきにくいため、身近な人が気づいてあげたり、定期的に専門家の診断を受けたりするようにしてください。そのうえで、会話を楽しみながら認知症を予防し、元気で楽しい毎日を過ごしていきましょう。

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提供:メガネの田中・聞こえの田中

HALMEK up編集部
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