60代からのヘアスタイル・インタビュー
60代髪型|私のグレイヘアは何色の洋服でもOK
60代髪型|私のグレイヘアは何色の洋服でもOK
公開日:2019年01月30日
どうしたら日本人でもきれいなグレイヘアになれるの? すてきなグレイヘアスタイルの女性に、移行期や白髪との付き合い方などを聞きました。今回は、白髪をベージュに染めたベリーショートとファッションを楽しむ石井眞弓さん(64歳)です。
60代を目前にして移行した、新しいヘアスタイル
鮮やかな朱色のワンピースと濃紺のコートのコントラストがはっきりとしたファッションと、ツィギーカットのようなモダンなベリーショートがお似合いの石井眞弓さん。髪は、つややかな白みを帯びた金色に光っています。
「2か月に1度、薄いベージュに染めています。先日美容室に行ったばかりで、まだ染めたてほやほやな状態。白髪染めをやめて5年になりますが、ずっとこのヘアスタイルです」と石井さん。
石井さんが白髪染めをやめたのは、59歳のときです。30代から白髪が多く白髪染めをやめることへの憧れがあったそう。
「その前は白髪染めで茶色に染めていたのですが、3週間も経つと白髪との境目が目立ってくるのが嫌でした」
60歳を目前に、いよいよ白髪染めをやめることを決意した石井さん。いつも通っている、神奈川県金沢八景駅近くにある美容室「ふくふく」で相談しました。
グレイヘアに移行するために、まず
薄い茶色のヘアカラーで染めて黒い髪と白髪の境目が目立たないようにしたうえで、ベリーショートにカットしました。それから1か月ごとにカットとヘアカラーを繰り返して、半年。白髪が伸びても目立ちにくい、今の髪形が完成しました。
「美容師さんは毛量や白髪の量、肌色、髪質などをトータルで考えて、染め色を決めてくれました。私はまさにビンゴ!(笑)で好きな髪色になりましたが、最初から思った通りに成功するわけでもないそうです。きっと色の“決め”次第で、納得の髪形になるまで時間がかかる人もいるかもしれません」
今は染めた色が抜けるほどに全体にツヤが出て、きれいになっていく髪色を楽しんでいるという石井さん。「今の髪形にしてから、本当に気が楽になりました」と話します。染め続けないとみっともないというプレッシャーから解放されただけでなく、1か月間入院したときも、白髪が目立たず老け込まなかったことが何よりもうれしかったと振り返ります。
髪形が目に留まり、街で声を掛けられることも増えました。
「『同じ髪形にしたい』と聞かれるので私のやり方をお伝えするのですが、髪の毛は質、太さ、量、人によってばらばらだから、グレイヘアといっても自分に似合う色や髪形も変わると思います。私は肌が色白だから、全体的に明るい髪色が似合いますが、きっと色黒だったら濃い髪色の部分を作ってメッシュを入れる髪形が似合うでしょうし……。きっと、その人に似合った自分の納得する色と髪形があると思うので、美容師さんに相談するといいでしょうね」
ベリーショートにおすすめのヘアセットアイテム

石井さんは、ヘアセットのために2種類のスタイリング材を使っています。
写真の青いボトル「タマリス(TAMARIS) ソルティール ファイバーイン ワックス」は、髪の毛を立ち上げて、ふんわりと形づけるために使っています。
そして、茶色い容器のヘアワックス「シエラオーガニカ S&S オーガニックハーブワックス ソフト」は、髪のツヤ出し用です。シリコンやポリマー、パラベンを使用していないので、ハンドクリームとしても使える優れものです。
シャンプーとリンスは、髪の健康のためにアルガンオイル入りのものを使い、洗髪時に頭皮を必要以上にこすらないようにしたり、タオルで強く拭かないといったことに気を付けています。
グレイヘアに合う、ファッションとは


この日の石井さんのファッションは、朱色のレトロなワンピースに、黒い革の太ベルトでウェストラインをマークしたコーディネート。ツィギー風の髪形とぴったり合って、トレンド感のあるヴィンテージミックスが完成しています。そこに合わせるのは、濃紺の美しい水玉柄のロングコートです。
「この髪色にしてから、洋服の色選びの失敗はありません(笑)。実はパーソナルカラー診断をしたところ、どんな系統の色でも似合うオールになっていたんです」
石井さんはもともと好きだったという優しい色みに加えて、金色、銀色、寒色などのクールな色や、青色、黄色などのビビッドな原色を取り入れることが増えて、おしゃれの幅が広がったそう。ただし、唯一「黒」い洋服だけは、着ることを避けています。
「黒なら、よっぽど変わったデザインの洋服じゃないと、“おばあちゃん”になりかねないので、あまり着ないようになりましたね」
グレイヘアにしたことで、今まで以上にファッションを楽しんでいる石井さん。とはいえ、「流行しているから」という感覚で「グレイヘア」を選択するのは違和感があるといいます。
「50代の初めはグレイヘアといわず、もっといろいろな髪色をもっと楽しんでいいと思います。本当は人それぞれで、いろいろな選択肢があるはずです」
「かっこいいグレイヘアスタイル-カタログ」で掲載した8名のインタビューを掲載しています。
取材・文=竹上久恵(ハルメクWEB編集部)、撮影=中村彰男、ヘアメイク=杉山えみ
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