銀座の人気スタイリストに聞く!

50代からの「ツヤ髪」ヘアケア&髪型のトレンド

50代からの「ツヤ髪」ヘアケア&髪型のトレンド

更新日:2024年06月26日

公開日:2022年12月13日

50代からの「ツヤ髪」ヘアケア&髪型のトレンド

見た目年齢を大きく左右するヘアスタイル。50代以降も若々しくおしゃれな女性でいるためには、どんなヘアスタイルが正解なのでしょう?モデルやタレントなど著名人にも支持される人気スタイリストに聞いた、大人女性の魅力を引き出すヘアトレンドを紹介!

美容感度の高い女性たち、どんなヘアスタイル?

answer BEAUTY SALONの栗原一徳さん
answer BEAUTY SALONの栗原一徳さん

50代になると増えてくるのが、ヘアスタイルのお悩み。トレンドを追うだけでは似合わなくなるし、定番だったスタイルも髪がパサついたり毛量が減ったりして、いつも通りに仕上がりにくくなってきます。

どんなポイントに気を付ければ年齢を感じさせない魅力的なヘアスタイルになるのか、人気スタイリストの栗原一徳さんに教えてもらいました。

栗原一徳さんプロフィール

スタイリスト歴12年の栗原さんは、多くのモデルやタレントからも支持されている、引っ張りだこの美容師。2022年7月には自身がプロデュースした「answer BEAUTY SALON」を銀座中央通りにオープン。全席個室、最新設備を備えた大人向けサロンは、早くも美容感度の高い女性たちの人気を集めています。

髪のアンチエイジング、最新ケアとは?

頭浸浴
頭皮全体を炭酸水のお湯で浸しながら、洗浄と血行促進を促すのが頭浸浴

顧客の中心は40~50代の女性とのこと、どのようなトレンドがあるのでしょうか。 

「エイジレスな美しさのあるお客さまに共通しているのは、健康的な髪の維持に熱心なこと。ツヤの失われた髪ではどんなにこだわりのあるスタイルでも魅力的にはならないことをご存じなのだと思います。最近は60代でも驚くほどつややかな髪の方もいますよ」と栗原さん。

特に人気のケアとしては、髪のダメージやお悩みに合わせて複数のトリートメントをカスタマイズする“システムトリートメント”。また、髪だけでなく頭皮のデトックスやリラクゼーション効果もある“頭浸浴”などがあるそうです。

「頭浸浴とは、炭酸のお湯を額から頭皮へかけ流して、頭全体を浸すヘッドスパの一種です。日常のシャンプーでは髪や頭皮に残ってしまう汚れや脂を落とすことでき、頭皮の血行促進やリラックス効果もあります。一度体験されると、次にお店に来た際もまたやりたいという方も多いですね」(栗原さん)

カラーした場合でもトリートメントとの併用で色持ちが良くなり、パサつきやうねりが改善されて、ツヤのある髪が長持ちするのだそうです。

色を楽しむのがトレンド、白髪もつややかに

カラーリング
施術前(左)と、施術後(右)。レイヤーで立体感を出しつつ、ツヤのあるカラーリングで華やかで若々しい雰囲気を演出

また、この数年で画期的に技術が進化し、メニューの数も増えたのが、カラーリング。50代以上の女性読者が多いハルメクの記事でも人気の「白髪ぼかし」など、ミドルエイジもポジティブに新しいヘアカラーを楽しむようになっています。

栗原さんによると、「以前は白髪染めというと、髪全体を濃い色に染めるだけでした。ですが、今は白髪を生かすようなハイライトを入れたり、立体感のあるカラーリングがトレンドです。薬剤も格段に良くなっているので、パサつきやすい白髪もツヤのある仕上がりにできるのです」
 

ハイライト
サイドにハイライトを少しだけ入れることで、派手すぎない上品なスタイルが実現

「60代で白髪が目立って気になるというお客様は、黒や茶一色での染めではなく、ハイライトを入れつつ調整することで重くなりすぎず派手すぎない上品なスタイルが実現できます」(栗原さん)。
 

自宅でも再現しやすく、お悩みもカバーするなら

ウルフカット
レイヤー(段)を強調したカットスタイルがハイレイヤー。いわゆるウルフカットと呼ばれるもので、パーマと組み合わせれば、毎日のドライヤーで動きのある髪型が実現できます

50代向けのヘアスタイルとして、栗原さんがよく提案しているのはレイヤースタイル。ショートからロングまで長さを選ばず、軽やかでおしゃれな印象になるそうです。

「ヘアアレンジは面倒、乾かすだけできれいに仕上げたいという方が多いので、立体感が出るようにレイヤーを入れて軽くパーマをかけておけば、コテなど使わなくてもおしゃれなヘアスタイルが再現できますよ」。栗原さんおすすめの、ケアもラクなスタイルです。

加齢に伴い毛量が少なくなったり、毛が細くなったりことを気にする方も多いですが、レイヤーを効果的に入れれば後頭部の丸みを出しやすくなり、前髪や襟足とのメリハリがつくので、ボリュームが少ないという悩みもカバーできるそうです。

ロングヘア
施術前(左)と施術後(右)。重たくなりがちなロングヘアーも、緩めのパーマを組み合わせたレイヤードスタイルなら華やかでおしゃれな雰囲気に

髪にボリュームやハリがなくなってペタッと平面的なヘアスタイルになると、老けて見えてしまいがち。レイヤーで毛先を軽くしておけば、ヘアクリームなどを軽くつけるだけで動きが出せて、自宅でも立体的に仕上げられるそうです。

髪の悩みや「なりたい自分」を伝えることが大事

「ハイライトやレイヤーというと、年相応の髪型にならないのでは?と心配されるお客様も多いんです」と栗原さんは言います。けれども実際は、ハイライトのスタイルは50代以上の女性にもだいぶ浸透しており、それに伴い経験を積んだヘアサロンやスタイリストも増えているとのこと。

「髪の悩みや心配事、なりたいイメージを伝えていただければ、きっと応えてもらえると思います」(栗原さん)。

さらにカラー剤やトリートメント技術の進歩もここ数年で著しいものがあり、頭皮に無理をさせない施術が可能になってきているので、施術内容をきちんと説明してくれる信頼できるお店・スタイリストを見つけることが大事ですね。

取材協力:answer BEAUTY SALON

■もっと知りたい■

時津木春
時津木春

1971年生まれ。編集プロダクション、出版社勤務を経てフリーランス。ファッション誌の執筆からビジネス書の編集まで、旺盛な好奇心を糧に幅広く活動。男女2児の母で思春期の子育て真っ盛り。東京西部の山育ち、植物好き。