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2022.11.30勉強したいものを見~つけた!
学生の時は何のために勉強するのか、自分でもよくわからないまま日々過ごしていたようです。試験のために受験のためにだけ勉強していたような……今から思えば何ともったいない時間を過ごしてきたことか。
この年になって、こんなにも興味わくもの、勉強したいものに出会えるとは思ってもみませんでした。しかし出会えたのです。幸運でした!
上海での中医学講座との出会いから約5年。さまざまな形で勉強は続けてきましたが、自分の知識の到達度を試したくて、国際薬膳師資格認定試験に挑戦しました。
この資格は本草薬膳学院が中国薬膳研究会(中国政府の認可を受けている学術組織)の日本教育機構として担っている試験です。
勉強の仕方の模索
私にとって、まず勉強の仕方が問題です。何せ、そんなに真面目に勉強してこなかった上に、日々記憶力、判断力そして体力も衰えていくばかりですから。
いかにして学ぶのが効率的で有効なのかを模索しながらの試験勉強です。
クイズ「東大王」で有名になった鈴木光さんの著書『夢を叶えるための勉強法』や、コメンテーターで弁護士の山口真由さんの『東大首席が教える超速「7回読み」勉強法』山口さんと脳科学者の中野信子さんとの対談本『「超」勉強力』などを読みあさりました。
けれど、結局自分に合った勉強法は自分で探して自分で確立するしかないと知りました。なぜならば、私が読んだ著書の皆さんは超がつく頭脳明晰な皆さんですから(笑)。
私の勉強法
“さぁ、困った”
結局、私の場合は地道に書いて書いて書いて書いて……覚えるしかありませんでした。覚えて、また忘れて、また覚えてまた忘れて……また覚える。その繰り返しでした。そんな中で効果的だったのは、覚えたことを自分なりに図やチャートシートにして書き出すことでした。
でもやはり、すべては覚えられませんよね~。何せ、試験科目は8科目です。中医基礎学・中医診断学・食材学・中薬学・方剤学・中医内科学・中医営養薬膳学・弁証施膳。自分の中で優先順位をつけ、覚えるところとパスするところが自然とできてしまいました。
合格しました
そんな孤軍奮闘の日々を経て、6月4日・5日の2日間の試験に挑み、何とか合格致しました。万歳です!! 達成感半端ないです。泣きました。
これは私にとって通過点でしかありません。中医学の入り口にやっとたどり着いた感じです。もっともっと勉強したくなりました。
自分だけの知識に納めるのではなく、家族のために友達のために、これから知り合う人たちのために役立つ知識にしていきたい! そして、これからの生きがいにできたらいいな~と思っています。
だから勉強も挑戦もまだまだ続きます。“加油!悦子”(がんばれ!)
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