57歳フミさんの体験談!アプリでの結婚相手探し

50代女性!マッチングアプリで出会った年下男性

公開日:2020/11/11

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50代で婚活を始めた女性の体験談を紹介します。結婚相談所でなかなかよい出会いが見つからない中、マッチングアプリで出会った年下男性との恋愛の行方はいかに?

50代女性…マッチングアプリでの出会いはアリか?

50代マッチングアプリ

50代になって異性との出会いを求めてマッチングアプリを使うことに抵抗がある人も多いかもしれない。だが結婚相談所で、カウンセラーに人格や生き方を指摘されて精神的にめげるより、アプリを使って自分らしく婚活した方がうまくいくと断言する女性がいる。

結婚相談所の指摘に委縮していく自分

「一人だと老後が寂しい、お金も心配。私が結婚したかった理由はこの2つです。でも結婚相談所では、お金のことを言うと男性が逃げていくと言われました。地味すぎて男性の目を引かないとか、お化粧がヘタだとか、どことなく品がないなんてひどいことを言われたこともあります。そのたびに落ち込んで、似合わないフェミニンな服を買ったり使わない口紅を買ったり。もう、うんざりしちゃったんです。いい年して、あんまり他人に悪いことばかり指摘されたくないですよね」


一気にそう言ったのは、フミさん(57歳)だ。30代の頃に婚約したことがあるのだが、独身だと思っていた相手が実は既婚者だったとわかって解消。男性不信に陥った時期もある。

「ずっと一人で仕事をしながら自由を謳歌してきたんですが、50代に入ったとたんにガンになったんです。手術と放射線治療で一応治ったんですが、再発の不安もあるし、大好きだった仕事もバリバリできなくなった。そうしたら急に寂しくてたまらなくて」

両親はすでに亡い。弟がいるものの、家庭を持っているからめったに会うこともないし、もともと折り合いがよくなかったから何の相談もできない。

「それでまずは結婚相談所に登録したんです。最初のところはとにかく紹介件数が少なかったのですぐにやめました。次は年配の会員が多いという触れ込みのところだったので入会したんですが、相手は70代ばかり。それほど年上は求めてない。私は介護したいわけじゃないと思って」

3か所目は親切ではあったが、前述のように「重箱の隅をつつくようにいろいろな改善点を要求してくるところ」だった。
 

シニアが多いマッチングアプリで積極的に活動

シニアが多いマッチングアプリで積極的に活動

「すっかりめげてしまい、しばらく結婚なんていいやという気持ちになりました。だけど55歳を超えたら、やはりこのままでは寂しいと痛感したんです。社内改変で多忙な部署から暇なところに回されてしまったこともあって給料も目減り。ずっと働くつもりでいたから、貯金も決して多くない。このままでは老後が不安、とどんどん自分を追い込んでいって。なんとかしなくちゃと思っていたとき、たまたまネットでマッチングアプリの存在を知ったんです」

この年齢で大丈夫かなと心配に思ったが、やはり年配者が多いアプリもあると知った。

嘘を書いてもどうせバレる。だったら最初から正直に自分をさらしていこうとフミさんは決めた。自分を飾らずに生きてきたのだから、そのままでいいと友人にも言われた。

「真剣にパートナーが欲しいと思っている人、結婚したいと思っている人に限定しました。何度かメッセージをやりとりして、気が合いそうだと思ったら積極的に会っていったんです。いい人が多かったですよ。だけどいい人なら結婚したいと思えるわけでもない。私は5歳くらい年上がいいと思っていたけど、私より年上の男性って、だいたい向こうの方が寂しがっていて母親のような女性を求めているんですよね。年上の男性の母親役なんてまっぴら(笑)」

それでもめげずにさまざまな人に会っていたが、あるとき年下男性からメッセージを受け取った。年下は視野に入っていなかったのだが、パートナーを求める真剣さを感じたので、一度会ってみることにした。

「会ってみたら、それまで会った年上男性と違って、ふわっとソフトで男性であることを振りかざさない人だった。4歳くらい年下なのかしらと思ったら、なんと8歳下でまだ40代。こっちがちょっと引きました。でも彼は全然気にしなかった。2度目に会って食事をしたとき、結婚を前提に付き合おうと言われました。本当に8歳年上の私でいいの、と聞き返してしまった。すると彼は『年齢差なんてどうでもいい。二人でいい関係を作ろう』と。彼といると、自分と彼が同じ目線でいると実感できる。それが一番うれしかったです」

彼女は老後の精神的不安や経済的なことなども彼に打ち明けた。最初から自分をわかってほしいと思ったからだ。

「彼は、『僕は高給取りではないけど、元気でいる限り働く。あなたも健康のためにも働いて、二人でたまにちょっと贅沢できればそれでいいんじゃないか』って。彼はかつて同棲したことはあるけど結婚歴はありません。こんないい人がどうして今まで一人でいたんだろうと思ったら、彼は結婚する気がなかったんだそうです。50歳が近づいてきて、初めて結婚を意識したと言っていました」

予想外!8歳年下の男性と別居婚へ

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1年間、ゆっくり付き合った。二人で芝居を見たり近場に旅行したりもした。時には政治や社会問題で議論になり、意見の違いが明確になったこともある。だがそれでも嫌いにはならなかった。違いを認め合う大切さがわかったと彼女は言う。そんな経過があって、二人は1年ほど前に婚姻届を出した。だが、同居はせず、半同棲状態が続いている。

「私はマンションを購入したんですが、1LDKなんですよ。売ろうと思ったけど安くしか売れない。彼はもともと賃貸派。彼がうちに越してくるには狭すぎるし、二人で賃貸に引っ越すのも何かあったときに怖い。結局、私の自宅は手放さずにおき、彼のマンションが更新時期になった昨年暮れ、近所の安い賃貸に越してきました」

お互いの仕事の都合を伝えて、一緒にいられるときは一緒に過ごす。そんな気楽な結婚ができたことをフミさんは「ありがたく思っている」という。

「出会いのきっかけは何でもいいんですよね。出会った人とどうやって付き合っていくかが一番大事なんだとよくわかりました。たまたまマッチングアプリの気軽さが、今の私には合っていたんだと思います」

彼となら気楽に、緩やかに手をつないで歩いていける感覚が、彼女に大きな安心感をもたらしている。

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亀山早苗

東京生まれ。明治大学卒業後、フリーランスのライターとして雑誌記事、書籍の執筆を手がける。おもな著書に『不倫の恋で苦しむ男たち』『復活不倫』『人はなぜ不倫をするのか』など。最新刊は小説『人生の秋に恋に落ちたら』。歌舞伎や落語が大好き、くまモンの熱烈ファンでもある。

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