離婚ではなく夫婦の役割から卒業する良い点は?

卒婚とは?50代で見直したい新しい夫婦の形・体験談

公開日:2020.06.17

更新日:2024.07.06

卒婚とは何か?50代で訪れる夫婦の変化

50代で訪れる夫婦の変化

50代になり、子どもたちも独立していき、そろそろ定年など人生の先が見えてくる頃。「夫婦(パートナー)との関係、形を見直してみたら、新たな方向が見えてきた」……そんなカップルは少なからずいる。

卒婚、家庭内別居、別居、離婚などなど、ベテランカップルだからこその選択肢はいろいろある。今回は「卒婚」を選んだ夫婦の形を見ていこう。

 

卒婚という「役割」に縛られない同居生活へ

「役割」に縛られない同居生活へ

「卒婚」というのは、一般的に「離婚届は出さないけれど、結婚につきものの夫・妻の役割にとらわれることなく生活すること」とでも言えばいいだろうか。同居するにせよ別居するにせよ、お互いに「今後はこうやって生きよう」という共通認識が必要だ。

都内在住のキミコさん(57歳)は、一昨年から4歳年上の夫と二人暮らしとなり、2019年春、夫の定年を機に、...

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亀山早苗

東京生まれ。明治大学卒業後、フリーランスのライターとして雑誌記事、書籍の執筆を手がける。おもな著書に『不倫の恋で苦しむ男たち』『復活不倫』『人はなぜ不倫をするのか』など。最新刊は小説『人生の秋に恋に落ちたら』。歌舞伎や落語が大好き、くまモンの熱烈ファンでもある。

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