大人の手帳術1:夢や目標を叶える人の「手帳の使い方」と5つのメリット
2024.12.292022年07月05日
50才からの転職(24)
ファミリーハウス「パワーチャージ」オープンしました
2017年に未経験で不動産屋を開業した、まつしたあやこです。今回は2021年6月に、第一回目の事業再構築補助金申請で採択され、準備をすすめてきた新事業、「ファミリーハウス パワーチャージ」のお披露目をさせてくださいね!
採択から一年かかりました!
数々の苦難? を乗り越え、2022年6月10日にオープンしたのは、「高度医療を受けるために、自宅を離れて通院する患者と、その付き添い家族のための、オンライン相談つき短期型賃貸アパート」です。
まずは完成した写真をご覧ください。
ここまでの経緯を手短に説明しますと
- 今から約2年半前、まったく縁もゆかりもない、大阪府吹田市というところに、アパートを購入した。
- その地域をよく知らずに購入したが、そこは「北大阪健康医療都市」という、高度な医療をおこなう病院の集まる場所で、アパートは病院から徒歩圏内の立地だった。
- 地域の不動産屋から、長期入院患者の付き添い家族から、病院近くで部屋を借りたいという問い合わせは多いが、短期貸しは少ないので困っている人が多いと聞いた。
- 周辺を調べてみると、病院の近くにはホテルが2つしかなく、長期滞在するには、かなりの経済的な負担であることがわかった。
- それなら私の所有する物件を、必要とする人たち向けの、短期で安く借りられるアパートにすればいいのではと思いついた。
- でも改修工事にかかる資金がない! と思ったところに、事業再構築補助金申請が始まり、事業計画書に私の想いを綴ってみた。
- 事業再構築補助金とは、国が新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けた経済情勢の中、思い切った事業の再構築にチャレンジしようとする、中小企業等を支援する補助金。
- めでたく採択されたのはよかったけれど、そこからさらに手続きが複雑な上、事業完了までにかかる費用は後払いなので、資金繰りが大変だった……
と、このような流れです。
そもそも聞きなれないファミリーハウス
付き添い家族のための滞在施設といえば、みなさんマクドナルドがスポンサーの「ドナルドハウス」の名前を聞かれたことはないでしょうか。
そのドナルドハウスも近くにあります。私も見学させて頂きました。とても親切に対応していただき、いろいろと勉強になりました。
私がつくったファミリーハウスは、ドナルドハウスの10分の1、いや、20分の1の規模ではありますが、ここで心のパワーを充電してもらいたいとの願いを込めて、「ファミリーハウス パワーチャージ」と名付けました。
そして、住居部分の隣には、小さなギャラリー兼貸しスペースをつくりました。こちらは、地域の人の習い事や展示会の場として使っていただきたいと思っています。
この記事を書いている段階では、まだ完成していないのですが、早く貸し出せるように、がんばらなければ。
あとはやりながら考えていきます
補助金がもらえるといっても、かかった費用の全額ではないので、私も何百万円も資金投入しています。
普通の賃貸より、間口を狭くしたことで、これからどうやって集客して、運営していくか。会社の経営は大丈夫?と、問題は山積みですが、必要としている人に届くといいなと思います。
まぁなにごともやってみなければわからないということで、トライ&エラーを繰り返し、考えていきたいと思います。
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