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- 子育てを終え、53歳で不動産業を始めました
ほんの数年前までは娘一筋の生活だった私。それが今ではまるで別人のように自分主体の毎日を過ごしています。折り返し地点もとうに過ぎた今、残りの人生は自分の心に素直に生きたいと思います。
簡単に自己紹介
いきなりドーンと顔写真で失礼します。はじめまして、現在56才の関西在住「まつしたあやこ」と申します。
私は今から3年半前に業界未経験にして、不動産屋を開業したというよくいえばチャレンジャー、悪くいえば無謀な人間です。
思えば幼稚園児の頃から自分の欲望に素直に生きたい気持ちが人一倍強い子どもでした。例えばクラス分けされているのに、お昼は仲良しと一緒に食べたいからと毎日隣のクラスにいすを運んでは先生に連れ戻されたり……。
自由奔放な子ども時代でしたが、だんだん周囲に合わせることを学び、それなりに大人になりました。しかしそれは私の本来持つ個性を封じ込めることでもありました。
人目を気にした思春期時代、欲にまみれた青春バブル時代、結婚して妻、嫁、母として世間に合わせた30代40代、そして半世紀以上生きて今ようやく自分主体の人生を生きていると感じます。
変わったのは私の意識
うちはちょっと変わっていまして、夫婦別居生活16年になります。夫とのことについてはまたの機会にお話できればと思いますが、とにかく娘と二人きりの生活でしたので、それはそれは密な母娘関係、今の私からは想像できないくらい娘一筋の生活でした。
しかし、大学に入学した途端、娘は外の世界に目を向けるようになり、しばらくは娘の変化を受け入れられなくてそれはまるで男女の愛憎劇……。でもある時はたと気付いたのです。あ、この子はもう大人になったのだと……。
私の生きる使命は
結婚後ずっと黒子に徹していた私。それがまた主役が回ってきたのです。突然の主役復活に戸惑いながらもこれから何を目標に生きていこう? 何がしたい? 何ができる? 自問自答を繰り返し、そうだ! どうせ一度きりの人生、世の中の様々なことに関心を持ち、やりたいこと全部やってみようと決意しました。
自分を自分で幸せにする、そして私の生き様を見て、まだまだ男性主体のこの国で生きづらさを抱える女性たちが、「あ、そんなふうに生きるのもありなんだ」と少しでも前向きになれることが、私の目標とするところです。
見てください! まだまだ寒い季節だけど、桜も沈丁花(ジンチョウゲ)も着実に春に向かって準備中です。
コロナコロナではや一年……。閉塞感漂う世の中ですが、女性が明るく生きることが世界を明るくすることと、私は思うのです。
他人を変えることはできないけれど、唯一自分の心持ちだけは変えることができます。そして誰かの言葉でふっと心が軽くなることはあると思います。
そんなポジティブシンキングを発信していけたらと思います。
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