受験生の息子に作り続けた朝食がきっかけで主婦兼ライター→50歳で「スープ作家」に
2024.12.202024年12月23日
006:藤田篤子さん(57歳)
50代おひとりさまが本当に望む暮らしを求めて地方移住。小さく働き、豊かに暮らす術
50代から新しい一歩を踏み出して、第二の人生を歩み始めた人たちを追う「わたしリスタート」。都会生まれ、都会育ちのおひとりさま女性が山形に56歳で地方移住!「ずっと望んでいた暮らし方」を今、実践できている、と藤田篤子さんは笑顔で話します。
藤田篤子さんのリスタート・ストーリー
東京で暮らし、介護士として16年間、働いていた藤田篤子さんが、人生を改めて考え直し、かねてから夢だった地方移住を決意したのは50代前半。
以降、着々と準備をして、2023年、56歳のときに「生活クラブ」が展開する「産地で暮らすプロジェクト」を通じて、山形県酒田市に単身移住。鳥海山を眺める住宅で移住者とルームシェアしながら田舎暮らしを楽しんでいる。
生活クラブの生産者と繋がり、収穫などのアルバイトに励むほか、フリーで家事代行やマヤ暦鑑定占いもしている。来年は街中にオープンした複合シェアオフィスとシェアハウスの運営にチャレンジするなど、自分の“好き”と“得意”を生かした「マルチプルジョブワーカー」として活躍中。
山形で2度目の冬を迎える藤田さんに、移住を決めた理由と暮らしについて聞いた。