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- 2022年、社会派不動産屋を目指していきます!
2017年に業界未経験で不動産屋を開業したまつしたあやこです。 今年も1年が終わろうとしています。 今回は、起業したことで変わっていった私の意識と、ライフワークとして、これから目指していく仕事のかたちについてお伝えしたいと思います。
起業して、意識も働き方も変わりました
2021年、みなさんはどんな一年でしたか。
私は本当に一年があっという間に過ぎていきました。私の一年を漢字であらわすなら「瞬」?「駆」?はたまた「忘」でしょうか。
この4年半、試行錯誤しながら一人で不動産屋をやっていくうちに、さまざまな気づきがありました。その中で、自分はこれからどんなふうに不動産業を通して社会と関わっていきたいのかが、少しずつ見えてきました。
女性のための相談会やっています
私は若いころからずっと「女性の自立」について考えてきました。
ご縁があり、今年(2021年)から通常の不動産業以外に、女性支援団体と連携して、DV被害者女性たちの家探しのお手伝いをしています。
9月から月に一度の相談会に「女性の不動産屋」として参加させてもらっているのですが、こんなにも問題を抱えている女性がいるの? とびっくりするぐらい、たくさんの女性が相談に来られます。
DV被害で家を飛び出した女性は、いったんシェルターに入ることができても、ずっとそこに住み続けることはできません。
でも所持金がなかったり、精神的な問題を抱えていたり、連帯保証人になってくれる人がいなかったりと、普通の賃貸物件に入居することが、とても難しいのです。
大家さん側の立場からみたら、問題のある人を入居させたくない気持ちはよくわかります。でも誰かが、そんな問題ありの人でも受け入れてくれる場所を作らないといけません。
ないものはつくればいいんです
なので、私が作っていこうと思います。
「不動産×福祉」。無謀にも不動産屋を始めたのは、「住」の面から、ずっとやりたいと思っていた女性支援をするためだったのかなと、思ったりします。
思いをかたちにしていくには、資金も必要だし、制度に関する知識も必要です。
不動産の資格だけではなく、福祉の制度やしくみについても勉強しないといけないと思いたち、春から大学に編入して、社会福祉士の国家資格を目指し、四苦八苦しながら学んでいます。
今年は、今までバラバラの点だったものが、ひとつの方向を目指して進みだしたような一年だったと思います。
57歳で将来の夢を語るのもありと思います!
雇われて働いていたころは、考えも及ばなかったけれど、私にも社会をより良い方向に変えていくことができるのかなと、考えるようになりました。言うは易し、行うは難しですが、きちんとかたちにしていこうと思います。
そして、これまではひとりでやってきましたが、ここからは志を同じとする仲間づくりもしていきたいと思います。
2022年は不動産業の仕事に加え、新事業のはじまり、大学の実習が丸1か月あったりと、スタート前からどうする私!? と超多忙の日々が決定しています。
どうなることやらですが、よく寝てよく食べて、なんとか乗り越えたいと思います!
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