50才からの転職(16)

女性が明るく生きられる社会を目指して

公開日:2021.10.04

先日、ハルトモ倶楽部ライターのオンライン交流会なるものが開催されました! そこでそれぞれの記事のテーマの話になったのですが、はて? 私のテーマは? ということで、今回は初心に戻り、「私の伝えたいこと」について書かせていただきます。

記事を通して伝えたいことは?

ハルトモ倶楽部の読者ライターとして記事を書き始めて、はや9か月が過ぎました。先日、初めてほかのライターさんや、いつもお世話になっている編集者さんたちと、オンラインでお話する機会がありました。

そこで、それぞれ何をテーマに書いているかという話題になったのですが、私のテーマは……お題があちこちに飛びまくっていますが、一貫して伝えたいことは「女性が自分らしく自由に生きる」ということです。

記事を通して伝えたいことは?

モラハラやDVなど、我慢して日々を過ごしている女性が、男性から物質面でも精神面でも抜けだして、自分らしく生きるきっかけを作れればと願っています。

私は幼い頃より、一つ違いの兄と「お兄ちゃんは男やから」「あんたは女やから」という訳のわからない理由で、理不尽な待遇を受けて育ちました。

結婚してからは、夫から「主婦の月給は10円」「悔しかったら同じだけ稼いでみろ」などと言われ、とても傷つきました。

記事を通して伝えたいことは?

男って偉いの? いやいや、人間力で勝負しましょうよ

世の中、男のほうが偉いのでしょうか?

いいえ、男と女に能力の差はありません。ここからは私が50数年生きてきた経験と重ね合わせて思うことですが、唯一男のほうが勝っているのは、腕力です。その腕力は、弱い女性や子どもを守るために使われるべきなのに、悲しいことに一部の男性はそれを弱いものを攻撃することに使っています。

フェミニストというわけではないですが、世界中どこをみても女性のほうが危険にさらされています。夜道が危険と言われますが、女性の一人歩きで何が危険なのでしょう? 日本の街中で、ライオンや虎に遭遇するはずもなく、身を守らないといけないのは、男性からの被害でしょう。

男のほうが上だと信じている勘違い男性がなんと多いことか。

私は不動産業という、どっぷり男性社会に身を置いているので、同業者からセクハラを受けることも少なくありません。足を引っ張られることも多々ありました。

今の20代、30代のカップルをみていると、男女の力関係もだいぶ改善されたなと思いますが、ハルメク世代の男性は、やはり男が上と育てられてきたので、なかなか変わらないでしょうね。

50歳を過ぎた私たちの世代こそ、男だ女だという前に、人として勝負したいところです。男性陣に言いたいです。あなたがされていやなことは、女性もされたらいやなんですよ。

男って偉いの? いやいや、人間力で勝負しましょうよ

女性がのびのびと生きられる社会を造りたいです

日本は、まだまだ女性にとって不利なことが多い国です。性被害はなくならず、コロナでDV被害は増加しています。

「文句を言うより、私が我慢すれば……」とあきらめの積み重ねで、そのうち自分が我慢していることすら無感覚になっていないですか。いやなことをちゃんと「いや」って伝えられていますか?

私は今、仕事のかたわら、社会福祉士の資格取得を目指して大学で勉強しています。晴れて資格を取れたあかつきには、「女性が強く生きるための道場」を造ろうかなと思っています。

女性がのびのびと生きられる社会を造りたいです

そして今、幸せに暮らしているハルメク世代の女性たちも、「私には関係ないわ」と自分の周りのことだけに目を向けるのではなく、関心を持ってほしいと願います。

愛情の対極にあるのは無関心ですから。

 

■もっと知りたい■

まつしたあやこ

まつしたあやこ不動産合同会社代表。53歳のときに契約社員の化粧品販売員から、まったくの未経験で不動産屋を開業。そして56歳で社会福祉士国家資格を目指して大学に編入と、50代からの挑戦ストーリー。「すべての女性をハッピーに」をモットーに、私なりに考え発信していきたいと思います!

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