50才からの転職(20)

50代後半女子が考える「幸せ」のかたちとは

公開日:2022.02.06

2017年に未経験で不動産屋を開業した、まつしたあやこです。予想通り、慌ただしくスタートした2022年ですが、今回は、50代後半女子が考える「幸せとはなにか」という壮大なテーマで、お付き合いください。

体調不良からはじまった2022年

体調不良からはじまった2022年
健康は 病気になって 気づくもの

ついにダウンしてしまいました……。

たまっていた事務処理や、遅れていた大学の勉強の巻き戻しと、正月休みムードもなく迎えた新年でしたが、1月半ばぐらいからあれ? なんか体が重いと思ったら、ついに動けなくなりました。

発熱、筋肉痛、息苦しさ、とくれば、このご時世疑うものはただ一つ! すぐにPCR検査を受けましたが、結果は陰性でした。医師の見立ては「お疲れがたまっているようです」と。

思えば仕事と大学の両立になった去年の春頃から、丸一日ゆっくり体も心も休ませる日がなかったと反省しきり。そういえば、去年(2021年)の11月からなぞの蕁麻疹が体中に何度も出ていたっけ。あれは体からのSOSだったのですね。

はたから見ると幸せそうにみえる私?

はたから見ると幸せそうにみえる私?
マズローの要求5段階でみる幸せとは?

実は私、少し前からなぜか「幸せとはなにか?」という壮大なテーマで、思いを巡らせていました。そんなときに体調を崩し、あらためて「幸せとは?」と、深く考えました。

もしかしたら自分が幸せかどうかもわからないほど、弱っていたのかもしれませんね。

「幸せ」の対極にある「不幸」は、人類共通点が多く、実感したくなくても、いや応なしに感じてしまうものかもしれません。

でも「幸せ」はどうでしょう?

私はずっと100%幸せ! と言える人はどれくらいいるでしょう?

寝込んだことで、「健康」はすべてにおいて最優先の「幸せ」の条件と、当たり前のことを改めて感じました。

しかし、ベースとなる健康があっても、お金がなかったら幸せとは言えないし、お金があっても人間関係がうまくいってなかったら、幸せと言えないし……。

幸せは、まるでチルチルミチルの幸せの青い鳥を探すようなもの?

50代女子は悩めるお年頃なんです

50代女子は悩めるお年頃なんです
50代女子は見ためはオバサンでも中身は悩める女子!?

50代も終盤になると、今までイメージできなかった老後について、いやでも考えないといけない年齢になります。半世紀以上生きてきた自分の人生についても、正解だったのか、失敗だったのか。自己採点してみたくなったり、周りと比べてみたり……。

50代は、人生という長い道のりの中で、来た道とこれから進む道の中間地点。自分を見つめ直すお年頃なのかもしれないですね。

ここまで読んでもらって、「で? 結局、幸せとはなに?」と聞かれたら、すみません、よくわかりませんでした(汗)。

でも思うに、「幸せ」のかたちは人それぞれで、常に「私にとって」が付くのではと思うのです。他人の思う「幸せ」に、自分をあてはめようとするとしんどくなるし、人と比べることにはなんの意味もなさないと、私は思います。だって私たちは、みんな自分の人生しか生きられないのですから。

だから私は、「私にとっての幸せ」と思える状態を少しでも多く作れるように、これからもぼちぼちがんばっていこうと思います。無理はできないお年頃ということも、しっかりと頭においてですね!

昨年(2021年)末にビタミンカラーで描いた一枚。タイトルは「JOY」

そんなこんなでスタートした2022年。コロナ収束はまだ見えないけれど、みんなが幸せを感じることのできる年になるようにと願います。

 

■もっと知りたい■

まつしたあやこ

まつしたあやこ不動産合同会社代表。53歳のときに契約社員の化粧品販売員から、まったくの未経験で不動産屋を開業。そして56歳で社会福祉士国家資格を目指して大学に編入と、50代からの挑戦ストーリー。「すべての女性をハッピーに」をモットーに、私なりに考え発信していきたいと思います!

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