コロナ禍で気付いた「幸せは自分の心の中にある」
2021.06.282022年04月12日
本当に大切な人やものに気づけました
コロナ禍での「つながり」の変化について思うこと
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回はコロナ禍での「つながり」の変化について書かせていただきました。
3年目のコロナ禍
寒暖差が激しいコロナ禍3年目の春になりました。コロナ禍前は、人とのつながりや関係はどうだったのでしょうか? 以前はどうだったかなあ……。そう思い、今回振り返ってみることにしたのです。
コロナ禍以前のつながり
いわゆるお付き合いが多かったように思います。
仕事やコミュニティの関係者など、いわゆる「お付き合い」の集まりや食事会、定例会などがよくありました。普段大親友のように仲良しでもなく、別に仲が悪いわけでもない、でもなんとなく仕事上のお付き合いがあるから、コミュニティの付き合いがあるから、などといっては出かけていたのを思い出します。
それはそれで出かけて楽しかった時もあれば、妙に疲れてしまい出かけたことを後悔してしまった、なんてことも……。しかし行かないと変に思われてしまうかな、付き合いが悪いと思われてしまうかな、などと、人にどう思われるかばかりを気にしていたように思います。
食事代の出費がかさみ、ああ……。そんなふうに思った日もありました。
コロナ禍のつながり
未知なるウイルスの不確定な情報があれこれ飛び交い、人と会うことがなくなりました。私の場合はそれと同時に仕事もなくなりました。
2020年の4月末からゴールデンウイークにかけては、なにもできない、誰とも会えない数日間を過ごしていました。今でも覚えています。
「おうち時間」という言葉が流行りました。私もお掃除に断捨離、お料理にオンライントレーニング、オンラインサロン参加と、家で楽しめることをあれこれやりました。これらにより新しい気づきや学びがあり、少しですが自己成長できたことがとても財産です。中には今でも継続しているものもあります。
そしてこの頃から、実際に対面で会わなくても人と人はつながっていられるんだということにも気づくことができました。オンラインサロンで出会った県外の女性は、実際にはまだお会いしていませんがとても大切な友人となりました。またオンラインがきっかけで、大昔の知人に再会できたりもしました。
2020年秋頃からは少しずつですが仕事が戻りはじめ、対面で人とも会えるようになりました。しかし連絡を取り合うことに関しては、コロナ禍以前に会っていた人の中で、取り合う人、取らなくなってしまった人とはっきりと分かれるようになりました。
いわゆるお付き合い、だけの人たちとは疎遠に……。本当にご縁のある人、大切に想うことが似ている人や価値観が似ている人とはつながるように。人間関係の断捨離もできたのだと思っています。
そして今
まだまだ油断はできないご時世ですが、今は自分が本当に会いたい人、本当に大切な人と連絡を取り合ったり、会えたり。それらの時間はとても心地よく、自分が無理しなくていい、自分らしくいられる大切な時間でもあります。
本当に大切な人やものに気づけたコロナ禍。そして3年目の春。
心穏やかに、ひとつひとつの大切な時間を大切な人や仲間と紡いでいけたらいいなあと思っています。
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