コロナ禍で気付いた「幸せは自分の心の中にある」
2021.06.282021年10月25日
コロナ禍のメンタルケア
コロナ禍は自分を大切に・そして人も大切に
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回は長引くコロナ禍でのメンタルケアについてお送りしたいと思います。
すごい時代に私たちは生きている
気づけば、秋が一気に通り過ぎてもう冬の気配。
新型コロナウイルスの状況も情報も曖昧で正確なことがわからず、まだまだ不安な毎日を過ごしていますよね。歴史に残るこんなすごい時代に私たちは生きているからこそ、この試練を乗り越え、自分の内側に目を向けることの大切さについて書かせていただこうと思います。
変えられるものと変えられないもの
昔、私のメンター(相談者・助言者)に人生についてこんなことを教えていただいたことがありました。
変えられるもの
- 自分
- 解釈
- 未来
変えられないもの
- 他人
- 出来事
- 過去
これらは対極にあり、自分がどう捉えるか、どう感じるかを意識するだけで、毎日がとてもハッピーに、幸せになれるというものでした。
確かに、例えばどこにでもいる困ったちゃんなどの他人はなかなか変えることができないけれども、自分の考え方は変えることができる。
今日失敗してしまったなどの起きてしまった出来事は変えられないけれど、そのことが起きたことの意味を理解し、解釈は変えることができる。
そしてどんな人にもある過去は変えられないけれど、これからの未来は今、この瞬間から自分次第でいくらでも変えることができるといえます。
人生の中で道に迷ったとき、いつもこの言葉たちを思い出してきました。
今のこのコロナ禍の世の中、暗いことばかりを考えずに、未来にフォーカスすることってとっても大切なんじゃないかと思っています。
自分を大切に・自分を信じる
コロナが始まる前までは、例えば行きたくないけれど付き合いだからと出かけることがあったり、人に合わせて何かを発言したり、行動したり、判断したりすることが多かったように思います。
しかしコロナが始まってからは、まず人と会えない。コミニケーションが失われ、孤独を感じることも多かったけれど、一人になることで得られたことも多くなりました。
今まで後回しにしていた家のお掃除、断捨離をして、家中すっきり! いろんなものを手放せたおかげで気持ちにスペースができたこと。適当にしていたお料理を、おうち時間でおいしいものを自分で作って食べることによって、幸せを感じられたこと。自分自身のスキンケアや体のセルフケアに時間をかけられるようになり、今までよりキレイになれたと思うこと(笑)。
特に感じるのは「食」。外食がなくなったことで、食材やおいしいフルーツやお菓子などを手にする機会が増え、食べることの大切さ、食べることで満たされる感覚を味わっています。
そして「人」の大切さ。
たくさんの関係が研ぎ澄まされて、今は本当に必要な人たちと過ごせているように感じています。無駄な付き合いの関係は崩壊し、連絡すら取り合わなくなった方々も。これでよかったんだと思います。
自分を大切にすることで人も大切にできる。昔からよく聞く言葉ですが、このコロナ禍でやっとその言葉の意味がわかったような気がしました。
まずは自分自身を、そして自分の生活を大切にすること。生活を丁寧に生きること。
幸せはいつも自分の心が決めるのですね。まだまだ不安な世の中は続きますが、いつも笑顔で過ごしたいなあと思う今日この頃です。
■もっと知りたい■