食事と運動で、無理せずヘルシーやせLIFE

50代のダイエットは「8:2の法則」で食べて動く!

公開日:2021.07.13

更新日:2021.07.08

メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回はダイエットや食生活について、私が日頃実践していることをご紹介したいと思います。

ストレスのないダイエットでヘルシーな毎日を
ダイエット中でも好きなものはおいしくいただきます

ダイエットをしたことはありますか?

いきなりですが、みなさんはダイエットをしたことはありますか?

比較的多くの方が、なにかしらのダイエットにチャレンジされたことがあると思います。そんな私も今までたくさんのダイエットにチャレンジしてきました。

過酷な食事制限、炭水化物抜き、お菓子を食べない、りんごしか食べない、卵しか食べない、1日2食、16時間断食、お腹にサランラップを巻く、暑いお風呂に長く浸かって汗を大量にかくダイエットなどなど……。

他にもまだまだあります(笑)。そして成功したものも、失敗したものもそれぞれ本当にたくさん。そしてそのほとんどが、ダイエットした後に「リバウンド」してしまっていました……。うーん残念。

さて、みなさんはダイエットしたい目的は何でしょうか?

スタイルがよくなりたい、細くなりたい、美しくなりたい……ですよね。

実は私も、最大に太っている時は、現在より体重がプラス11kgありました! その時は何を着ても似合わず、食欲が止まらず、写真を撮られるのが大嫌い、毎日鏡を見るのが本当に苦痛でした。

そこから決心をし「本気のダイエット!」と、過酷な食事制限をして、3か月で9kgのダイエットに成功。しかしダイエットの代償は大きく、生理が止まり、いつもフラフラ状態。貧血まで起こしてしまっていたのです。

「これではいけない!」とまた食べ始め、あっという間にリバウンド……。悲しかったですね。ダイエットに成功しても、健康でなければ意味がない。健康的にヘルシーに美しくやせる手段はないだろうか? そこで、当時私が実践した方法はこちらです。

ダイエットをしたことはありますか?
ダイエットに悩む女性は多いですよね

食べるカロリーと出るカロリーと運動

当たり前ですが、人の体は食べたものでできています。と、いうことは、何を摂取するかで体は決まります。そこでシンプルに「何を摂取するか」を意識してみました。

また考えてみると、基本的には、口に摂取したカロリーと出るカロリーがイコールであれば太らない、ということを頭に置きました。もちろん、年齢や基礎代謝、病気などにより、一概には言えませんが、基本的には食べたカロリーと出るカロリーがイコールであれば太りにくいと考えたのです。

そこでついやってしまうのが、上記で私が今までチャレンジしたような「食べるものを制限する」ダイエット法。これは一時的にはかなりやせることができましたが、結果的にはリバウンド。理由は、ダイエットのストレスから解放されて、また元の食生活に戻ってしまうからなんです。

食べるものを制限することに着目しがちですが、出るカロリーを意識することがベストではないかと私は考えました。そこで私が実践しているのはこんな方法です。

8:2の法則

管理栄養士さんを雇って、毎食の管理をしてもらえればベストなのですが、それは無理。自分で自分の体を管理していかなければなりません。かと言って、つらい食事制限などをし、我慢してストレスを溜めてしまって他の病気を引き起こしたり、リバウンドを招いたりするのは避けたいですよね。

そこで私が行っているのが「8:2の法則」。これは、1日の中で8割は体によいものを摂取、残りの1~2割は好きなものを食べてもよい、というやり方です。

【私の場合の8割の体によいもの】

  • お水を1.5~2リットル
  • たんぱく質、野菜や魚、発酵食品を毎日摂取
  • バランスのよい食生活を心がける
  • 日々生活は変わるため、補うためのサプリメント
  • トランス脂肪酸のものを摂らない
  • できる限りオーガニックに近い食材を選ぶようにする

【自分を甘やかし、ご褒美とする残りの1~2割】

おやつにフルーツやチョコレート、ケーキやビールなど、自分が楽しめるものを食べてもいいルール。お菓子は全部ダメとしてしまうと我慢のストレスからリバウンドしてしまうため、1~2割は甘やかしてあげることに。これで食べてはいけないということから解放されて、ストレスを感じなくなりました。

食べるカロリーと出るカロリーと運動
8:2の法則で好きなものはおいしく楽しくいただきます

運動

そして一番大切だと考えているのが運動です。摂取したカロリーと出るカロリーがイコール、ここを目指そうと思ったのです。

私もそうでしたが、ほとんどの方がこの「運動」が足りていないのかもしれません。1~2割の甘やかしてOKルールがありますから、運動してカロリーを消費してあげる。シンプルにそう考えました。今でこそランニングがライフワークですが、その当時は運動なんて! という状態でしたので、そんな私が行ったのはこんな方法です。

  • 寝る前にストレッチ、腹筋、お尻あげ
  • ラジオ体操
  • 1日の中で1時間のウォーキング

ストレッチやラジオ体操を行うことで体が軽く楽に、ケガをしにくくなります。またウォーキングは有酸素運動であることから、脂肪燃焼に効果的だと言われています。

特にウォーキングはおすすめです。ウォーキングに慣れてきたら、ランニングシューズを履いて、まずは短い距離のランニングをスタートされるのもいいかもしれません。通勤などの時間も歩く距離を伸ばし、忙しくても歩くことを意識してみました。重い腰をあげてウォーキング、そして軽いランニングすることをおすすめします。

食べるカロリーと出るカロリーと運動
いつもウォーキングやランニングをするコースです

参考までにフレキシタリアンという考え方 

みなさんは、フレキシタリアンという言葉をご存じでしょうか?

ベジタリアンやヴィーガンという言葉は広く浸透していますが、フレキシタリアンという言葉はまだなかなか耳にされたことがないかもしれません。または別の言い方で「ミートレスマンデー」や「ミートレスデー」などは耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

これは、簡単にお伝えすると、お肉を食べる日を少なくする、という意味です。フレキシタリアンはベジタリアンやヴィーガンのように「お肉はまったく食べない」というものではありません。毎日は食べないけれど、たまには食べるのよ、といった感じです。

私の場合は1週間に1度か2度のみお肉を楽しんでいます。ハードなスポーツをしていることから、動物性たんぱく質を制限することはしませんが、毎日、または毎食、ではなく、お肉はたまに、といったところです。

この生活を続けていると、体のあちこちに変化が起こり、特に腸が健康になった気がしています。8:2の法則の食の部分で、もしもよかったら参考になさってみてください。

食べるカロリーと出るカロリーと運動
お肉も楽しみます

ストレスのないダイエット。食事と運動はセット

毎日の食生活を8:2の法則にすること、そして運動をすることで、現在はストレスのない食生活、そしてベストな体型を維持できているような気がします。食べて動く、食べて動く、小さな積み重ねから健康的にヘルシーに体型維持ができますように。なにかみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

 

■もっと知りたい■

杉崎夕子

メイクアップ・ビューティープロデュース・ウェルネスビューティーアドバイザー。
自然に身を委ね、マインドフルな生き方を大切にしています。スポーツしながらキレイになるをモットーに情報をお伝えしていきます。
instagram

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ