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- 年齢に負けない目元ケアで輝く瞳に
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回は、女性なら誰もが気になる「目元のケア」について、講座等でお話する内容を少し書かせていただこうと思います。
人の皮膚は一枚
いきなりすごいタイトルになってしまいました(笑)。少し詳しくご説明させていただくと、人間の皮膚には洋服のようにつなぎ目がありません。頭の先からつま先まで、一枚の皮膚で覆われています。
ハリハリだった全身のお肌。年齢を重ねていくにつれ、中身が老化し衰えてしまう。すると当然ながら覆っている皮膚もたるんできてしまうと私は考えています。
赤ちゃんや子供たちのお肌、そして10代、20代の女性たちのお肌もハリハリですよね。しかしそれは若いうちだけ……。年齢を重ねていくたびに、老化とともに中身と皮膚が下がってきてしまうのです。悲しい……。
年齢に負けないハリハリお肌を維持したい! そのためには、皮(皮膚)の中身、つまり体の中身をハリハリにすることが大切だと考えています。つまりは「体の中身を変えて、外側のお肌をハリハリにする」インナーケアやインナービューティーの考え方ですね。これらを意識するようにしています。
人のお肌(お顔だけではなくボディも)は外側からのケア1割、内側からのケア9割で決まると言われています。こちらについては第6回、第7回でも書かせていただきました。いつまでもたるみに負けないお肌を維持するために、よろしければ以前の記事も参考までにご覧いただけますと幸いです。
外側からのケア~目元のケア編~
年齢を重ねると目元について気になることが、たくさん出てきますよね。小ジワ、たるみ、クマ、くすみ……。講座でもお伝えしていますが、人間の目玉はとても大きいです。この目玉の重みが年齢を重ねていくと、たるみや小ジワの原因に。私がずっと行ってきている「目元ケア」をご紹介します。
- 目をこすらない
人は一日に何万回もまばたきをすると言われています。まばたきに加え、花粉症やアレルギーなどで目をこする回数が増えると、摩擦で小ジワの原因になると考えています。とても簡単なことですが、我慢できないかゆみはとてもつらく、こすってしまう時もありますよね。しかしできるだけ我慢!(笑)。数年後の目元のためにで「きるだけこすらない!」を心がけていますよ。
- 目元のメイク落としはなでるように
一年365日、メイク落としをします。5年で1825回、10年で3650回、20年で7300回、30年で10950回もお肌をこすっていることになります! わー、大変!
そのため目元のメイク落としはゴシゴシやりません。本当にそっと、そっと優しくなでるように行っています。最近のアイメイク品は落ちにくいものなどもありますので、目元専用のメイク落としを使うといいかもしれません。目元に負担をかけない。この意識を一年365日持ち続けましょう。
- 目薬でアイケア
うるるんとした瞳の女性は魅力的ですよね。でも、ドライアイになると目をパチパチ。まばたきの回数が増えると、目元の小ジワにも負担がかかってしまいます。そのため、いつも目薬を持ち歩くようになりました。ドライアイが引き起こす目のトラブル防止にもなります。私はあまり目にしみない優しいタイプのものを使っています。
- アイクリーム
スキンケアの際にアイクリームを使っています。アイクリームがない時は、スキンケアのラストにつけるクリームを代用。まぶた、下まぶた、そして「目のきわ」にそっとつけます。目元の皮膚はとても薄くデリケートなので、本当にそっとなでる程度の圧力でつけています。目元につけるのとつけないのとでは、翌朝の目元の状態が格段に違います。
- 目元マッサージ
先ほど書かせていただいたように、目元の皮膚はとても薄いです。そのため、ギイギイ圧力をかけるマッサージを私は行いません。疲れ目などにも効果があるとされている眉頭のツボを押したり、こめかみを押したりするマッサージを行ったり、目元を温めたりしています。「気持ちいい」と感じる程度の力で押し、目がすっきりとする感覚を感じたらおしまい。目がぱっちりますよ。
今回は目元のケアについて書かせていただきました。日々の積み重ね×365日。いつもより少しだけ丁寧な目元ケアで、数年後の目元が輝きますように。
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