紫外線とは?正しい日焼け知識とUVケア方法を解説
2024.07.292021年04月09日
お肌の大敵!紫外線対策(後編)
外からだけじゃなく、体の内からも紫外線ケアが肝心
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。前編では紫外線の種類や日焼け止めの選び方などについてお伝えしました。今回はそのケアについてお伝えしたいと思います。
紫外線・日焼けのケアについて
前回、「紫外線から肌を守るためにあなたに合った日焼け止めを」と題して、日焼け止めについて書かせていただきました。今回は、そんな紫外線・日焼けのケアについて書かせていただきたいと思います。
まず、私の場合は「外側からのケア」と「内側からのケア」のふたつを行うようにしています。お肌のキレイ!は、体の外側からのケアが1割、内側からのケアが9割と言われているからです。外側からのケアばかりフォーカスされますが、内側からのケアも行うことで肌トラブルが少なくなると考えています。
外側からのケア
- 日焼け止めをきちんと塗る
前回お伝えした様に、まずは日焼け止めをきちんと塗ること。これがなかなかできないという方もいらっしゃると思います。
私の友人は、ベランダに洗濯物を干す、ほんのちょっとの時間でも必ず日焼け止めを塗ることを長年習慣にしていました。そんな彼女はもちろん色白です。
日焼け止めは下地だけではなく、メイクアップベースやファンデーションにも含まれていることが多いです。表示を確認して、日焼け止め成分が入っているものを選ぶことをおすすめしています。日焼け止めのSPF値やPA値について、また種類については前回の記事をご覧いただけますと幸いです。 - 夜のケアをする
アウトドアを楽しんだり、うっかり日焼けしてしまった日は夜にケアを行っています。私の場合は、コットンかシートマスクに「たっぷりと」「ひたひたになるくらい」スキンローションを含ませてローションパックをしています。時間にして3~5分。家事をしながら、ストレッチをしながら行っていますよ。
スキンローションはその後塗布するミルクローションやクリームの浸透を高めてくれると言われています。たっぷりと使用してみることをおすすめします。また、うっかり日焼けしてしまい、お肌が火照ってしまったら、スキンローションを冷蔵庫で冷やして使うこともあります。
お肌が炎症を引き起こしてしまっている状態ですから、一刻も早く鎮静させなければ! 火照りを鎮め、早く元のお肌に戻るように祈りをこめて行っています(笑)。また、ミルクローションやクリームの量を多めに塗ることもしています。お肌の状態により保湿のパックを使用することもありますよ。キーワードは「倍の保湿」。よかったらやってみてくださいね。
内側からのケア
アウトドアを楽しんだり、日焼けしてしまうと体力を消耗してしまいますよね。体や胃腸なども疲れていることが多いです。おまけに、老化の原因とされる活性酸素が大量に発生してしまうといわれています。
私が内側からケアしているのはこんなことです。
- 水分補給
日焼けによって、体の外側も内側も乾燥していると考えます。普段より多めの水分を摂取するようにしています。 - ビタミン、たんぱく質を多めに摂る
普段よりも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE。私はACE(エースと呼んでいます)を多めに摂取しています。
ビタミンA
ホウレンソウ、ニンジン、モロヘイヤなど
ビタミンC
オレンジ、キウイ、ブロッコリーなど
ビタミンE
カボチャ、アボカド、アーモンドなど
たんぱく質
大豆類、卵、鶏のささみなど
簡単にいうと、色の濃い野菜やフルーツをたくさん食べる、豆類をたくさん食べることを意識しています。胃腸なども疲れていることから、揚げ物や炒め物は極力取らないようにしたりもしています。
- 睡眠
アウトドアや日焼けで体が疲れますよね。全身が疲労しているため、活性酸素も大量に発生していると考えています。とにかくしっかりと身体を休めること。特に睡眠中は美容に関する成長ホルモンが分泌されるといわれていることから、睡眠をしっかりと取るようにしていますよ。
寝ている間に新陳代謝が高まり、お肌が再生するといわれています。自律神経も乱れがちなので、とにかく質のいい睡眠を確保。入眠環境を整えてあげることも大切ですね。
すっかり春らしくなってきました。
これからが紫外線ケアをしっかりと行う時期になります。
数年後のお肌のために、アウトドアや日焼けしてしまった日はぜひケアをおすすめします。
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