手のシワ改善!簡単ハンドケア方法7つ&おすすめ商品
2024.08.182021年05月23日
メイクアップアーティストのインナービューティー
マスクで第一印象が大切!おでこのケア
メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。長引くマスク生活でまず目に飛び込んでくる「おでこ」のケアについて少し書かせていただこうと思います。
長引くマスク生活でまず目がいく「おでこ」の悩み
前回「年齢に負けない目元ケアで輝く瞳に」と題して、目元のケアについて書かせていただきました。今回は長引くマスク生活でまず一番に目がいってしまうおでこに注目し、「おでこのケア」についてお送りしたいと思います。
本来なら、頬や鼻などお顔全体のリフトアップマッサージなどについて書こうと思ったのですが、お顔全体ですと非常に長くなってしまいますので、続きはまた次回にお送りしたいと思います。
おでこの悩み。いろいろありますよね。おでこが広い・狭い、人によって形は異なりますが、みなさんこんなことでお悩みではないでしょうか……。
- シワ
- ぶつぶつ・にきび・吹き出物
- 脂っぽい・かさつき
おでこは、お顔の一番上の部分です。頭皮からつま先まで皮一枚の私たちは、年齢を重ねるごとに、頭皮から垂れてきて、おでこ、頬、首元、胸、お尻、膝回りと、たるみ、垂れ下がってきます。悲しい。
その人の骨格やお肉の付き方、また目の大きさなどにもよりますが、おでこのお悩みで一番多いのは深く刻まれてしまうシワですよね。
おでこ、そして鼻はTゾーンと呼ばれています。この部分が脂っぽくなり、いわゆる「テカリ」がお悩みの方もいらっしゃると思います。しかし、「テカリ」は必ずしも悪いものではないようです。
お肌を守ってくれる皮脂膜
皮膚は、汗腺から分泌された汗と、皮脂線から分泌された皮脂などが混ざった「皮脂膜」というもので覆われています。いわゆる「テカリ」とは皮脂膜のことを表すことが多いです。
皮脂膜の役割
- 肌表面からの水分の蒸発を防ぎ、うるおいを保つ
- お肌を弱酸性に保つ(ph4~6)
- 各層のバリア機能と保湿機能を守る
- 外部からの刺激を緩和する
- お肌を乾燥から守る
そうなんです。皮脂膜の役割は本当に重要!
でも、皮脂の分泌が多すぎると、お肌がべたついたり、汚れやすくなったりしてしまいますよね。また、ホルモンの影響も受けるため、思春期から成人になるまでは多く、子供や老人は少なくなります。
そして季節の変化にも影響を受けます。気温が高くなると皮脂が出るため、メイクが崩れたりくすみが起きることもあります。逆に気温が低すぎたりすると分泌が少なくなり、お肌のうるおいやツヤがなくなったりもしてしまうのです。
また、テカるのを気にして、おでこになにもつけない、またはミルクローションをつけない、という方もいらっしゃることでしょう。しかしこれらをしてしまうと、お肌のバランスが悪くなり、乾燥してしまいます。すると乾燥からお肌を守ろうと、お肌は皮脂をニューッ、と出して守ろうとしてしまいます。余計にテカってしまうのです。
紫外線を多く浴びた日など、乾燥と活性酸素によって皮脂が過酸化脂質になり、お肌の炎症の原因となったりもします。日焼けをしたら、おでこが妙にギラギラと脂っぽくなった経験がある方もおられることでしょう。
大切なのは、皮脂膜を適度に保つこと。
そのためには、通常のスキンケアが大切です。夏だからといってなにもつけない、ミルクローションはつけない、などはせず、通常のケアを続けることが大切だと考えています。また、食事・睡眠などにも注意が必要です。もちろん紫外線ケアも欠かせません。
皮脂膜は皮膚の表面を被う保護膜。お肌を守ってくれるもの。意識してみてください。
おでこのリフトアップマッサージ
簡単なおでこのリフトアップマッサージをお伝えします。いつでもどこでもできますのでぜひやってみてください。
1. 人差し指をこめかみに、小指を眉頭のつぼに、中指と薬指を眉毛の下に置きます。
2. 力を抜いて、そのままギューッと、髪の生え際まで骨を感じる程度の圧で上に引き上げます。
3. 一日5回程度でも大丈夫。目がすっきりパッチリします。
こちらは、コロナが始まって緊急事態宣言が発令された2020年のゴールデンウィーク頃に、わたくしのプロフィールにリンクがあるInstagramインスタライブで毎日シリーズ配信していました。現在はプロフィールにあるリンクとは別のアカウントInstagram:urara_skywalkerにて動画を貼ってあります。宜しければご覧ください。
まとめ
マスク生活が定番となりました。人から見られる時、おでこや目元に目がいきがちですよね。潤いがあり、ハリのあるおでこになれますように。
お肌は皮膚一枚。おでこだけではなく、全体のケアが必要です。次回は頬などについて書きたいと思います。
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