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メイクアップアーティスト・ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回は「フードバンク」というボランティアについて書かせていただこうと思います。
フードバンクを知ったきっかけ
私がフードバンクの存在を知ったのは、2021年初夏あたりのことでした。
コロナ禍でいろいろ模索する中、自身の学びのために入ったオンラインサロン。こちらのボランティア活動の中で知りました。長引くコロナ禍で今、子どもの貧困がますます問題になっています。「ごはんが食べられない子どもたちがいるなんて耐えられない!」そう思って夏から活動を始めました。
今回は美容や更年期やメンタルのことではなく、こちらのテーマについてお話ししますね。
フードバンクとは
フードバンク活動は、食品の品質には問題がないものの通常の販売が困難な食品を、NPO等が食品メーカー等から引き取って、各福祉施設・団体・生活困窮者個人へ無償提供する活動のことです。
※東京都環境局のHPから抜粋
全国にあるフードバンク
フードバンクでは、食品メーカーだけでなく個人にも食品の提供を呼びかけ、必要としている人へ届けてくれます。ボランティア活動をするにあたり、私が住む街にもフードバンクがあるか早速調べたところ……。ありました! 市町村によっては、何か所かあるところもあるようです。
また、場所によって受け付けているものも異なります。私が住む地域のフードバンクふじのくには、生もの、お水やドリンクがNGでした。
電話を入れ、受付をしている時間帯を確認。私の場合は一人暮らしでフードロス問題にも取り組んでいることから、自宅に余った食材はほとんどありませんので買い出しに出かけました。
生ものとお水やドリンク以外ということたっだため、カップラーメンやレトルトカレー、お菓子、そうめん、缶詰などを用意。ドキドキしながら、初のフードバンクへ向かいます。
到着するとにっこりと職員さんが迎えてくださり「ありがとうございます」と、とても優しい笑顔で受け取ってくださいました。ああ、私もうれしい! 行ってよかった!
寄付の仕方もさまざま
月に一度はお伺いしたいところですが、なかなか伺えなく困っていたところ、フードバンクのHPでお金による寄付ができることを知りました。
これならできる! 毎月決めた金額を、携帯電話料金から引き落としてくれます。テクノロジーによる便利な世の中に感謝ですね。
毎月少しばかりですが、何かほんの少しでも誰かのお役に立たせてもらえるなんて、本当にありがたいことです。それからは、ずっと続けています。
これからのこと・こども食堂のこと
これから世の中は、さまざまな二極化が進んでいくといわれています。貧困の問題も、さらに進んでいくことでしょう。
私自身、裕福な家に育っていないことから、食べられない人や子どたちがいるということは、幼少期の自分と重なりとても胸が痛みます。
こども食堂を開設して取り組まれている方々もおられ、本当に素晴らしいと思います。
自分にできる温かさのお裾分け。みなさんもご自宅にある要らない食材や食料を寄付してみませんか? フードバンクのことをもっと知ってもらえたら、こんなにうれしいことはありません。
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