
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
公開日:2025年05月28日
50代婚活奮闘記20・シングルマザーC恵の場合
恋愛・婚活ジャーナリストの清葉アキコが出会った婚活女子の第20話。婚活アプリでの痛手を踏み台にし結婚相談所での婚活を始めたC恵は、婚活アドバイザーのMさんにお相手選びをお任せ。すぐに1人目のお見合いが成立し、仮交際には進んだのだが……。
C恵の話はこちらから!オンラインでお見合いした相手と仮交際に進むことになったものの、C恵の心の中はザワザワとしている。ドキドキではない。戸惑いのような落ち着かない感じだ。たった1時間、画面越しで面接のように話した相手とデートをすることになったのだが、このデートってのが、C恵が思っているデートではダメなようなのだ。
「アキコさーん、仮交際ってなんなの!?どうしたらいいの~?」。そんなC恵からSOSのメッセージに気が付いたのは、だいぶ夜も更けた時間だった。明日、初回の仮交際デートだという。「オンラインお見合いだったなら今回は初対面になるのだし、普通に会って、お茶して、相手の雰囲気を見てくればいいんじゃないの?婚活アプリでも初対面ってそんな感じだったでしょ?」。日付が変わって当日になってしまったが、そんなふうにさらりと返した。すると、即レスでC恵からのメッセージが届いた。まだ起きていたのか!
「アプリでやり取りした人と初対面する感じと同じでいいのかな、って思っていたんだけど、なんかそういう感じでもなさそうで……」。いろいろと考えていたら、いつもの就寝時間をとうに過ぎてしまったとC恵。もともと男性と話すのが苦手で人見知りがちではあったが、婚活アプリでいろいろな男性と会っているうちに、だいぶ緊張せず話せるようになったはずでは? 今も初対面の男性と話すの、緊張しちゃうのかしら?
立て続けにC恵からのメッセージが届く。「結婚相談所に入会しに行ったとき、アドバイザーのMさんから言われたの。『婚活ってね、短期集中でやった方がうまくいく確率が高いのよ。何年も退会せずに続けていたり、いくつもの相談所を渡り歩いたりしている人も少なくないけど、長く婚活を続けている人ほど決まらない』って。
だから短期決戦を狙おうと思うんだけど、その場合、仮交際デートでただ楽しくお食事してくるだけダメみたいで……。ねぇ、仮交際のデートって何をしたらいいの?」
たしかに、以前、Mさんに聞いたことがある。「みなさん、どのくらいで成婚退会するの?」って。相談所に入会して半年くらいがほとんどと言っていたのを覚えている。それだと、ざっと見積もってもそんなにたくさんの人に会っているわけではない。みんなが絶好のタイミングでビビッと来るような運命の相手と出会ったとは考えづらい。
「老若男女問わず、成婚退会する人の多くは、3~8人くらいしか会っていないです。“こういう相手”という条件をクリアしていたら、あとはその人と婚約に向けてすり合わせをしていくだけ」
なるほど、退会してから『こんなはずじゃなかった』とならないためには、一回一回のデートで必要事項をしっかり確認しておかなくちゃいけないってことか……。Mさんの話を聞いて、感心したことを思い出した。
実際、ほかの婚活アドバイザーさんに取材をした際、「条件に合わない人と会うのは時間の無駄なので、『初回のお見合いで結婚相手に求めることを全部聞いて確認してきなさい』って言っているんです」という方がいた。これも一理ある。
デートを重ねて仲良くなっていく中で絶対に譲れない条件を少しずつ聞いていき、いざ真剣交際になってから「条件とは違った」と判明したら、そこまでの時間はお互いに無駄。ほかの人とのお見合いやデートに時間を使えばよかった……となるからだ。
「結婚という共通の目的を持つ相手の中から条件に合う相手と出会い、短い期間で結婚に向けて進めていくのが結婚相談所での婚活。デートを重ねて少しずつ相手のことを知っていく普通のデートを重ねていたら、仮交際期間も真剣交際期間も、あっという間にタイムリミットになっちゃいますから。
この人は条件に合う!と思ったら、その人との結婚に向けて必要事項を確認していく――。そう考えると、仮交際になってからは、週1回楽しくお食事しているだけでは難しいでしょうね。成婚に至った人は、週に何度も会っています。短期集中で進めるのが成功の秘訣!」
Mさんにそうアドバイスを受けたC恵。「婚活アプリでは、初回は相手の雰囲気を確かめるだけの気軽な感じで、初対面から結婚を意識したことなかったの。でもお見合いって完全に『結婚相手としてどうか?』って感じで……」。お見合いもデートも、次回会うかどうかを都度決めていく面接みたいだと思ったら、どういう話をしたらいいのかわからなくなったらしい。
実際、私自身も、かつてお見合いのときに、「結婚後はどこに住みたいですか?」「親との同居の可能性はないですか?」「朝は何時に起きますか?」「仕事は完全に土日休みですか?」など細かく質問されたことがある。「柔軟剤は何を使っていますか?」「朝はご飯派ですか?パン派ですか?」「バスタオルはどの頻度で洗いますか?」などまで聞いてきた人もいた。
まぁ、そこまで細かく聞いて「自分と違ったら、ナシ!」なんて判断していたら、永遠に相手探しをし続けることになると思うが、相手にいろいろなことを具体的に聞いて知ることは、一緒に暮らすイメージがわきやすい。相手にもそう思わせるためにも、自分のこともしっかり話しておく必要があるってこと。
「この人となら結婚できそうだ」と思わせることができるところまでいくには、「この人って、いったいどんな人なんだ?」という疑問をいち早く解消しなくちゃ!
「真剣交際になってから『やっぱり違った』となったり、成婚退会してから『こんな人だったら結婚できない』と婚約破棄になったり、結婚してからいろいろ発覚してしまってはお互いに不幸。仮交際は短期間だから“よくわからなくて当然”と思っていたら、その流れで本交際になっても、きっと決められない。
結婚相手としてアリかナシかを短期間で見極めるためにも、デートでは“相手を知るため”の会話と“自分を知ってもらうため”の会話、そして“結婚後の生活を意識させる”会話をしなくちゃ!って話だと思うよ」と私。
その日、C恵はモヤモヤしながらなかなか寝付けず、緊張したまま仮交際の初デートに向かったらしい。その結果はいかに!?
三島さんからのひと言
『短期間で成婚退会している人は、結婚相手に求める条件や大切にしたいことが明確。仮交際デートは結婚のイメージや相手に対する条件に合っているか確認していくものと目的を明確にしていくと、おのずと会話や質問がわかるのではないでしょうか』
婚活業界歴19年。20代・30代向けの結婚相談所「ganmi(眼深)」と50歳以上の結婚相談所「とわ婚」(https://towakon.net/)を展開する株式会社ヒカルヨの代表をつとめる。メディア出演多数。著書に『「普通」の結婚がなぜできないの?』(WAVE出版)、『婚活は「がんばらないほうが」うまくいく』(秀和システム)がある
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