八十路を元気に(1)

Dr.中村格子の「格-KAKU-トレ」ただ今実践中

公開日:2024.05.02

更新日:2024.05.09

二足歩行の人間を80年余り続けてきました。体の故障もあちこち出てきましたよ。さあ、どうする?

Dr.中村格子の「格-KAKU-トレ」ただ今実践中
Dr.中村格子の「格-KAKU-トレ」 より

私は健脚自慢だった

下半身安定型の体型のせいか、昔から歩くことが大好きでした。ところが後期高齢者と呼ばれる頃から膝に痛みを覚え、「変形性膝関節炎」と診断されました。高齢者によくあることですが、私に限って無縁だと思っていたのです。

一時は歩くのに杖がいるほどの状態だったのですが、注射やリハビリ、靴などのケアでどうにか痛みを感じなくなりました。ところが今度は腰痛です。

朝起き上がる時、腰の痛みに耐えかねて四つ這いのまま2・3歩移動し、つかまり立ちする始末でした。朝支度しているうちに痛みは消えるのですが、痛む場所は、昔一番くびれていた腰の右側だったり、左側だったり、はたまたその下辺りだったり……。

いずれも朝支度のうちに痛み解消になるのですが、ふと思い当たったのは、私の体の歪み。姿勢の悪さです。

中村格子さんの格トレ入門編に入門

お家で好きな時に、と言われてもかえって続かない私です。一番簡単そうなところから始めようと、始める前から怠け心が見え見えでした。

入門編は4部からなっていて、さらに初級編・中級編と進級していきます。入門編では、「体の歪みチェックと呼吸法」「下半身の歪み改善」「上半身の歪み改善」「筋トレ効果を上げるコツ」で構成されています。

格子先生の格言が面白い

タイトルとは別にある格言はまさに金言です。

「姿勢と呼吸は表裏一体」が第一部。私はこの時、早々と自分の体の歪みを気付かされました。そして「歪み取りは土台から」「痛みの元は歪みから」「筋肉を意識する」と格言は続きます。

毎日少しずつ実践し、おかげさまで、寝起きの腰痛はなくなりました。

初級編に期待

入門編だけでも十分効果があったのですが、欲を出して、初級編にも挑戦します。格子先生の講座で腰痛の根を断つことが今年(2024年)の目標の一つになりました。

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

コメントを書く

  • avatar
    もう、「うん、うん」と・・・頷きながら読ませていただきました。まさにおっしゃる通りで、アチコチがガタピシしてきました。何もしないでいると悪化の道を突き進むことに ... なりそうです。意識してケア&体操、そして生活の改善が必要です。納得しながら、自分のことのように感じます。気付きをありがとうございます。翠
  • avatar
    翠さん、ありがとうございます。私は、椅子に座る時間が長くなると、体幹が緩んでしまいがちです。その積み重ねで躰が歪んでしまった、と我が身を反省しています。「歪」と ... いう漢字も実に妙味のある字だと感じ入っています。とし古

注目企画